公務員試験の面接スキル向上には場数が重要!
面接スキルを向上させるために最も大切なことは、「場数」を増やすことです。
数回面接を経験するだけでも、格段に面接が上手になります。
私が考える理想の模擬面接回数としては、
- 3回以上の模擬面接
- 1回以上の本番面接
です。
私の経験では、面接練習には段階的に次の効果がありました。(大学4年時)
- 模擬面接1回目は、あまりにもひどい状態、質問に対する回答や表情仕草などの振る舞いなどが散々、けちょんけちょんになり自信喪失しました。面接官役の人からかなり指摘されました。(大学のキャリアセンター利用)
- 模擬面接2回目も、まだまだ駄目、ひどい状態でした。一回目に指摘されたことだけに集中してしまい、初めての質問にあたふたしていました。(教授に依頼)
- 模擬面接3回目で、突然劇的に良くなりました。1~2回目の不甲斐なさで自分自身でセルフディベートを繰り返した結果がでました。(大学のキャリアセンター利用)
- そして併願先の本番面接を一回以上やると、意外とうまくいき面接に対して自信がつきました。この状態で本命の面接に臨めました。(併願の国家公務員面接試験・官庁訪問)
しかし、仕事が多忙な社会人にとって、何回もの模擬面接をする時間的余裕はありません。
そして、そもそも学生に比べて「模擬面接の場」が整っていない、あるいは「社会人でも模擬面接ができることを知らない」人が大勢います。
公務員面接試験の模擬面接を受けられる資格学校・施設・サービス
公務員予備校(自宅で可能)
公務員試験に対応している予備校はいくつかあります。
資格の大原
また、資格取得で有名な「大原」でもSkypeを利用したオンライン面接対策を行っています。
ありがたいことに、面接対策の受講のみでもOKとなっています。
独学者にとっては非常にありがたいですね!
【内容】
面接対策のプロ講師陣がマンツーマン指導します。
オンラインなので、校舎へ通えなくても大丈夫です。
また、面接カードの添削も行っています。(事前送付が必要)
【費用】
費用は1回25分3000円と格安となっています。
気になる方はこちらから詳細ページへ↓
ジョブカフェ(無料)
ジョブカフェとは、若者が自分に合った仕事を見つけるためのいろいろなサービスを1か所で、もちろんすべて無料で受けられる場所です。
就職セミナーや職場体験、カウンセリングや職業相談、職業紹介などさまざまなサービスを行っています。
「ジョブカフェ」という言葉は聞いたことがあるけど、無料で面接対策まで行ってくれるとは知らなかった人も多いのではないでしょうか。
ジョブカフェは各都道府県にありますので、まずはご自身の住まわれている地域のジョブカフェについて、下記より調べてみてください。
ハローワークに併設されている場合もあるみたいです。
模擬面接を受ける際は、事前予約が必要なので利用したい方は面接日から逆算して早めに予約するようにしましょう。
施設によっては、「面接セミナー」を開催しているところもあります。
ハローワーク(無料)
求職者にはお馴染みのハローワークですが、求人の紹介以外にも
- 「面接対策」
- 「履歴書の書き方サポート」
- 「自己分析による自己PRの作成」
などを行っているハローワークもあります。
こちらも模擬面接を行う際は、基本的に予約制となっていますので、地域のハローワークをチェックし、早めに事前予約をしましょう。
ココナラ(自宅で可能)
有料にはなりますが、スキルマーケットの「ココナラ」の利用も検討してみる価値はあります。
大手資格就職予備校で実際に面接指導担当者や元公務員など、様々な方がココナラ上でサービスを展開しています。
プロの指導を自宅にいながらオンライン上で受けることが可能となっていて、時間がない社会人にとってはかなり重宝するサービスになると考えられます。
まずはココナラで好きなサービスを検索して、内容を確認してみましょう!
その他
- マイナビ模擬面接シミュレーター
- セルフ面接(自分で受け答えしている姿を撮影して、声の大きさ・表情・仕草などをチェック)
など、模擬面接を行うためには様々な方法が他にもありますので、ご自身にあったものを選んで、ぜひ模擬面接をしてみてください。
まとめ
ここまで、模擬面接を行っている予備校やサービスなどを紹介しました。
ですが、なかには仕事が多忙すぎて模擬面接を受けられない方も多いかと思います。
模擬面接を受けていないため、面接本番前は不安でしたが、できる範囲でしっかりと対策をしていったので無事合格できました。
模擬面接が受けれず、面接まで残りわずかという社会人向けに、面接対策の方法をまとめた記事もありますので、ぜひ一読いただければと思います。
【公務員試験】1週間前からの具体的な面接対策の方法(社会人向け)
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