入退室、特に入室を甘く考えている受験生は心を入れ替えたほうが良いです。
入室してからのあなたの姿、仕草、声などで「第一印象」が一瞬にして決まります。
その第一印象で面接の合否が決まるといっても過言ではないのです。
【執筆者↓】
第一印象を良くする方法!
初対面の人の第一印象は、メラビアンの法則によると「3秒~5秒」で決まるとされています。
面接試験でいえば、入室後、椅子の横に行き、挨拶をして着席するまでの間ぐらいです。
この段階で、もう受験生の第一印象は面接官の脳裏に焼き付いた状態になります。
その後の面接では、面接官は第一印象のフィルター越しにあなたを評価します。
- 身だしなみを整える → 清潔感ある服装・髪型・メイク
- 笑顔であいさつ → 真顔はやめましょう。キープスマイル!
- 視線を合わせる → 質問中は質問してきた面接官を見る
- 美しい身のこなし → 礼の仕方、猫背、貧乏ゆすり、手の位置、足の開きなどに注意
- はきはきとした明瞭な声 → ボソボソもダメ、か細い声もダメ、大きすぎもダメ
- 話すスピード → 早口はバツ
入退室の流れとマナー
それでは入室と退室の流れとマナーをご紹介します。
入室
- 控室に担当の職員が呼びに来る
- 面接室の前に立ち、自分のタイミングで入室するように言われる
- ノックを3回
- 面接官から「どうぞ」の合図
- 「失礼します」と言ってからドアを開ける
- ドアを静かに閉める
- 面接官のほうに体を向けて軽く一礼
- イスの横にいき、カバンを置き直立、視線は面接官へ
- 面接官から受験番号と氏名を言うよう指示
- 「試験番号」と「氏名」、そして「本日はよろしくお願いいたします」と言ってから深々と一礼
- 着席を促されてから「失礼します」といって着席
基本的に民間の面接と全く変わりないですね。
非常に簡単な流れですが、ぶっつけ本番で面接に挑むと意外とぎこちなくなったり、何かをど忘れする可能性があります。
だから模擬面接は必須!
【参考記事↓】
【公務員面接試験】模擬面接を受けられる施設・サービス(社会人向け)
- 手は力まずにももの上に
- 背もたれには寄りかからない
- 猫背はダメ
- 浅めに座る
- ひざは男性は拳一つ分開ける、女性は閉じる
- 猫背はダメ
- 目線は面接官へ
- 貧乏ゆすりもダメ
退出
- 「以上で面接を終了します、本日はお疲れ様でした」と面接官から言われたら、立ち上がり「本日は貴重なお時間をいただき誠にありがとうございます」と言って、深々と礼。
- バックをもって、ドアの前に行き、振り返って「失礼しました」といって面接官に軽く一礼
- ドアを開け、ゆっくりと静かにドアを閉める、このとき面接官と目があったら会釈
面接官達はドアを閉め終わる最後の最後まであなたを観察しています。
最後まで十分気を緩めないようにしましょう。
面接試験前日までに準備しておくこと
面接試験前日までに準備しておいたほうがいいことを紹介します。
持ち物(例)
- 受験票
- 一次試験合格通知書
- マスク
- 腕時計
- 筆記用具
- 手帳
- ティッシュ・ハンカチ
- 受験案内
- 財布
- 参考書
- 面接カードの写し
- 想定問答集
- 携帯電話
- 飲み物・軽食
- 折りたたみ傘
- その他必要なもの
試験会場の下見・公共交通機関などの確認
下見が可能な受験生は、事前に下見を行っておくと当日安心して会場に向かうことができます。
遠方で当日初めて試験会場へ行くという人は、集合時間よりもできるだけ早めにいくことをオススメします。
また、自家用車で行く人は駐車場所には注意してください。
受験案内や通知に「自家用車はダメ」と書いてある場合は、会場の駐車場には停めず、付近の有料駐車場に停めてください。
私はいつも有料駐車場に停めるか、送迎をお願いしていました。
また、服装や髪型などについては非常によく質問がありますが、下記の記事でまとめていますので参考にしてみてください。
【元試験官が解説】公務員試験当日の服装や髪型はこれで良い!(一次試験は私服でOK!)