今回の記事では、私が実践した数的推理・判断推理の効率的な勉強法(独学)について、サクッと解説します。
この記事は、
- 独学で数的推理・判断推理を勉強している受験生
- 効率的な勉強方法を探している受験生
などに役立つ記事となっています。
記事の信頼性:執筆者は県庁職員地方上級技術職(競争倍率33倍、受験者33人中1位採用)、その後小中学校事務職員(競争倍率14倍、受験者264人中4位採用)に転職した経歴あり。他にも林野庁最終内定や県職員社会人枠筆記試験もいくつか合格しています。
数的推理・判断推理の対策は最優先事項
数的推理・判断推理は配点が最も高い=ミスは許されない
数的推理・判断推理は最も問題数が多い、つまり配点が高い科目です。
そのため、試験当日に数的推理・判断推理でつまづくと不合格になる可能性が非常に高まります。
【配点例】
2023年度国家公務員採用試験(一般職・大卒程度) 数的推理・判断推理13題/総問題数40題
2022年度静岡県職員採用試験(大卒程度) 数的推理・判断推理(資料解釈含む)17題/総問題数40題
2022年度長野県職員採用試験(大卒程度) 数的推理・判断推理(資料解釈含む)12題/総問題数40題
試験本番、数的推理・判断推理にもっとも時間をかける
公務員試験は試験時間が短いのが特徴で、圧倒的に時間が足りません。
そのなかで、数的推理・判断推理は時間をかければ答えが導き出せる問題が多いです。
なので、できる限り数的推理・判断推理には時間を割いて問題を解くようにしましょう。
なお、時間配分については以下の記事が参考になります。
【参考記事】【公務員教養試験】1問あたりにかける時間&解く順番のおすすめ!
数的推理・判断推理の効率的な勉強法のポイント5選
それでは、下記の私が実践した数的推理・判断推理の効率的な勉強法のポイント5つをご紹介します。
- 必ずタイム計測を行う
- 問題は解かない
- 1冊の参考書を3回以上繰り返す
- 奇問・難問は無視
- 全科目の中で一番時間をかける
必ずタイム計測を行う
数的推理・判断推理を解く際は、毎回タイムを計測すると良いです。
目標タイム内で解くことに集中していると、解くスピードが格段に向上します。
また、普段から時間を意識することで時間配分が体得でき、試験本番も慌てることなく問題を解き進めることができます。
問題は解かない
数的推理・判断推理の参考書は問題を解かないでください。
解かないで、問題文を読んだら解答を読み、その解法を暗記していってください。
理想形は問題文を読んだら解法がすぐ思いつくレベルにすることです。
注意点として、解法を暗記したらすぐに実際に解答を見ずに解答してみてください。(←この時のタイムを計測する)
1冊の参考書を3回以上繰り返す
これが最も大切なことですが、同じ参考書を最低でも3回は繰り返してください。
3回やれば全てとまではいきませんが、参考書中の大部分の問題の解法が暗記できている状態になります。
逆に3回やってもまだ全然解法が身についていない場合は、勉強法を見直したほうが良いです。
- 勉強時間が足りない
- 勉強中に集中できていない
- 繰り返していない
- 繰り返しているけど、間隔が空きすぎて完全に忘れている
など、どこかに原因があるはずです。
奇問・難問は無視
参考書でも、試験本番でも、奇問・難問が出題される場合があります。
その場合は、その問題は無視しましょう。
解答を読んでも分からない問題や問題文を読んでも全く意味不明な場合は、即座に飛ばしていきましょう。
数的推理・判断推理で大切なことは、基本の問題を確実に、そしてスピーディーに得点していくことです。
全科目の中で一番時間をかける
配点が最も高い(問題数が最も高い)ので、数的推理・判断推理を最優先で最も勉強するようにしましょう。
「数的推理・判断推理を制するものは試験を制す」です!
私も公務員試験の勉強の中心は、数的推理・判断推理でした。
まとめ
ここまで、数的推理・判断推理の勉強法について紹介してきました。
数的推理・判断推理は配点が高いわりに、対策が後手に回りがちな科目です。
毎日問題にあたり、勘を鈍らせないようにすることが試験本番で大失敗しない方法です。
参考書は数的推理・判断推理、それぞれで一冊あれば十分です。
(私は畑中シリーズの参考書だけを買って、3回以上繰り返し合格しました)
数的推理・判断推理、ぜひ8割以上の得点目指し勉強してみてください。