「公務員って安定しているって聞くけど、実際どんなメリットがあるの?」
そんな疑問を持っているあなたへ。
この記事では、元県庁職員として約9年間働いた筆者が、公務員になって本当に良かったと実感したメリット27選を、リアルな体験談を交えながらわかりやすく紹介します。
【この記事はこんな方におすすめ!】
公務員という仕事に興味がある方
民間企業と迷っている就活生
公務員試験のモチベーションを高めたい受験生
※この記事の内容は、筆者自身の実体験と、公務員としての業務を通じて得たリアルな感想をもとにまとめています。

- 1 公務員になるメリット【全27選】
- 1.1 1.営利目的ではなく、公共のために働ける
- 1.2 2. スケールの大きい仕事に携われる
- 1.3 3. さまざまな職種・業務を経験できる
- 1.4 4. 売上ノルマや営業目標がない
- 1.5 5. 職員同士の過度な競争が少ない
- 1.6 6. 真面目で誠実な人が多い
- 1.7 7. 数年ごとに必ず異動がある
- 1.8 8. 他県・他市への転勤がほぼない
- 1.9 9. 完璧な年功序列制度がある
- 1.10 10. 休日が豊富でしっかり休める
- 1.11 11. 男女で給料格差が一切ない
- 1.12 12. 初任給は低いが、収入は安定している
- 1.13 13. 退職金がしっかり支給される
- 1.14 14. ボーナスが年2回、必ず支給される
- 1.15 15. 通勤手当・住居手当も完備されている
- 1.16 16. 残業代もちゃんと支給される(ただし現実は…)
- 1.17 17. 結婚休暇がしっかり取得できる
- 1.18 18. 職員宿舎に格安で住める
- 1.19 19. クビになることが基本的にない(超安定雇用)
- 1.20 20. 新人にも優しい研修・サポート体制がある
- 1.21 21. 公務員はモテる
- 1.22 22. 社会的信用度が圧倒的に高い
- 1.23 23. 子育てがしやすい環境が整っている
- 1.24 24. 有給休暇を取りやすい
- 1.25 25. 病気になっても療養に専念できる
- 1.26 26. 定年後の再雇用制度が充実している
- 1.27 27. 配属先によっては定時上がりも可能
- 2 【まとめ】公務員は「努力に見合うメリット」がたくさんある職業!
公務員になるメリット【全27選】

1.営利目的ではなく、公共のために働ける
公務員最大の特徴は、営利を目的とせず、地域社会や住民のために働けることです。
民間企業では、最終的に「商品やサービスを売って利益をあげる」ことが求められます。
一方、公務員は利益を追求する必要がありません。
住民の生活を守り、地域をより良くするために、純粋な気持ちで仕事に取り組めます。
たとえば、
災害時に迅速な支援を行う
高齢者や子育て世代を支える制度を整える
環境保護や地域活性化のための政策を立案するといった、直接社会に貢献する仕事が中心です。
【こんな人に向いている!】
社会貢献にやりがいを感じたい人
利益追求よりも人の役に立ちたい人
長期的な視点で社会を良くしたい人
【参考記事】
2. スケールの大きい仕事に携われる
公務員になると、民間企業では経験できないようなスケールの大きな仕事に関われます。
たとえば、
国や県をまたぐ大規模な公共事業
観光振興プロジェクト
農業や環境分野の政策立案
災害時の緊急対応や復興支援
地球温暖化対策や国際交流事業 など、社会全体に影響を与えるような仕事ができるのです。
特に、県庁や国家公務員として働くと、その実感はより強くなります。
単に「部署の業務」や「チームのノルマ」を追うだけではない、地域・国レベルで未来を支える使命感を味わうことができます。
【こんな人に向いている!】
影響力の大きい仕事をしたい人
地域や国の発展に貢献したい人
自分の仕事に誇りを持ちたい人
3. さまざまな職種・業務を経験できる
公務員は、一つの職種に留まらず、多種多様な仕事を経験できる点が大きな魅力です。
行政職で入庁すれば、
政策立案
財務・経理
福祉支援
環境保護
防災・危機管理
広報・マスコミ対応
国際交流
教育行政
など、本当に幅広い業務に携わることになります。
しかも、数年に一度の異動が必ずあるため、違った分野にチャレンジできる環境が整っています。
例えば、ある県庁ではこんなに多くの部署が存在しています。 (抜粋)
危機管理防災課
国際交流課
DX推進課
健康福祉政策課
ゼロカーボン推進室
山岳高原観光課
選挙管理委員会
教育政策課
数年ごとにこれらの部署を異動しながら、行政マンとしての幅広いスキルを身につけることができるのです。
【こんな人に向いている!】
多様な仕事にチャレンジしたい人
一生同じ仕事だと飽きてしまいそうな人
