「就職氷河期世代枠の公務員試験は2026年に復活したの?」
「今からでも公務員になれるチャンスはある?」
「教養試験は何割取れば合格できる?」
このように気になっている方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、国家公務員の就職氷河期世代向け中途採用者選考試験は、2026年度に再開されました。
2024年度で一度終了した制度ですが、政府は2026年度から2028年度までの就職氷河期世代の中途採用方針を新たに示しています。
2026年度の国家公務員試験では、事務・技術・刑務官の区分で採用が予定されました。
2026年11月7日現在、第一次選考は終了しており、各府省による第二次選考が進められています。
一方、地方公務員については、自治体ごとに募集状況や受験資格が異なります。
私は県職員として約9年間勤務し、国家公務員一般職や学校事務職員など、複数の公務員試験を受験してきました。
今回は、これまでの受験経験と公務員としての勤務経験を踏まえ、次の内容を解説します。
- 2026年度の就職氷河期世代枠試験の日程・受験資格
- 国家公務員・地方公務員の募集状況
- 過去の採用倍率と筆記試験のボーダーライン
- 教養試験のおすすめ勉強法
- 独学と通信講座の選び方
- 面接カード・作文・面接の対策方法
- 採用後の給料や働き方
就職氷河期世代枠の試験を検討している方はもちろん、社会人から公務員への転職を考えている方も参考にしてください。
なお、募集日程・受験資格・採用人数は変更される場合があります。必ず人事院や各自治体の公式情報を確認しましょう。
- 1 公務員の就職氷河期世代枠採用試験とは?
- 2 【2026年最新】就職氷河期世代枠の公務員試験日程・受験資格
- 3 【過去データ】2023年度の就職氷河期世代枠試験の実施状況
- 4 就職氷河期世代枠のメリット・デメリットと試験の特徴
- 5 公務員試験(就職氷河期世代枠)1次試験(教養試験)のボーダーラインは?
- 6 就職氷河期世代枠の教養試験|独学での勉強法
- 7 就職氷河期世代枠の公務員試験|独学と通信講座はどちらがおすすめ?
- 8 【国家公務員就職氷河期世代枠】面接カードの内容と書き方のコツ
- 9 【公務員就職氷河期世代枠】面接の評価ポイントとおすすめの対策法
- 10 説明会は直接採用には関係ないがメリットがある
- 11 就職氷河期世代枠で公務員になった後の仕事内容と注意点
- 12 採用後に待ち受ける4つの課題
- 13 給料はどのくらい?手当や福利厚生はどう?
- 14 就職氷河期世代が公務員になるためのその他の選択肢
- 15 まとめ|就職氷河期世代枠の公務員試験は2026年度に再開
公務員の就職氷河期世代枠採用試験とは?
近年、公務員の採用試験では「社会人経験者枠」の拡充が進み、多くの民間経験者が公務員へ転職するルートが整備されてきました。
ただし、こうした社会人枠は原則として「職務経験が一定年以上あること」が受験条件であり、長年正規雇用に就いてこなかった人にとっては高いハードルとなっていました。
そんな中、2020年から新たにスタートしたのが、「就職氷河期世代枠採用試験」です。
最大の特徴は「学歴不問・職務経験不問」であること。
中には「現在、正規雇用で働いている人は対象外」としている自治体もあり、本当に職歴がなかった人にチャンスを開く制度となっていました。
国・都道府県・市町村と、全国各地の自治体で実施されており、ニートやフリーター経験が長い方にとっても、公務員としての人生を切り拓く貴重な機会となったのです。
【2026年最新】就職氷河期世代枠の公務員試験日程・受験資格
国家公務員の就職氷河期世代向け中途採用者選考試験は、2024年度に一度終了しました。
しかし、2026年度に再開されました。
政府は2026年度から2028年度まで、就職氷河期世代の国家公務員中途採用に取り組む方針を示しています。
ただし、2027年度・2028年度の具体的な試験日程や募集区分については、各年度の正式発表を確認する必要があります。
2026年度の国家公務員試験日程
2026年度の主な日程は次のとおりです。
| 項目 | 日程 |
|---|---|
| 申込受付 | 2026年5月27日〜6月5日 |
| 第一次選考 | 2026年9月6日 |
| 第一次選考通過者発表 | 2026年10月16日 |
| 第二次選考 | 2026年10月29日〜11月11日(予定) |
| 最終合格者発表 | 2026年11月18日(予定) |
※2026年11月7日時点の人事院公表情報です。
すでに2026年度の申込受付は終了しています。
今後の募集については、人事院の公式サイトで最新情報を確認してください。
2026年度の受験資格
2026年度の国家公務員の就職氷河期世代枠試験では、次の生年月日に該当する方が対象となりました。
1966年(昭和41年)4月2日〜1986年(昭和61年)4月1日生まれ
年齢だけでなく、国籍などの受験資格も設けられています。
また、自治体の就職氷河期世代枠では、職務経験や雇用状況について別の条件が設けられることもあります。
国家公務員と地方公務員の条件を混同しないようにしましょう。
2026年度の採用予定人数
2026年度の国家公務員の就職氷河期世代枠では、事務・技術・刑務官の計25区分で、合計179人の採用が予定されています。
ただし、この人数は採用予定数であり、実際の最終合格者数・採用者数とは異なります。
また、第二次選考を実施する機関や採用予定数は更新される場合があるため、最新の情報を確認しましょう。
地方公務員の就職氷河期世代枠はどうなる?
