【公務員試験模試】6社の料金と会場を比較!(会場受験のメリットも紹介)

ねこさん
公務員試験の模試を受けようかな~と思ってるんだけど、どの模試を受けたら良いかな?
伯爵さん
今は自宅受験ができる模試が多いけど、私は緊張感なども味わったほうが良いなどメリットがあるので会場受験をおすすめするよ。だから自分が受けられる会場が近くにある模試を選ぶのが正解!

 

今回の記事では、どの公務員模試を受ければいいか(料金と会場を比較)について、さくっと紹介します。

 

  • 料金はほとんど変わらない
  • 全ての会社で自宅受験が受けられるけど、会場受験のほうがメリットが多い
  • 会場の多さだと、大原とLECと東京アカデミー
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【公務員試験模試】模試は料金と会場の場所で選ぶ(6社の料金と会場を比較)

それでは、公務員模試を実施している6社の料金と会場について比較していきます。

今回比較する会社は、受験生が多く人気がある以下の6社です。

  • 大原
  • TAC
  • LEC
  • 産経
  • 東京アカデミー
  • 実務教育出版

 

伯爵さん
先に結論ですが、会場の多さの点で「LEC」と「東京アカデミー」がおすすめです。特に地方の受験生はこの2校から選べば良いです

 

模試の料金

模試の料金は以下のとおりとなっています。(オプションで論文もつけられる模試もあります)

会社名料金HP
大原国家一般職(教養+専門+論文):会場受験6,600円、自宅受験6,600円

地方上級(教養+専門+論文):会場受験5,000円、自宅受験5,000円

大原
TAC国家一般職・地方上級(教養+専門+論文):会場受験、6,600円、自宅受験6,600円TAC
LEC国家一般職+地方上級(教養+専門):会場受験5,950円、自宅受験5,950円(web価格)

国家一般職+地方上級(教養のみ):会場受験4,900円、自宅受験4,900円(web価格)

LEC
産経国家一般職(教養+専門):自宅受験6,900円、会場受験6,400円

国家一般職(教養のみ):自宅受験4,600円、会場受験4,100円

地方上級(教養+専門):自宅受験6,900円、会場受験6,400円

地方上級(教養のみ):自宅受験4,600円、会場受験4,100円

産経
東京アカデミー国家一般職(教養+専門):会場受験4,300円、自宅受験4,800円

国家一般職(教養のみ):会場受験3,300円、自宅受験3,800円

地方上級(教養+専門):会場受験4,300円、自宅受験4,800円

地方上級(教養のみ):会場受験3,300円、自宅受験3,800円

東京アカデミー
実務教育出版国家一般職(教養+専門):自宅受験5,390円

国家一般職(教養のみ):自宅受験3,960円

地方上級(教養+専門):自宅受験5,390円

地方上級(教養のみ):自宅受験3,960円

実務教育出版

(料金:2024年5月9日時点)

 

伯爵さん
料金については、どの会社でもあまり差がないですね!

 

ポイントは、

【受験科目】

  • 教養と専門と論文を受けるのか
  • 教養と専門を受けるのか
  • 教養のみを受けるのか

【会場】

  • 会場受験か
  • 自宅受験か

をどれにするかを決めることです。

 

模試の会場

模試の会場は以下のとおりです。

会社名会場
大原札幌校、仙台校、東京水道橋校、池袋校、新宿校、町田校、立川校、横浜校、大宮校、新潟校、沼津校、梅田校、難波校、京都校、神戸校、福岡校、小倉校 および 自宅受験
TAC自宅受験のみ(本科生は会場受験もあり)
LEC札幌本校、仙台本校、池袋本校、新宿エルタワー本校、渋谷駅前本校、水道橋本校、中野本校、立川本校、町田本校、横浜本校、千葉本校、大宮本校、静岡本校、名古屋駅前本校、富山本校、京都駅前本校、梅田駅前本校、難波駅前本校、神戸本校、岡山本校、広島本校、山口本校、高松本校、福岡本校、那覇本校、他にも提携校あり(日程によって実施校変わる) および 自宅受験
産経東京会場、大阪会場 および自宅受験
東京アカデミー旭川校、札幌校、函館校、青森校、仙台校、秋田校、津田沼校、大宮校、東京校、池袋校、立川校、町田校、横浜校、新潟校、静岡校、名古屋校、金沢校、京都校、大阪校、難波校、神戸校、岡山校、広島校、高松校、松山校、福岡校、長崎校、熊本校、大分校、鹿児島校 および自宅受験
実務教育出版自宅受験のみ

 

伯爵さん
会場の多さでいえば、LECと東京アカデミーが充実していますね。地方の受験生は自分の地域にある予備校を選べばOK!

 

会場受験のメリット

会場についてですが、私は断然「会場受験」をおすすめします。

 

会場受験のほうがメリットが多いからです。

【会場受験のメリット3選】

  1. 緊張感あふれるなかで模試が受けられる(自宅だと集中力にイマイチ欠ける)
  2. 正確な試験時間で行える(自宅だと時間を気にしないでやる人がいる、それでは模試を受ける意味がない)
  3. 他の受験生を実際にみることで、試験勉強へのモチベーションがあがる(自宅だとマンネリ)

公務員試験の模試は受けるべき!