キャリアの幅を広げたい人
4. 売上ノルマや営業目標がない
民間企業では、売上目標や営業成績が常について回りますが、公務員には一切ノルマがありません。
求められるのは、
書類の締切を守ること
事業を期限までに完了させること くらいで、数字を追い詰められることは基本的にありません。
もちろん部署によっては、「予算の消化目標」や「事業達成の数値目標」が設定されることもありますが、民間営業のようなプレッシャーのかかるノルマ競争とは無縁です。
【こんな人に向いている!】
数字に追われる働き方が苦手な人
自分のペースでコツコツ働きたい人
落ち着いた環境で長く働きたい人
5. 職員同士の過度な競争が少ない
公務員の世界では、民間企業のような激しい出世競争はあまり見られません。
理由は、基本的に「年功序列」で昇進・昇給していく仕組みだからです。
同期はだいたい一斉に昇格
成績による極端な差は少ない
派手な社内競争はほぼない
もちろん、中には出世を強く意識している職員もいますが、民間企業に比べればギスギス感はかなり少ないと言えるでしょう。
【こんな人に向いている!】
ギスギスした職場が苦手な人
みんなで協力して仕事を進めたい人
平和な職場環境を大切にしたい人
6. 真面目で誠実な人が多い
公務員は、基本的に公務員試験を突破してきた真面目な人たちで構成されています。
優等生タイプ
コツコツ型
誠実で穏やかな性格
こういった人が多いため、職場の雰囲気も比較的落ち着いています。
もちろん、どんな職場にも
クセの強い人
パワハラ気質の人
など一定数は存在しますが、民間に比べれば少なめです。
【こんな人に向いている!】
落ち着いた環境で働きたい人
周囲と協力しながら仕事を進めたい人
真面目な仲間と一緒に頑張りたい人
7. 数年ごとに必ず異動がある
公務員は、基本的に数年ごとに異動がある職業です。
部署異動により、様々な分野・業務を経験できるだけでなく、人間関係のリセットができるというメリットもあります。
たとえば、
相性が悪かった上司や同僚と離れられる
長期クレーマー対応から解放される
業者トラブルをリセットできる など、職場環境のリフレッシュが図れます。
もちろん、異動にはデメリットもあり、
ようやく慣れた業務から離れなければならない
気の合う仲間と別れることになる
という寂しさもあります。
それでも、キャリアの幅が広がり、人間関係をリセットできることは大きなメリットです。
【こんな人に向いている!】
同じ職場にずっといるのが苦手な人
色々な経験を積みたい人
もしものときの逃げ道を確保したい人
8. 他県・他市への転勤がほぼない
県職員や市町村職員であれば、基本的に県内・市内での異動に限定されます。
これは、民間企業の全国転勤とは大きく異なる点です。
ときには国や他市への派遣もありますが、例外的なケース。
通常の異動では、生活拠点を大きく変える必要がありません。
マイホームを持ちやすい
子どもの転校リスクが少ない
親の介護もしやすい
このように、人生設計が立てやすくなるのも公務員の大きな魅力です。
【こんな人に向いている!】
地元でずっと働きたい人
家族との生活を大切にしたい人
長期的なライフプランを重視する人
9. 完璧な年功序列制度がある
公務員の世界は、完全なる年功序列です。
- 仕事ができない人
- 問題行動がある人
- コミュ障な人
- メンタル疾患を抱えている人
- 残業をしない人
- プライベートを優先する人
- 学歴の低い人
- パワハラする人
などでも関係なく年齢に応じて昇任・昇給していきます。
目立たなくても、コツコツ続ければ確実にポジションが上がります。
ただし、
超高学歴(東大・京大・早慶など)
特別に優秀な人材
は、同期よりやや早く昇任することもありますが、それもごくわずかです。
【こんな人に向いている!】
コツコツ型で一発逆転を狙わない人
安定的にキャリアアップしたい人
確実に昇進・昇給していきたい人
10. 休日が豊富でしっかり休める
公務員は、基本カレンダー通りの休日が保障されています。
土日祝日休み
年末年始休暇
夏季休暇
年次有給休暇
特別休暇(結婚・介護・忌引きなど)
と、民間企業に比べても休暇制度が非常に整っているのが特徴です。
特に有給休暇は、
毎年20日間付与
余った分は翌年に繰り越し可能
スケジュールを自分で管理できれば取得しやすい と、非常に恵まれた環境にあります。
ただし、
ゴールデンウィーク(GW)
お盆休み
は「有休取得」が必要なので、そこだけは注意が必要です。
【こんな人に向いている!】
プライベートも充実させたい人
有給休暇をしっかり使いたい人
無理なくワークライフバランスを整えたい人
【参考記事】
【まとめ】地方公務員の手厚い休暇制度。有給は何日?うつ病は何日休める?特別休暇とは?