地方自治体では、国家公務員とは別に就職氷河期世代向けの採用試験を実施する場合があります。
ただし、都道府県・市町村によって、実施年度や採用区分、年齢制限、職務経験要件が異なります。
2026年度以降も全国の自治体が一律に同じ試験を実施するわけではありません。
受験を検討する場合は、各自治体の人事委員会や職員採用サイトを確認しましょう。
【過去データ】2023年度の就職氷河期世代枠試験の実施状況
ここでは、2023年度に実施された国・都道府県・政令指定都市の就職氷河期世代枠試験について、当時の受験者数や合格者数、競争倍率などを紹介します。
就職氷河期世代枠の採用試験は、年度によって募集する自治体や採用人数が異なります。
そのため、以下は2023年度の実績であり、2026年度の募集状況を示すものではありません。
※ここに既存の国・都道府県・政令指定都市の一覧表を残してください。
過去の倍率を見ると、受験先や職種によって競争率に大きな差があることが分かります。
また、採用人数が少ない試験では、応募者が少なくても倍率が高くなる場合があります。
2027年度以降の受験を考えている方は、過去の倍率だけでなく、受験先の最新の採用予定人数や試験方式も確認することをおすすめします。
国
| 自治体名 | 職種 | 受験者数 | 合格者数 | 競争倍率 | 年齢要件 | 職務経験要件 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 国 | 事務 | 3047 | 120 | 25.4 | 37~56歳 (1966年4月2日~1986年4月1日) | なし |
| 技術 | 155 | 26 | 6.0 | |||
| 刑務官 | 143 | 19 | 7.5 |
都道府県
| 自治体名 | 職種 | 受験者数 | 合格者数 | 競争倍率 | 年齢要件 | 職務経験要件 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 北海道 | 一般行政 | 147 | 28 | 5.3 | 37~52歳(1970年4月2日~1986年4月1日) | なし |
| 教育事務 | 23 | 4 | 5.8 | |||
| 宮城県 | 一般事務 | 273 | 5 | 54.6 | 37~52歳(1970年4月2日~1986年4月1日) | なし |
| 学校事務 | 115 | 2 | 57.5 | |||
| 警察事務 | 43 | 1 | 43.0 | |||
| 土木 | 4 | 0 | ー | |||
| 秋田県 | 一般事務 | 21 | 2 | 12.0 | 37~47歳(1975年4月2日~1986年4月1日) | 過去一年間正規雇用労働者として雇用されていない方 |
| 教育事務 | 14 | 1 | 11.0 | |||
| 警察事務 | 6 | 1 | 6.0 | |||
| 栃木県 | 行政 | 174 | 7 | 24.9 | 38~52歳(1970年4月2日~1985年4月1日) | なし |
| 群馬県 | 行政事務 | 40 | 2 | 20.0 | 37~52歳(1970年4月2日~1986年4月1日) | 職務経験が5年未満の人 |
| 埼玉県 | 一般事務 | 205 | 6 | 34.2 | 37~52歳(1970年4月2日~1986年4月1日) | なし |
| 司書 | 81 | 4 | 20.3 | |||
| 千葉県 | 一般行政 | 170 | 7 | 24.3 | 37~52歳(1970年4月2日~1986年4月1日) | 申込時点で正規雇用労働者ではない方 |
| 東京都 | Ⅰ類B事務(大卒) | 361 | 21 | 17.2 | 37~52歳(1970年4月2日~1986年4月1日) | なし |
| Ⅲ類事務(高卒) | 348 | 17 | 20.5 | |||
| 神奈川県(※令和4年度分) | 一般事務 | 230 | 5 | 46.0 | 37~52歳(1970年4月2日~1986年4月1日) | 申込時点で正規雇用労働者ではない方 |
| 新潟県 | 一般事務 | 105 | 3 | 35.0 | 30~52歳(1970年4月2日~1992年4月1日) | 受験申込日に正規雇用労働者ではない方 |
| 警察事務 | 11 | 1 | 11.0 | |||
| 総合土木 | 4 | 2 | 2.0 | |||
| 学校事務職員 | 33 | 5 | 6.6 | |||
| 富山県 | 一般事務 (他にも区分あり) | 62 | 0 | ー | 38~52歳(1970年4月2日~1985年4月1日) | なし |
| 学校事務 | 24 | 4 | 6.0 | |||
| 福井県 | 行政 | 90 | 9 | 10.0 | 37~52歳(1970年4月2日~1986年4月1日) | なし |
| 警察行政 | 13 | 4 | 3.3 | |||
