今回の記事では、公務員試験まで一ヶ月しかない場合の超最短勉強法について、さくっと紹介します。
この記事を読むことで、
- 「残り一ヶ月しかない場合の勉強法」
- 「残り一ヶ月で合格できるのか」
などを知ることができます。
この記事を書いた人
公務員試験まで一ヶ月しかない場合の超最短勉強法
公務員試験まで残り一ヶ月しかない、、、もうダメだと思っているあなた、諦めるにはまだ早いです。
私の知り合いで、実際に残り一ヶ月しかない状況から合格した人を数人知っています。
効率よく、そして短期集中することができれば、合格できる可能性は十分にあります。
それでは早速、勉強の心構えや具体的な勉強法を4つ紹介していきます。
- 徹底的に科目別出題数を意識した勉強法をする
- 数的推理・判断推理の問題慣れに専念(問題集3周を目指す)
- 文章問題は毎日解く
- 一般知識の苦手科目は全捨て
徹底的に科目別出題数を意識した勉強法をする
残り一ヶ月しかないので、公務員試験の全範囲を勉強することは不可能です。
そのため、科目別出題数を調べて、出題数の多い教科に勉強の重点をおくようにしましょう。
(ちなみに配点は全ての問題で同じです)
【出題数例】2024年度国家公務員採用一般職試験(大卒程度)・総問題数40題
- 一般知能 27題(文章理解11題、判断推理8題、数的推理5題、資料解釈3題)
- 一般知識 13題(自然・人文・社会すべてで13題。時事を含む)
国家公務員一般職の科目別出題数をみると、明らかに一般知能の出題が多くなっています。
逆に、一般知識は膨大な範囲のわりに出題数は13問しかありません。
このことから、超最短勉強法では、出題数の多い判断推理・数的推理・文章理解をいかに攻略するかが鍵となります。
地方上級などでも、一般知能のほうが出題数が多い、あるいは一般知能と一般知識の出題数が同程度となっている自治体が多いです。
数的推理・判断推理の問題慣れに専念(問題集3周を目指す)
もっとも出題数が多い数的推理・判断推理。
この2科目の攻略が公務員試験(教養試験)合格への鍵となります。
超最短勉強法では、ほとんどの勉強時間をこの2科目にあて、問題集を徹底的にこなすことを推奨します。
注意点としては、
- 同じ問題集だけを使う
- 3回は繰り返す
この2点のルールを守って、あとはひたすら問題を解き続けていってください。
問題集は「畑中シリーズ」が圧倒的におすすめです。
大卒程度→「畑中敦子の数的推理ザ・ベストNEO」
高卒程度→「畑中敦子の天下無敵の数的処理」
具体的な問題のこなし方は以下の記事でまとめてありますので、参考としてください。
【公務員試験・教養試験】数的推理・判断推理の効率的な勉強法を解説!(独学者向け)
文章理解は毎日解く
同じく出題数が多い文章理解については、毎日必ず1問ずつ問題を解いてください。
英語1問、国語1問です。
文章理解では問題を解く感覚を鈍らせないことが大切になります。
毎日問題を解くことで、試験本番までに感覚を養うことができます。
一ヶ月あれば、30題近く問題を解くことができるので、感覚を養うには十分な時間でしょう。
そして、問題を解く際は必ずタイムを計測してください。
いかに解くスピードを上達させることができるかが文章理解攻略のポイントとなります。
また、問題集はスー過去などの過去問を毎日解くようにし、毎日新しい問題にあたるようにしてください。
【参考記事】
【公務員試験】教養試験・文章理解の効率的な勉強法を解説!(独学者向け)
一般知識の苦手科目は全捨て
圧倒的に勉強時間が足りないので、一般知識については、特に苦手科目やこれまでに一度も勉強したことがない科目は全捨てしてください。
【捨て科目候補】
- 出題数が多くないもの
- 苦手な科目
- 一度も勉強をしたことがない科目
- センター試験で受験しなかった科目
捨てることに抵抗がある人がいるかもしれませんが、一般知識は勉強しても1科目あたり1~2問しか出題がありません。
これでは勉強のコスパが非常に悪くなります。
超最短勉強法ではズバッと思い切って捨ててください。
得意な科目などを「一般知識らくらくマスター」などの参考書を利用して、一気にさくっと総復習することを推奨します。
さくっとがポイントです。
一度一周終わらせてから、あとは寝る前に毎日読み続けるようにしてください。
【参考記事】
【公務員試験・教養試験】一般知識の効率的な勉強法を解説!(独学者向け)
まとめ
本気で短期集中ができれば、一ヶ月しか勉強できなくても教養試験合格は十分ありえます。
そう断言するのも、知り合いに実際に一ヶ月前からの勉強で合格した人がいるからです。
半年や1年、だらだら中身のない勉強をするより、一ヶ月間死にものぐるいで短期集中した人のほうが実力が一気につきます。
逆転は十分可能です。
その代わり、全ての時間を公務員試験勉強に向けてください、何よりも優先して勉強してください。
長い人生のなかで、ほんの一ヶ月間だけ、本気で勉強してみてはいかがでしょうか。
合格できれば、人生の勝ち組、公務員の仲間入りです。
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