11. 男女で給料格差が一切ない
公務員は、性別による給与格差がゼロです。
初任給
昇給
昇任
退職金
これらにおいて、男女差は一切ありません。
そのため、女性も長期的なキャリアを築きやすい環境が整っています。
ただし、育児休暇などで休業期間が長くなると、その分だけ昇進のペースが一時的に遅れるケースはあります。(復帰後はまた通常のキャリアパスに戻れます)
【こんな人に向いている!】
性別に関係なくキャリアを築きたい人
安心して育休・産休を取りたい人
男女平等の環境で働きたい人
12. 初任給は低いが、収入は安定している
正直に言うと、公務員の初任給は大手民間企業に比べると低めです。
大卒初任給は、民間より2〜3万円安いことが多い
若手のうちは「ちょっと寂しい」と感じることも
しかし、収入の安定感は抜群です。
給料が急に下がることはない
景気に左右されにくい
毎年確実に昇給する
ボーナスも安定支給(年2回)
さらに、地方だと民間給与水準も低めなため、田舎では「公務員=高給取り」扱いされることもあります。
【こんな人に向いている!】
コツコツ堅実に収入を伸ばしたい人
不安定な景気に左右されたくない人
安定収入で将来設計を立てたい人
【参考記事↓】
13. 退職金がしっかり支給される
公務員の退職金は、今でも非常に手厚いです。
定年退職まで勤め上げれば、
退職金:約2,000万円前後
(※自治体や年度により変動あり)
近年は民間企業の退職金制度が縮小傾向にありますが、公務員はまだまだ「老後資金」としてしっかり確保できる環境にあります。
もちろん、自己都合退職や途中退職だと減額されますので、その点だけは注意しましょう。
【こんな人に向いている!】
老後の生活資金をしっかり確保したい人
長く安定して働き続けたい人
定年まで腰を据えて働きたい人
【参考記事↓】
国家公務員・地方公務員の退職金ってどのくらい?(定年退職・自己都合の場合)
14. ボーナスが年2回、必ず支給される
公務員は、年2回(夏・冬)のボーナスが必ず支給されます。
支給率は年間で月給の4ヶ月分以上
支給日に確実にもらえる
景気に左右されない安定支給
民間企業では、業績によってボーナスカットや支給ゼロも珍しくありませんが、公務員の場合は条例・規則に基づいて確実に支給されます。
たとえ自治体の財政が厳しくなっても、すぐにボーナスが無くなることは基本ありません。
【こんな人に向いている!】
安定したボーナス収入を得たい人
賞与を前提にライフプランを立てたい人
確実な年収アップを目指したい人
【参考記事↓】
【公務員のボーナス】支給日、計算方法、新規採用者や休職中はどうなる?
15. 通勤手当・住居手当も完備されている
公務員は、基本的に
通勤手当(交通費)
住居手当(家賃補助)
がしっかり支給されます。
通勤手当は、
電車・バス通勤なら定期代全額支給
車通勤でもガソリン代に応じた手当あり
住居手当は、
家賃の半額を上限付きで補助 (上限額は自治体による)
この手当のおかげで、生活費の負担が大きく軽減されます。
16. 残業代もちゃんと支給される(ただし現実は…)
公務員は、残業した分、申請すれば残業代がしっかり支給されます。
(正式名称:時間外勤務手当)
月ごとの実績に基づいて支給
申請すれば正当に受け取れる
違法な未払いは基本ない
ただし現実問題として、
暗黙の了解で申請しない風潮がある
「残業代上限目安」が設定されている
サービス残業が横行している部署もある
という課題もあります。
つまり、「しっかり申請すればもらえる」という建前と、「申請しづらい現場」のギャップが存在するのが実態です。
【こんな人に向いている!】
正当に残業代を申請できる環境を選びたい人
申請をためらわず行動できる人
できれば定時退社を目指したい人
【参考記事↓】
公務員は月に平均どのくらい残業代(時間外勤務手当)をもらってるの?