| 山梨県 | 行政 | 26 | 3 | 8.7 | 37~52歳(1970年4月2日~1986年4月1日) | 令和4年7月25日から令和5年7月24日までの間に正規雇用労働者でない方 |
| 長野県 | 実施なし | ー | ー | ー | ー | ー |
| 岐阜県 | 事務 | 83 | 6 | 13.8 | 37~52歳(1970年4月2日~1986年4月1日) | なし |
| 静岡県 | 行政 | 59 | 9 | 6.5 | 38~46歳(1977年4月2日~1985年4月1日) | なし |
| 小中学校事務 | 13 | 1 | 13.0 | |||
| 警察事務 | 7 | 1 | 7.0 | |||
| 愛知県 | 事務 | 340 | 12 | 28.3 | 35~52歳 | なし |
| 三重県 | 一般行政 | 160 | 10 | 16.0 | 29~46歳 | なし |
| 滋賀県 | 一般事務 | 187 | 15 | 12.5 | 37~52歳(1970年4月2日~1986年4月1日) | なし |
| 総合土木 | 8 | 4 | 2.0 | |||
| 京都府 | 事務 学校事務 | 122 | 6 | 20.3 | 37~52歳 | 令和5年4月1日以降に、正規雇用労働者でない方 |
| 大阪府 | 行政(26~34歳) | 233 | 76 | 3.1 | 26~34歳 | なし |
| 行政(35~49歳) | 372 | 20 | 18.6 | 35~49歳 | なし | |
| 兵庫県 | 一般事務 | 391 | 70 | 5.6 | 27~44歳 | なし |
| 警察事務 | 44 | 8 | 5.5 | |||
| 教育事務 | 19 | 2 | 9.5 | |||
| 小中学校事務 | 71 | 8 | 8.9 | |||
| 和歌山県 | 一般行政職 | 32 | 3 | 10.7 | 35~44歳(1978年4月2日~1988年4月1日) | 令和4年4月1日から申込日までの間に正規雇用で就労していない人。令和4年3月31日以前に正規雇用で就労した期間が通算して3年以下の人。 |
| 鳥取県 | 事務 | 68 | 3 | 22.7 | 32~51歳(1971年4月2日~1991年4月1日) | なし |
| 土木 | 4 | 1 | 4.0 | |||
| 警察行政 | 21 | 0 | ー | |||
| 山口県 | 事務 | 45 | 1 | 45.0 | 38~52歳(1970年4月2日~1985年4月1日) | なし |
| 小中学校事務 | 59 | 2 | 29.5 | |||
| 徳島県 | 行政事務 | 65 | 10 | 6.5 | 37~52歳(1970年4月2日~1986年4月1日) | 令和5年7月31日時点で徳島県内に本社・本庁等の所在地を置く民間企業等において正規雇用労働者でない人 |
| 総合土木 | 2 | 0 | ー | |||
| 高知県 | 行政 | 36 | 3 | 12.0 | 38~52歳(1970年4月2日~1985年4月1日) | 令和5年7月13日以前1年間に正規雇用労働者でない人、かつ、令和5年7月13日以前5年間に正規雇用労働者としての雇用期間が通算1年以下の人 |
| 福岡県 | 行政 | 121 | 8 | 15.1 | 37~52歳(1970年4月2日~1986年4月1日) | 令和4年7月1日から令和5年6月30日までの間に正規雇用労働者として雇用されていない人 |
| 教育行政 | 46 | 2 | 23.0 | |||
| 警察行政 | 15 | 1 | 15.0 | |||
| 佐賀県 | 行政 | 88 | 2 | 44.0 | ~52歳 | なし |
| 教育行政 | 64 | 3 | 21.3 | |||
| 長崎県 | 一般事務 | 34 | 1 | 34.0 | 37~52歳(1970年4月2日~1986年4月1日) | 令和4年8月1日から令和5年7月31日までの間に正規雇用労働者でない人 |
| 教育事務 | 18 | 1 | 18.0 | |||
| 土木 | 2 | ー | ー | |||
| 熊本県 | 一般事務 | 98 | 3 | 32.7 | 37~52歳(1970年4月2日~1986年4月1日) | なし |
| 教育事務 | 27 | 1 | 27.0 | |||
| 宮崎県(未掲載) | 事務 | 70 | 5 | 14.0 | 37~52歳(1970年4月2日~1986年4月1日) | 令和4年8月1日から令和5年7月31日までの間に正規雇用労働者でない人 |
| 鹿児島県 | 一般事務 | 40 | 3 | 13.3 | 37~47歳 | 令和5年4月1日以前1年間に正規雇用労働者でない人、かつ、令和5年4月1日以前5年間に正規雇用労働者としての雇用期間が通算1年以下の人 |
政令指定都市(代表例のみ)
