公務員試験の面接では、共通して聞かれる質問がある程度決まっています。
そのため、よく聞かれる質問への回答のコツを事前にしっかりと身につけ、想定問答を作成しておくことが大切です。
今回の記事では、公務員試験の面接でよく聞かれる質問への回答のコツを質問別にまとめてご紹介します。
- どんなことを意識して答えたらいいのかよく分からない
- 想定問答を作っているけど、うまくまとまらない
- 高評価になる回答を知りたい
このような受験生に役立つ記事となっています。
【回答のコツ】
- 志望動機→あなただけのオリジナルエピソードで志望動機を作る
- 転職理由→本音(ネガティブ理由)は避ける
- 自己PR→営業マンになって自分という商品を売り込むイメージ
- どんな仕事をしてみたいですか?→その自治体でなければできない施策や業務を選ぶ
- 圧迫質問→必ず何かを回答する
- 併願状況は?→志望順位は嘘でも第一志望と言う
- 最後に何か質問はありますか?→待遇、労働環境、受験案内に書いてある内容などはNG
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【質問別】回答のコツ(7選)
それでは以下のよくある質問7つの回答のコツをご紹介します。
- 志望動機
- 転職理由
- 自己PR
- どんな仕事をしてみたいですか?
- 圧迫質問
- 併願状況は?
- 最後に何か質問はありますか?
志望動機
志望動機はほぼ間違いなく聞かれる質問なので、しっかりと回答を作成して本番に臨みましょう。
回答のコツは以下の4点です。
- 3段階論法で志望動機を作成する
- あなただけのオリジナルの志望動機を作る
- 「この受験生は自治体のことをしっかり勉強してきている」と面接官に思わせる
- 最後に「どのような部署でも精一杯がんばりたい」を付け加える
自治体のことをしっかり勉強して、なぜその自治体でなければいけないのかを突き詰めて行く必要があります。
【参考記事↓】
【公務員面接試験想定問答・志望動機編】3段階論法、オリジナルエピソード、自治体独自の施策で差別化!
転職理由
転職理由については、社会人受験者に対しては必ず聞かれる質問ですので十分に内容を練っていきましょう。
回答のコツは以下の3点です。
- 本音(ネガティブ理由)を避ける
- 「志望動機」=「転職理由」
- 自己分析や自治体研究が大切
- 給料が安いから
- 残業代がでないから
- 残業ばっかりで嫌
- 人間関係がうまくいっていない
- メンタルを病んだ
など、実際の理由はそうであったにしても、それは言わないほうが賢明です。
【参考記事↓】
【公務員面接試験想定問答・転職理由編】ネガティブ理由は避ける、正解は志望動機!
自己PR
自己PRも聞かれることが非常に多い質問ですので十分対策をしていきましょう。
回答のコツは以下の5点です。
- 営業マンになって自分という商品を売り込む
- 自治体の施策などをざっくり調べる
- 自分のスキル・経験で役立てそうなことを考える
- 具体的エピソードを盛り込む
- 他の質問と矛盾が起きないように注意
【参考記事↓】
【公務員】面接カードの実例・記入例を多数掲載の公務員用面接対策本を紹介!
【公務員面接試験想定問答・自己PR編】営業マンになって自分を自治体に売り込むべし!
どんな仕事をしてみたいですか?
「どんな仕事をしてみたいですか?」は志望動機や自己PRにも関わってくる質問です。
回答のコツは以下の3点です。
- その自治体でなければできない施策や業務を選ぶ
- 志望動機や自己PRなどと矛盾しないように注意
- 最後に「どこの部署でも全力で働きたい」と伝える
一番のポイントは「その自治体だけの重点施策や推進されている業務」をチョイスすることです。
【参考記事↓】
【公務員面接試験想定問答・どんな仕事をしたいですか編】自治体独自の具体的な施策を盛り込むべし!
圧迫質問
圧迫質問もよくある質問です。
回答のコツは以下の2点です。
- 必ず何かを回答する、沈黙はNG
- 態度や表情にも細心の注意を!
一点注意ですが、圧迫質問がないと不合格という噂もありますが、そんなことはありません。
【参考記事↓】
【公務員面接試験想定問答・圧迫質問編】沈黙は絶対にダメ!とにかく回答することが大事
併願状況は?
併願状況は面接の最後の方で必ず聞かれますので、素直に答えましょう。
ただし、注意も必要です。
回答のコツは以下の6点です。
- 面接官は自分の自治体が併願先でないかを確認したい(本命であるか確認したい)
- 面接カードと矛盾していないか注意
- 併願先・進捗状況は素直に真実を答える
- 志望順位は必ず第一志望とする
- 理由は志望動機を簡略して答える
- 深堀り質問には十分準備を
併願先や合格の状況などは素直に答えたほうが良いです。
しかし、「その中で第一志望は?」と面接官から聞かれたら、嘘でもいいので「面接を受けている自治体が第一志望」と言いきることがポイントです。
【参考記事↓】
【公務員面接試験想定問答・併願状況】志望順位は必ず第一志望として答えるべし!(嘘も方便)
最後に何か質問はありますか?
面接の最後に「何か質問はありますか」と聞いてきますので、良質な質問を用意していきましょう。
回答のコツは以下の2点です。
- 受験生の人間性、熱意を探っている
- 待遇、労働環境、受験案内に書いてある内容などは質問NG
【参考記事↓】
【公務員面接試験想定問答・質問はありますか編】あらかじめ良質な質問を準備しよう!
まとめ~回答のコツを掴んだら、あとは面接の場数が重要~
ここまで公務員試験の面接でよく聞かれる質問への回答のコツを質問別にご紹介してきました。
これらのコツを意識しながら、あなた独自のオリジナリティあふれる想定問答を作成してみてください。
そして、想定問答の準備が整ったら、あとは面接の場数が非常に重要です。
本命の面接までにいかに模擬面接や併願先の本番面接を数多くこなせるかがポイントです。
3回程度できればかなり自信がついた状態で本番を迎えることができますので、余裕がある方はどんどん場数を増やしましょう。
模擬面接を受けられる機会がないという受験生には、以下の記事で模擬面接について紹介していますので、参考にしてみてください。
【公務員面接試験】模擬面接を受けられる施設・サービス(独学社会人・大学生向け)
【関連記事↓】
【公務員試験面接】第一印象を良くする方法&入退室の流れとマナー