今回の記事では、公務員試験の模試を受けるべきかどうかについて、元公務員がさくっと解説します。
- 模試は一度は受験したほうが良い
- 結果は気にしなくていい
- 模試は本番よりもちょっと難しい
- できれば会場受験にする
公務員試験の模試は受けるべき!
わたしの経験上、模試は一度で良いので受けることを強くおすすめします。
模試を受けるメリットは以下の4点です。
- 「今の実力がある程度分かる」
- 「試験時間がどの程度不足するかを体感できる」
- 「モチベーション維持に貢献」
- 「本番の緊張感を味わえる」
今の実力がある程度分かる
当たり前のことですが、模試を受けることで今の自分の実力を把握することができます。
全国的にみて、一体自分の実力はどのくらいなのか、知りたい人には良いと思います。
順位を知ることで、
- 試験勉強のモチベーションアップ
- 試験勉強の方法を見直し
- 努力不足・勉強時間不足
などメリットがあったり、知ることができます。
試験時間がどの程度不足するかを体感できる
公務員模試を受ける一番のメリットは、試験時間の短さを体感することができることです。
公務員試験は圧倒的に時間が不足する試験です。
試験時間に対して問題数が多すぎるので、悩んでいるとあっという間に時間がなくなっていきます。
普段の学習ではその試験時間の短さを体感することができないので、ぜひ模試を受けて時間の短さを実感し、時間配分の対策をしっかり行いましょう。
モチベーション維持に貢献
模試を受験しに行くと、他の受験生と合うことになります。
普段勉強をしていても、なかなかライバルの受験生と顔を合わせることはないと思いますが(特に独学)、模試会場には公務員試験合格を目指している受験生が集います。
そのライバル達が必死に模試を受けている姿をみると自分ももっと頑張らなくてはいけないという気持ちがヒシヒシと湧いてきます。
本番の緊張感を味わえる
模試を会場受験すると、
- 試験官がいて
- 他の受験生がいて
- 制限時間があって
と普段味わえない緊張感のなか、実際の本番試験に近い形で試験を受けることができます。
いざそういう状態で問題を解くと、
- 緊張から普段解けている問題が解けなかったり
- 頭が真っ白になったり
- 全然時間が足りなかったり
- マークシートへのマークに意外と手間取ったり
- 解く順番をどうしたらいいか迷ったり
- 1問あたりどれくらい時間を掛けていいのか迷ったり
色々と問題点が浮かんできます。
そういう問題点を事前に見つけるためにも、模試の会場受験が重要となってきます。
模試の結果が悪くても気にしなくていい
はっきりいって、模試の結果は全然気にしなくていいです。
なぜかというと、受験生によって
- 「試験勉強を始めた時期がバラバラ」
- 「そもそもの学力がバラバラ」
だからです。
実際、私も「試験勉強を始めた頃」と「本番試験の直前ぐらい」に模試を受けましたが、結果は散々。
でしたが、結局、国も県庁も合格できました。
(本番では8割程度得点できました)
模試の難易度(本番試験よりもちょっと難しい)
私の実感としては、模試は「本番試験よりも若干難しい」というイメージを受けました。
もちろん、主催する団体によって難易度は変わってきますが、私が受けた模試2回とも難しかったです。
(模試の教養試験は5~6割程度しか正解できませんでした)
模試は自宅でも受けれるけど会場受験がおすすめ
今はコロナ禍ということもあり、自宅受験が可能な模試が多いです。
しかし私はできるなら、臨場感を味合うためにも、自宅受験よりもできれば会場受験のほうが良いと思います。
私が受けた模試は2回とも会場受験にしました。
臨場感を味わえるだけでなく、他の受験生を生で見ることで、試験勉強のやる気や真剣さがアップします。
のほほ~んと受ける自宅受験よりも、緊張感あふれる会場受験のほうが、得るものは多いです。
まとめ
ここまで、公務員試験の模試を受けるべきかどうかについて、さくっと紹介してきました。
結論、「一度は受けたほうがいいけど、結果は気にすることはない」です。
模試を主催している団体は数多くあり、受験生が多く人気があるおすすめの会社は以下の6社です。
- 大原
- TAC
- LEC
- 産経
- 東京アカデミー
- 実務教育出版
興味があれば、各会社のHPをご覧ください。
【参考記事↓】
【公務員試験の模試】おすすめの模試は?(6社の料金と会場を比較)
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