| 自治体名 | 職種 | 受験者数 | 合格者数 | 競争倍率 | 年齢要件 | 職務経験要件 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| さいたま市 | 行政事務 | 191 | 3 | 63.7 | 37~52歳(1970年4月2日~1986年4月1日) | なし |
| 名古屋市 | 行政 | 381 | 9 | 42.3 | 37~52歳(1970年4月2日~1986年4月1日) | なし |
| 京都市 | 事務 | 228 | 12 | 19.0 | 37~52歳(1970年4月2日~1986年4月1日) | なし |
| 広島市 | 事務 | 159 | 13 | 12.2 | 37~52歳(1970年4月2日~1986年4月1日) | なし |
2023年度では、就職氷河期世代の年齢制限は37~52歳としている自治体が最も多くありました。
競争倍率ではさいたま市が63.7倍で最高で、行政(事務)の平均競争倍率は22.3倍でした。
就職氷河期世代枠のメリット・デメリットと試験の特徴
就職氷河期世代枠の採用試験には、一般的な新卒向けの公務員試験とは異なる特徴があります。
メリット
① 40代・50代でも正規公務員を目指せる
就職氷河期世代枠は、通常の新卒向け試験では年齢制限に該当してしまう方にも、公務員として働く機会を設けることを目的としています。
2026年度の国家公務員試験では、1966年4月2日〜1986年4月1日生まれの方が対象となりました。
② 職歴に自信がない方も挑戦できる
国家公務員の就職氷河期世代向け選考試験では、受験資格として特定の職務経験年数は求められていません。
そのため、正規雇用の経験が少ない方や、離職期間が長い方にも受験の機会があります。
ただし、地方自治体では職歴や雇用状況について条件が設けられる場合があります。
③ 採用後は正規公務員として勤務できる
正規職員として採用される場合、採用先の給与制度に従って給料や各種手当などが支給されます。
職務経験による給与への反映や勤務条件については、採用先の制度を確認しましょう。
デメリット・注意点
① 採用人数が限られている
就職氷河期世代枠では、採用人数が少ない区分もあります。
募集があるからといって合格しやすいとは限りません。
② 受験先によって試験内容が異なる
国家公務員と地方公務員では、試験方式・受験資格・評価方法が異なります。
例えば、2026年度の国家公務員試験では高卒程度の基礎能力試験が実施されましたが、地方自治体では大卒程度の試験や職務基礎力試験を採用する場合もあります。
③ 採用後は新しい仕事を覚える必要がある
40代・50代で公務員に転職すると、これまでの仕事とは異なる知識や業務手続きを学ぶ必要があります。
私自身、県職員として勤務していた際には、部署が変わるたびに新しい業務を覚える必要がありました。
年齢に関係なく、分からないことを確認しながら仕事を覚える姿勢が大切だと思います。
就職氷河期世代枠は、公務員になるための貴重な選択肢ですが、合格が簡単になる制度ではありません。
受験先の特徴を確認し、筆記試験・作文・面接を計画的に準備しましょう。
公務員試験(就職氷河期世代枠)1次試験(教養試験)のボーダーラインは?
【注意】以下のボーダーラインは過去の参考データです。
- 国家公務員:2024年度
- 北海道:競争倍率は2024年度、得点データは2023年度
- 高知県:2023年度
- 徳島県:2023年度
- 熊本県:2023年度
※得点率は、教養試験だけのものと、複数の試験種目を合算したものが混在しています。単純な難易度比較には使用しないでください。
また、科目別の最低点を足し合わせても、同一受験者の総合最低点になるとは限りません。
必ず受験先の公式資料で、得点の算出方法と選考基準を確認してください。
なお、数値は
- 「2024年度中途採用者選考試験(就職氷河期世代)第1次選考通過得点及び平均点等一覧」
- 「令和5年北海道行政職員等採用試験合格者の平均点等一覧」
- 「令和5年度就職氷河期世代を対象とした高知県職員採用試験」
- 「令和5年度徳島県職員等採用試験第1次試験得点状況」
- 「2023年度熊本県職員採用試験(就職氷河期世代対象)第1次試験結果」
より抜粋しています。
国家公務員(就職氷河期世代枠)のボーダーライン
まずは、国家公務員(就職氷河期世代枠)について紹介していきます。
1次選考の内容及び配点
国家公務員(就職氷河期世代枠)の1次試験の内容及び配点を示しておきます。
- 基礎能力試験 40点(40題・1時間30分・高卒程度、試験範囲は教養試験と同様)
- 作文試験 合否のみ(50分)
基礎能力試験が原則として満点の30%に達しないと不合格。(足切り3割)
競争倍率
次に国家公務員の就職氷河期世代枠試験の競争倍率(2024年度)を紹介します。
ここでは事務区分のみ掲載します。(ほかに技術、刑務官があります)
| 地域 | 第1次選考受験者数 | 第一次選考通過者数 | 最終合格者数 | 競争倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 北海道 | 80 | 51 | 6 | 13倍 |
