本記事では、公務員試験面接時の質問の流れについて、ご紹介します。
- 公務員試験面接の本番の流れを知りたい
- どのような質問がどのような順番で聞かれるのか知りたい
このような受験生に役立つ情報となっています!
- 入室
- 導入部
- 面接カードの項目
- オリジナル質問
- 併願状況
- 何か質問はありますか
- 退室
【執筆者↓】
公務員試験面接での質問の流れ
公務員試験の面接は、基本的に面接カードに沿って質問が行われます。
面接官は3人、面接時間は15分~20分、長くて30分としている自治体が多いです。
面接官ごとに役割・担当が決まっていて、面接官ごとに聞いてくる分野が違います。
なお、面接試験当日の入室までの詳しい流れについては以下の記事をお読みください。
それでは面接試験の本番の質問の流れについては、ご紹介します。
一般的には以下のようなパターンが多いです。
(この流れでない可能性もあります)
- 導入部
- 面接カードの項目
- オリジナル質問
- 併願状況
- 何か質問はありますか
それでは上記5つの項目について、シンプルに解説していきます。
導入部
導入部では、
- 「昨日はよく寝れましたか」
- 「今日は試験会場までどうやって来ましたか」
- 「今は緊張していますか」
など、受験生をリラックスさせる質問があります。
まずは志望動機を聞かれるだろうなと思っていて、上記の拍子抜けの質問で突然来てビックリするかもしれません。
あらかじめ心の準備をしておきましょう。
面接カードの項目
導入部の質問でリラックスできたところで、次は面接カードの項目を質問してきます。
- 面接カードの項目をそっくりそのまま質問してきたり、(志望動機、自己PR、やってみたい仕事など)
- 「面接カードにはこう書かれていますが、具体例を教えてください」と聞いてきたり、
- この志望動機なら県より市のほうが向いているんじゃない?
など、深堀りを含めて様々な質問がとんできます。
基本的には面接カードの順番で質問してくることが多いです。
なお、具体的な回答のコツは以下の記事も参考にしてみてください。
オリジナル質問
面接カードの内容を聞き終わったら、時間との関係もありますが、カードにはないオリジナル質問が始まります。
- あなたの欠点を教えてください
- 上司と意見が食い違った場合はどうしますか?
- 希望しない部署に配属になったらどうしますか?
- 失敗談を教えてください
- ストレス解消法は?
などです。
常に意識することは、
- 「自分という商品を自治体に売り込むこと」
- 「面接官に一緒に働いてみたいと思わせること」
この2点を念頭に置きつつ、回答していくようにしましょう。
なお、具体的な回答のコツは以下の記事も参考にしてみてください。
どんな想定質問があるのかを知りたい受験生はこちらの記事を参考にしてください。
【公務員面接試験】想定質問リスト150選!合格には想定問答集作りが必須!
併願状況
一通り聞きたいことが終わると、併願状況に関する質問があります。
ここは素直に併願先、合否、試験日・合格発表日などを伝えましょう。
下手に嘘をついて、矛盾を指摘されるとマズいです。
具体的な回答のコツは以下の記事を参考にしてみてください。
【回答のコツ・併願状況編】志望順位は必ず第一志望とし、理由は志望動機を簡略して回答すべし。(嘘も方便)
他になにか質問はありますか
全ての質問が終わると、最後にほぼ必ず「最後に何か質問はありますか」と聞かれます。
これに関しては、良質な質問を準備していき、必ず質問してください。
「沈黙」や「何もありません」はダメです。
具体的な回答のコツは以下の記事を参考にしてみてください。
【回答のコツ・質問はありますか編】本気度・人間性を見ています。良質な質問を準備しよう!
まとめ
ここまで公務員試験面接での質問の流れについて、ご紹介してきました。
面接試験本番では、面接カードがいわば台本的な存在であり、面接試験の合否に関わる非常に重要なアイテムになります。
面接カードを作成するときは、常に本番の面接を想定して作成するよう心掛けましょう。