17. 結婚休暇がしっかり取得できる
意外と知られていませんが、公務員には結婚休暇(有給)が制度として完備されています。
期間:5日〜7日間(自治体による)
土日を絡めれば最大10連休以上も可能
ハネムーンも余裕で行ける
民間企業だと、結婚休暇がない、または無給の場合もありますが、公務員ならしっかり休暇が保障され、給与も満額支給されます。
18. 職員宿舎に格安で住める
公務員には、自治体が用意する職員宿舎に格安で住める制度があります。
単身用なら月8,000円前後〜
世帯用でも一般賃貸より格安
家賃補助も並行して受けられる場合あり
築年数や立地にもよりますが、民間の賃貸と比べると圧倒的にコスパが良いです。
浮いたお金で、貯金や自己投資に回すことも可能!
【こんな人に向いている!】
固定費をとにかく抑えたい人
住まいにあまりこだわらない人
貯金や資産形成を重視したい人
19. クビになることが基本的にない(超安定雇用)
公務員は、よほど重大な不祥事を起こさない限りクビ(懲戒免職)になることはありません。
リストラなし
事業縮小・廃止による解雇なし
不況や業績悪化による整理解雇なし
雇用がこれほどまでに守られている職業は、他にほとんどありません。
ただし、
公務員は雇用保険に加入していない(失業手当なし)
不祥事(犯罪・重大な非違行為)を起こした場合は例外
という注意点もあります。
【こんな人に向いている!】
とにかく安定を求めたい人
長期的な雇用保証を重視する人
精神的ストレスを減らしたい人
【参考記事↓】
公務員の懲戒免職(クビ)などの事例(受験生、採用予定者、試用期間中も要注意)
20. 新人にも優しい研修・サポート体制がある
公務員の世界は、新人教育にも力を入れています。
入庁時の新規採用職員研修
職場でのOJT(実地研修)
配属先による業務マニュアルの整備
初期半年間は原則「単独運転禁止」など安全配慮
いきなり難しい仕事を丸投げされることはほとんどなく、段階的に仕事を覚えていける仕組みになっています。
とはいえ、OJT担当の上司や先輩に当たりハズレがあるのは正直なところです。
(良い指導者に巡り会えるかどうかは”運”もあります)
【こんな人に向いている!】
新しい環境に不安がある人
じっくり丁寧に仕事を覚えたい人
初めての社会人生活に不安を感じている人
【参考記事↓】
公務員新人職員におすすめの本を元県庁職員が紹介!(公務員の仕事の作法)
21. 公務員はモテる
意外かもしれませんが、公務員は婚活市場で非常に人気が高いです。
安定収入
クビなし
社会的信用度抜群
という特徴から、マッチングアプリ・合コン・街コンなどでも「公務員」というだけで好印象を持たれることが多いです。
さらに、相手の親御さん世代にもウケが良く、結婚に向けた交際がスムーズに進むことも少なくありません。
【こんな人に向いている!】
将来の結婚を見据えている人
安定志向のパートナーを求めたい人
恋愛・婚活でも有利に立ちたい人
【参考記事↓】
【県庁職員の結婚】出会い、結婚年齢、相手の職業など20組分を紹介
22. 社会的信用度が圧倒的に高い
公務員は、社会的信用度が非常に高い職業です。
これにより、さまざまな場面でメリットがあります。
住宅ローン審査が通りやすい
賃貸契約がスムーズ
クレジットカードや各種ローンの審査も有利
結婚相手の家族からの評価が高い
地元や親戚からの評判が良い
つまり、公私ともに「信頼されやすい」立場に立つことができるのです。
【こんな人に向いている!】
社会的な信用を重視する人
ライフプランをスムーズに進めたい人
安心できる肩書きを持ちたい人
【参考記事↓】
23. 子育てがしやすい環境が整っている
公務員は、子育て支援制度が非常に充実しています。
産前産後休暇
育児休業(男女ともに取得推奨)
時短勤務制度
子の看護休暇
復職支援プログラム
これにより、
育児と仕事の両立がしやすい
育休取得後もキャリアを続けやすい
ワークライフバランスを保ちやすい
という環境が整っています。
男性職員の育休取得も推進されており、今後ますます子育てと両立できる職場になっていくでしょう。
【こんな人に向いている!】
将来的に子育てを考えている人
育児と仕事を両立したい人
子どもができてもキャリアを諦めたくない人
【参考記事↓】
男性国家公務員の「育児休業」取得率急増中!給与は?昇給は?出世に影響は?