| 東北 | 104 | 66 | 9 | 12倍 |
| 関東甲信越 | 1,001 | 208 | 32 | 31倍 |
| 東海北陸 | 186 | 98 | 14 | 13倍 |
| 近畿 | 314 | 102 | 11 | 29倍 |
| 中国 | 93 | 64 | 9 | 10倍 |
| 四国 | 64 | 24 | 3 | 21倍 |
| 九州 | 199 | 110 | 11 | 18倍 |
| 沖縄 | 55 | 20 | 4 | 14倍 |
最終競争倍率は12倍~31倍でした。
ボーダーライン
それでは国家公務員の就職氷河期世代枠試験(第1次選考)のボーダーラインと平均点についてご紹介します。
| 試験区分 | 第1次選考ボーダーライン(通過得点)(満点40点) |
|---|---|
| 北海道 | 21点(得点率52.5%) |
| 東北 | 19点(47.5%) |
| 関東甲信越 | 27点(67.5%) |
| 東海北陸 | 23点(57.5%) |
| 近畿 | 24点(60%) |
| 中国 | 19点(47.5%) |
| 四国 | 22点(55%) |
| 九州 | 22点(55%) |
| 沖縄 | 22点(55%) |
国家公務員の第1次選考(基礎能力試験)のボーダーラインは「47.5%~67.5%」という結果になりました。
なお、平均点は「21.8点(得点率54.5%)」でした。
北海道職員(就職氷河期世代枠)のボーダーライン
1次試験の内容及び配点
北海道の1次試験の内容及び配点は、以下のとおりとなっています。(※2024年度分)
- 筆記試験・職務基礎力試験 20点(20題・40分・大学卒業程度レベル・社会事情、言語能力・択一式)
- 筆記試験・職務基礎力試験 20点(20題・70分・大学卒業程度レベル・数的、論理的能力・択一式)
競争倍率
次に2024年度北海道就職氷河期世代枠試験の競争倍率を紹介します。
| 区分 | 1次受験者数 | 1次合格者数 | 最終合格者数 | 最終倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 一般行政 | 217 | 143 | 32 | 6.8 |
| 教育行政 | 11 | 6 | 1 | 11 |
最終競争倍率は「6.8倍と11倍」となりました。
国よりは低い水準となりました。
ボーダーライン
それでは平均点とボーダーラインについてご紹介します。(※2023年度分)
| 試験区分 | 科目 | 平均点(満点20点) | ボーダーライン(合格者最低点)(満点20点) |
|---|---|---|---|
| 一般行政C(経験不問枠) | 社会事情・言語能力 | 10.80点 | 7点 |
| 数的・論理的能力 | 9.51点 | 10点 | |
| 教育行政C(経験不問枠) | 社会事情・言語能力 | 9.38点 | 8点 |
| 数的・論理的能力 | 9.06点 | 7点 |
上記は各試験科目における合格者の最低点です。
科目ごとに最低点を取った受験者が同一人物とは限らないため、単純に合算して第一次試験全体のボーダーラインとすることはできません。
北海道の採用試験では、複数の試験種目を踏まえた評価方法を確認することが重要です。
高知県職員(就職氷河期世代枠)のボーダーライン
1次試験の内容及び配点
高知県の1次試験の内容及び配点は、以下のとおりとなっています。
- 教養試験 50点(50題・2時間・高卒程度の一般知識及び知能に関する5肢択一式)
- 論文試験 50点(2時間・社会人や公務員としての資質に関する筆記試験)
合格基準(各種目の配点の3割以上)に達しない種目がある場合、不合格。(足切り3割)
競争倍率
次に高知県の就職氷河期世代枠試験の競争倍率を紹介します。
| 1次受験者数 | 1次合格者数 | 2次受験者数 | 最終合格者数 | 最終倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 36 | 9 | 9 | 3 | 12倍 |
最終競争倍率は「12倍」となりました。
国よりは低い水準となりました。
ボーダーライン
それでは高知県の就職氷河期世代枠試験(行政)の平均点とボーダーラインについてご紹介します。
| 1次試験平均点(満点100点) | 一次試験ボーダーライン(合格者最低点)(満点100点) |
|---|---|
| 51.34点 | 59.17点 |
高知県の1次試験(教養+論文)のボーダーラインは、「59.17%」という結果になりました。
徳島県職員(就職氷河期世代枠)のボーダーライン
1次試験の内容及び配点
徳島県の1次試験の内容及び配点は、以下のとおりとなっています。
教養試験50点(40題・2時間・大卒程度の一般知識及び知能に関する択一式)
競争倍率
次に2023年度徳島県就職氷河期世代枠試験の競争倍率を紹介します。
