公務員には結婚した場合にまとまって休みが取れる「結婚休暇」という休暇制度があります。
全都道府県、全指定都市、そして99.9%の市区町村で「結婚休暇」が導入されています。
(総務省「平成30年度地方公共団体の勤務条件等に関する調査結果」)
(総務省「平成30年度地方公共団体の勤務条件等に関する調査結果」)
結婚休暇中は、もちろん給料100%でます、有休と一緒です!
今回は公務員の「結婚休暇」について簡単シンプルにご紹介します。
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国家公務員の結婚休暇
「連続する5日間」
取得時期:婚姻届の日や結婚式の日などの「結婚の日」の5日前から「結婚の日」のあと1ヶ月間。
地方公務員の結婚休暇
東京都
「連続する7日間」
取得時期:婚姻届の日や結婚した日の1週間前から当該日のあと6ヶ月間。
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静岡県
「7日間」(分割可能)
取得時期:婚姻届の日や結婚式の日などの5日前の日から当該日あと1ヶ月間。
新潟県
「8日間」(分割する場合は6日間。8日間には週休日及び休日等を含む)
長野県
「連続する7日間」(7日には週休日や休日を含まない)
横浜市
「結婚の日から引き続き6日間」
仙台市
「連続する7日間」
まとめ ~結婚休暇取得率はほぼ100%~
以上、公務員の結婚休暇について、さくっとご紹介しました。
自治体により微妙に日数や取得時期が異なっていますが、国家公務員に比べ、地方公務員のほうが優遇されていることが分かりました。
取得率についての統計情報はありませんでしたが、私の県庁時代の結婚した同期や後輩約20人は、ほぼ100%結婚休暇を取得していました。
多忙な部署の職員も、あらかじめ結婚式の日やハネムーンの時期を数ヶ月前から職場と調整しているのでスムーズに休暇を取れているようです。
結婚休暇中はギリギリまでハネムーンに出かけていて、クタクタの状態で仕事に復帰するため、精神的にキツイみたいです笑
民間企業ではLGBTの方も結婚休暇取得の対象とし始めたところもあり、今後公務員にも波及していく可能性があります。
(例えばユニクロを運営しているファーストリテイリング)
ここまでお読みいただき本当にありがとうございます☆
他にも公務員の福利厚生などについて記事を書いていますので、良かったらご覧ください。