24. 有給休暇を取りやすい
公務員は、年次有給休暇(年20日・繰越もでき最大40日間)を比較的自由に取得できます。
事前に申請すればほぼ確実に取得できる
急な体調不良や家族の用事でも柔軟に対応してもらえる
リフレッシュ休暇や長期休暇も取りやすい
忙しい部署ではやや取りづらい場合もありますが、基本的には「自分のスケジュール管理次第」で休暇を調整可能です。
民間企業に比べると、有給消化率が高い職場環境といえます。
【こんな人に向いている!】
仕事だけでなくプライベートも充実させたい人
体調管理を優先しながら働きたい人
自由に休みを取りたい人
【参考記事↓】
25. 病気になっても療養に専念できる
公務員は、病気による休職制度が非常に手厚いです。
療養休暇(全額支給)が一定期間保障
その後も共済組合から給与補助あり
クビや減給リスクが低い
民間企業では病気による長期離脱がキャリアに大きな影響を与える場合もありますが、公務員なら安心して療養に専念できる環境が整っています。
ただし、数年以上休職が続く場合は、最終的に退職勧告を受ける可能性もあります。
【こんな人に向いている!】
将来の健康リスクを考えている人
病気になってもキャリアを守りたい人
長期的な安心を重視したい人
26. 定年後の再雇用制度が充実している
公務員は、定年後も希望すれば「再任用職員」として働ける制度があります。
定年(通常60歳)後、65歳まで勤務可能
勤務日数や時間を選択できる(週3日〜フルタイム)
退職金と年金を受け取りながら働ける場合もあり
また、現役時代に管理職を務めた職員は、関係団体や公益法人などに再就職するケースもあります。
(いわゆる天下りとは違い、しっかりと役割を持って活躍しています)
【こんな人に向いている!】
60歳以降も働きたい人
セカンドキャリアを見据えている人
定年後も社会とのつながりを持ち続けたい人
27. 配属先によっては定時上がりも可能
公務員の職場は、
定時で上がれる「超ホワイト部署」
残業・休日出勤が当たり前の「激務部署」
の両方が存在します。
ただし、うまく配属されれば定時帰りが可能な職場に巡り会えることもあります。
定時帰りができると、
ワークライフバランスが最高
趣味や家族との時間が充実
体力的・精神的負担が軽い
といった大きなメリットがあります。
ただし、どこに配属されるかは正直「運」。
希望を出すことはできますが、必ず通るわけではありません。
【こんな人に向いている!】
仕事とプライベートをしっかり分けたい人
無理なく長く働きたい人
心身の健康を重視したい人
【参考記事↓】
【公務員の残業代】月に平均でいくらをもらってるの?(上限・計算方法解説)
【まとめ】公務員は「努力に見合うメリット」がたくさんある職業!
ここまで、元県職員の筆者が感じた「公務員になるメリット27選」を紹介してきました。
もちろん、公務員にも
激務部署に当たる
異動で環境が変わる
保守的な組織文化に悩む
などのデメリットは存在します。
【参考記事↓】
県庁職員に転職する前に絶対に知っておきたいデメリット(元県庁職員の本音)
しかし、それを補って余りあるほど、安定性・社会的信用・福利厚生・やりがいに優れた職業です。
これから公務員を目指すあなたへ。
努力に見合うだけのメリットは、きっと手に入るはずです。
ぜひ、自信を持ってチャレンジしてください!
【公務員に興味がある人↓】
公務員に興味がある人は、以下の資格スクールのクレアールが発行している無料ガイド本を読むと公務員試験の全体を把握しやすいのでおすすめです。
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