| 区分 | 1次受験者数 | 1次合格者数 | 2次受験者数 | 最終合格者数 | 最終倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 行政事務 | 65 | 20 | 18 | 10 | 7倍 |
| 総合土木 | 2 | 2 | 2 | 0 | ー |
最終競争倍率は「7倍」となりました。
ボーダーライン
それでは徳島県の就職氷河期世代枠試験の平均点とボーダーラインについてご紹介します。
| 試験区分 | 教養試験の平均点(満点50点) | 教養試験の合格ライン(満点50点) |
|---|---|---|
| 行政事務 | 24.6点(49.2%) | 21.3点(42.6%) |
徳島県の1次試験(教養)のボーダーラインは、「約43%」という結果になりました。
熊本県職員(就職氷河期世代枠)のボーダーライン
1次試験の内容及び配点
熊本県の1次試験の内容及び配点は、以下のとおりとなっています。
教養試験200点(50題・2時間・高卒程度の一般知識及び知能に関する択一式)
合格基準(平均点又は配点の4割の点のいずれか低い点)に達しない種目がある場合、不合格。
競争倍率
次に熊本県の就職氷河期世代枠試験の競争倍率を紹介します。
| 区分 | 1次受験者数 | 1次合格者数 | 2次受験者数 | 最終合格者数 | 最終倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 一般事務 | 98 | 13 | 11 | 3 | 33倍 |
| 教育事務 | 27 | 5 | 5 | 1 | 27倍 |
最終競争倍率は33倍となりました。(高知県の2倍以上)
ボーダーライン
それでは熊本県の就職氷河期世代枠試験の平均点とボーダーラインについてご紹介します。
| 試験区分 | 第1次試験の合格ライン(満点200点) |
|---|---|
| 一般事務 | 156点(78%) |
| 教育事務 | 140点(70%) |
熊本県の1次試験(教養)のボーダーラインは、「約78%」という結果になりました。
就職氷河期世代枠の教養試験は何割取れば合格できる?
ここまで、国や地方自治体の過去のボーダーラインを紹介してきました。
結論からいうと、就職氷河期世代枠の教養試験に全国共通の合格ラインはありません。
例えば、2024年度の国家公務員就職氷河期世代枠では、地域によって第一次選考通過得点に違いがありました。
また、地方自治体の試験では、教養試験だけでなく、論文やその他の試験種目を合わせた得点で合格者を決定する場合もあります。
そのため、異なる試験の得点率をそのまま比較することは適切ではありません。
足切りラインとボーダーラインは違う
受験生が間違えやすいのが、足切りラインとボーダーラインの違いです。
足切りライン(基準点)
一定の点数に達しなければ不合格となる基準です。
ボーダーライン(第一次選考通過得点)
実際に第一次選考を通過するために必要となった得点の目安です。
例えば、2026年度の国家公務員の就職氷河期世代枠では、基礎能力試験について原則として満点の30%以上という基準が設けられています。
しかし、12点(40点満点の30%)を取れば必ず第一次選考を通過できるわけではありません。
採用区分ごとの受験者の成績や作文試験の結果などによって、選考結果は異なります。
何割を目標に勉強するべき?
私なら、まず受験先の過去の合格ラインを確認したうえで、可能な限り高得点を目指します。
また、模擬試験や過去問を解いて、現在の得点力を把握することも大切です。
教養試験では、苦手科目の克服と、得意科目で確実に得点することの両方を意識しましょう。
競争倍率だけから合格ラインを予測するのではなく、受験先の試験方式・過去の得点データ・自分の学習状況をもとに目標を設定することをおすすめします。
【参考記事】
【2026年版】公務員試験のボーダーラインと平均点は何割?元県職員が解説
就職氷河期世代枠の教養試験|独学での勉強法

就職氷河期世代枠の公務員試験は、独学でも合格を目指すことができます。
私自身、国家公務員一般職や県職員、学校事務職員など、複数の公務員試験を受験してきました。
学校事務職員の採用試験では、約3ヶ月間の独学で筆記試験を突破し、最終的には4位で合格しました。
ただし、過去に公務員試験の勉強経験があったため、初めて勉強する方と同じ条件ではありません。
これらの経験を踏まえ、私がおすすめする勉強方法を紹介します。
1. まずは受験先の出題科目を確認する
最初に確認するのは、受験する試験の内容です。
2026年度の国家公務員の就職氷河期世代枠では、高卒程度の基礎能力試験が実施されました。
一方、地方自治体では大卒程度の問題や、別の形式の試験が実施される場合があります。
受験先のレベルに合った参考書を選びましょう。
2. 数的処理・判断推理を重点的に勉強する
教養試験では、数的処理や判断推理などが重要になる場合があります。
これらの科目は、解き方のパターンを理解し、問題演習を繰り返すことで対策しやすくなります。