わたしの経験上、模試は一度で良いので受けることを強くおすすめします。

 

伯爵さん
実際、私は本番までに2回模試を受けました。(試験勉強を始めた頃と本番直前の頃)

 

模試を受けるメリットは以下の4点です。

  1. 「今の実力がある程度分かる」
  2. 「試験時間がどの程度不足するかを体感できる」
  3. 「モチベーション維持に貢献」
  4. 「本番の緊張感を味わえる」

 

今の実力がある程度分かる

当たり前のことですが、模試を受けることで今の自分の実力を把握することができます

 

全国的にみて、一体自分の実力はどのくらいなのか、知りたい人には良いと思います。

 

順位を知ることで、

  • 試験勉強のモチベーションアップ
  • 試験勉強の方法を見直し
  • 努力不足・勉強時間不足

などメリットがあったり、知ることができます。

 

試験時間がどの程度不足するかを体感できる

公務員模試を受ける一番のメリットは、試験時間の短さを体感することができることです。

 

公務員試験は圧倒的に時間が不足する試験です。

 

試験時間に対して問題数が多すぎるので、悩んでいるとあっという間に時間がなくなっていきます。

 

伯爵さん
時間が余り、見直しまでしっかりとできている受験生は少数です

 

普段の学習ではその試験時間の短さを体感することができないので、ぜひ模試を受けて時間の短さを実感し、時間配分の対策をしっかり行いましょう

 

モチベーション維持に貢献

模試を受験しに行くと、他の受験生と合うことになります。

 

普段勉強をしていても、なかなかライバルの受験生と顔を合わせることはないと思いますが(特に独学)、模試会場には公務員試験合格を目指している受験生が集います。

 

そのライバル達が必死に模試を受けている姿をみると自分ももっと頑張らなくてはいけないという気持ちがヒシヒシと湧いてきます。

 

伯爵さん
たまに他の受験生を見て「こんなにたくさんの受験生が頑張っているのか、、、」と自己嫌悪になり、逆にモチベーションが下がる人がいるのでそういう方は自宅受験を検討しても良いでしょう

 

本番の緊張感を味わえる

模試を会場受験すると、

  • 試験官がいて
  • 他の受験生がいて
  • 制限時間があって

と普段味わえない緊張感のなか、実際の本番試験に近い形で試験を受けることができます。

 

いざそういう状態で問題を解くと、

  • 緊張から普段解けている問題が解けなかったり
  • 頭が真っ白になったり
  • 全然時間が足りなかったり
  • マークシートへのマークに意外と手間取ったり
  • 解く順番をどうしたらいいか迷ったり
  • 1問あたりどれくらい時間を掛けていいのか迷ったり

色々と問題点が浮かんできます。

 

そういう問題点を事前に見つけるためにも、模試の会場受験が重要となってきます。

 

伯爵さん
私は模試を受けて、「時間が全く足りないこと」「解く順番を考え直すこと」「1問あたりにかける時間の目安を決めたほうがいいこと」に気づくことができました

 

私の模試体験談

私は地方上級・国家一般職(教養のみタイプ)の公開模試を2回受けました。

 

受けた時期は「試験勉強を始めた頃」と「本番直前の頃」だったと思います。

 

模試の結果は、得点率50%ぐらいでボロボロでした。

 

伯爵さん
あまり模試の結果は当てになりませんね(^^;)

 

私の肌感覚としては、模試の難易度は本番試験よりもちょっと難しめだったので、結果は気にしなくていいです。

 

模試の結果が悪くても気にしなくていい

 

はっきりいって、模試の結果は全然気にしなくていいです。

 

なぜかというと、受験生によって

  • 「試験勉強を始めた時期がバラバラ」
  • 「そもそもの学力がバラバラ」

だからです。

 

伯爵さん
模試の結果を受けて落ち込まなくて大丈夫です。あくまで試験時間の短さを体感するための試験として割り切りましょう

 

実際、私も「試験勉強を始めた頃」と「本番試験の直前ぐらい」に模試を受けましたが、結果は散々

 

でしたが、結局、国も県庁も合格できました。

(本番では8割程度得点できました)

 

(参考)ボーダーラインの目安

ボーダーライン(合格者最低得点率)の目安ですが、私が調べた調査結果では、以下のとおりとなりました。

 

「一次試験(教養+専門)ボーダーラインはおおよそ45%~55%」

 

ボーダーラインを公表している自治体のみの集計結果となりますので、あくまで目安としてください。

 

内訳は以下のとおりです。

【行政職(大卒程度)の一次試験合格者最低得点率(教養+専門)】

自治体合格者最低得点率(ボーダーライン)
長野県50%
愛媛県40%
高知県52%
徳島県51%
佐賀県56%
大分県53%
熊本県44%
沖縄県54%
千葉市55%

 

【参考記事】

公務員試験(教養・専門・面接)の平均点やボーダーライン(合格者最低点)はどのくらい?

 

まとめ

ここまで、どの公務員模試を受ければいいか、6社の料金と会場をサクッと比較してきました。

 

結論、「料金はあまり差がなく、会場はLECと東京アカデミーが多い」ということが分かりました。

 

あとは、個々の判断になりますが、私としては可能であれば会場受験で臨場感あふれるなかで模試を受けたほうがメリットが多いと思います。

 

なお、模試の詳しい日程を知りたい人や申込みをしたい人は、各会社のHPで可能です。

 

伯爵さん
ここまでお読みいただきありがとうございます☆

 

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