特に、勉強から長く離れていた方は、基本問題から取り組むことをおすすめします。
いきなり難しい問題に挑戦せず、簡単な問題を確実に解けるようにしましょう。
3. 文章理解は継続して練習する
文章理解は、現代文や英文などを読み、内容を正確に理解する力が求められる科目です。
私なら、毎日少しずつ問題演習を行うことをおすすめします。
時間を計りながら練習し、文章を読み終えるまでの時間も確認しておきましょう。
4. 一般知識は重要事項を中心に復習する
一般知識の分野は出題範囲が広いため、すべての内容を完璧に暗記するのは難しいこともあります。
受験先の出題例や過去問を参考に、優先して覚える内容を整理しましょう。
特に、社会科学・時事問題などは、基礎的な知識を確認しておくことをおすすめします。
5. 参考書は繰り返し解く
私自身、公務員試験の勉強では、参考書を何度も繰り返す方法を重視していました。
1回解いて終わりではなく、間違えた問題について解説を読み、数日後にもう一度解いてみましょう。
答えを暗記するだけでなく、なぜその選択肢が正しいのかを理解することが重要です。
6. 作文と面接も早めに準備する
就職氷河期世代枠の採用試験では、筆記試験以外にも作文や面接が実施される場合があります。
特に社会人受験生は、筆記試験の勉強が忙しく、面接対策を後回しにしてしまうこともあると思います。
志望動機や自己PRなどは、早めに材料を整理しておきましょう。
教養試験だけでなく、最終合格までに必要な対策を計画的に進めることが大切です。
【参考記事】
【公務員試験】論文で合格できる書き方のコツ6選&ボーダーライン(対策はほぼ不要)
おすすめの参考書
- 「参考書:公務員試験受かる勉強法落ちる勉強法」を読み込み、勉強法をマスター。(数日程度)
- 「参考書:初級公務員一般知識らくらくマスター」をさくっと一周終わらせて、知識をある程度思い出させる。(2週間程度)→その後毎日寝る前に読み続ける。
- 「参考書:新・初級スーパー過去問ゼミor過去問350」で一般知識を対策。(3回繰り返す)
- 「参考書:畑中敦子の初級ザ・ベストプラス」で数的推理・判断推理を対策。(3回繰り返す)
- 「文章理解(英語と国語)」は毎日新しい問題を1問ずつ解く。
【参考記事】
【独学合格】元県職員が教える公務員教養試験の独学勉強法9選と短期合格のコツ
就職氷河期世代枠の公務員試験|独学と通信講座はどちらがおすすめ?
就職氷河期世代枠の公務員試験は、独学でも合格を目指せます。
しかし、長期間勉強から離れていた方や、一人で学習計画を立てるのが難しい方は、通信講座を利用することも選択肢になります。
以下に、私なりの勉強方法の選び方を紹介します。
- 過去に大学センター試験や公務員試験を受験したことがある、独学が得意、極力安く済ませたい → 「独学」
- 独学はそれほど苦手ではない、お金に余裕がない、参考書選びが面倒 → 「通信講座(教材のみタイプ)」
- 独学がすごく苦手、講義形式で学びたい、時間に余裕がある、質問をしたい、面接対策まで面倒をみてほしい、お金に余裕がある → 「通信講座(オンライン講座タイプ)」

公務員試験初学者で、お金に余裕がある人は「通信講座(オンライン講座タイプ)」をおすすめします。
オンライン講座タイプだと、面接対策までしっかりサポートしてもらえるからです。
(面接対策が後手に回ってしまう受験生が非常に多い)
オンライン講座タイプは費用が高いですが、「公務員にさえ合格できれば一瞬で元がとれる」のでそこまで気にしなくていいです。
また、高いお金を払ったことで、
- 「勉強しなくてはいけない」
- 「落ちるわけにはいかない」
とモチベーション維持にも繋がります。
独学がおすすめの人
- 自分で勉強計画を立てられる
- 参考書の解説を読んで理解できる
- 以前に公務員試験などの勉強経験がある
- できるだけ費用を抑えたい
通信講座がおすすめの人
- 公務員試験の勉強が初めて
- 数的処理・判断推理などが苦手
- 講義を聞きながら勉強したい
- 質問できる環境が欲しい
- 面接カードや作文の添削を受けたい
通信講座を選ぶ際の注意点
最も重要なのは、受験する採用試験の出題レベルや内容に対応しているかという点です。
例えば、2026年度の国家公務員就職氷河期世代枠試験では、高卒程度の基礎能力試験が実施されました。
しかし、地方自治体では、大卒程度の問題や別の試験方式を採用している場合もあります。
受験先と難易度の合わない講座を申し込むと、必要のない科目まで勉強することになるかもしれません。
申し込み前に、次の点を確認してください。
- 高卒程度・大卒程度のどちらに対応しているか
- 教養試験・基礎能力試験の対策が含まれているか
- 作文・面接対策が含まれているか
- 面接カード添削や模擬面接の利用条件
- 受講期限と費用
通信講座には、アガルート、LEC、クレアールなどがあります。
ただし、就職氷河期世代枠に対応する講座の有無や募集年度、受講条件は講座ごとに異なります。
詳しい比較については、以下の記事で紹介しています。
▶ 公務員試験のおすすめ通信講座11選|費用・特徴・サポートを比較
必ずしも高額な通信講座を利用する必要はありません。
自分の学習状況や受験先に合った方法を選びましょう。
3社をおすすめとして挙げましたが、費用はそこまで変わりません。
受講したわけではありませんが、実際どの通信講座でも合格者はでているので、講義内容やテキストもそこまで大きく変わらないでしょう。
そのうえで、もし、今の私が公務員試験を受験するとしたら、
「アガルート」
を選びます。
アガルートをおすすめする一番の理由は、なんといっても「内定特典」です。
アガルート:香川県庁合格(女性)
公務員試験の予備校を探している際にいくつかの予備校をランキング形式で紹介しているサイトを見かけ、そのランキングの上位にアガルートの名前があったことから資料を請求しました。届いたお試しの講義動画とテキストが良かったことと、内定すれば全額返金という特典があること、さらにフルオンラインで受講できることに惹かれ、最終的にアガルートに決めました。
(引用:アガルートHP) ![]()
LEC:受講中(40~44歳)
会社勤めをしながら、来年の採用を目指しています。働いているので授業や模試を来校せずに受けられたらと思い、この講座に申し込みました。横浜校はアクセスも良いので、最初は来校して受講相談させていただきました。事務の方の対応も丁寧でわかりやすく、やる気を削ぐような感じはありませんでしたし、ここで頑張ろうと思います。大卒ですが、学校を卒業してだいぶ経つのでもう一度基礎から勉強し直す必要があると感じました。最初のカウンセリングで頂いた数的処理のお試しテキストと動画はとてもわかりやすかったです。これなら、範囲の広い教養試験の勉強もやり切れると確信しています。頑張ります。
(引用:LEC
HP)
クレアール:川崎市合格(30歳)
(おそらく)全ての講義資料がpdfで提供されておりタブレットでの学習が可能になったことで、通勤中などの隙間時間にも学習ができた点です。これが一番でした。いつでも学習できるという通信制のメリットは、反面、自分から学習する機会を作りにいかなければならないということでもあります。その点において、タブレット1つで学習できることは、学習へのハードルを下げることに繋がり、結果的に継続的な学習に繋がったと考えています。また、公務員試験のキモであろう数的処理の講義が非常にわかりやすかったことです。私は全くの門外漢で不安もありましたが林講師の講義が非常にわかりやすく、また純粋に面白く、結果的に高得点に繋がったと考えています。
(引用:クレアール
HP)![]()
【国家公務員就職氷河期世代枠】面接カードの内容と書き方のコツ
それでは、面接カードの内容と書き方のコツについてご紹介していきます。
就職氷河期世代枠でも面接カードは重要
就職氷河期世代枠の公務員試験では、筆記試験を通過した後に、各府省などによる採用面接が実施されます。
その際、面接カードや受付票などの提出書類が必要となる場合があります。
面接カードには、志望動機や自己PR、これまでの経験、採用後に取り組みたい仕事などを記入することがあります。
私自身、県職員採用試験では面接1位で合格した経験があります。
面接カードの作成では、特に次の3点を意識することをおすすめします。
① なぜその官庁を志望するのか
「公務員になりたい」という理由だけでなく、なぜその省庁・機関で働きたいのかを具体的に説明しましょう。
② これまでの経験をどう活かせるのか
正規雇用の職歴が少ない場合でも、アルバイト、学習、資格取得、地域活動、家庭生活などを通じて培った経験や強みを整理できます。
ただし、経験していないことを実績として書いたり、事実を誇張したりすることは避けましょう。
③ 採用後にどのような仕事に取り組みたいのか
志望する官庁の仕事内容を調べ、自分がどのように貢献したいのか考えておきましょう。
特に就職氷河期世代枠では、これまでの経験や今後の働き方について質問される可能性があります。
大切なのは、職歴の長さだけで自分を評価するのではなく、これまでの経験と公務への意欲を具体的に伝えることです。
面接カードの具体的な書き方は、以下の記事で詳しく紹介しています。
▶ 公務員試験の面接カードの書き方|志望動機・自己PRを解説
各機関の面接カードの内容
面接カードの内容は各機関で異なっています。
(様式は各機関採用HPに掲載されています)
ここで、代表例をいくつか挙げておきます。
他機関の面接カード内容をみておくことは非常に大切です。
なぜなら、他機関の面接カードの設問がそのまま質問される可能性があるからです。
【人事院(第2次選考試験面接カード)】
- 志望する理由
- これまで力を入れてきたこと及び今後取り組みたいこと
- 自己PR(長所や人柄等)
- 志望官庁
- 他の就職先への併願状況
- 資格
- 趣味・特技
【内閣府(受付票)】
- 資格・免許・特技
- 志望順位
- 志望する理由(きっかけとなった出来事をできる限り具体的に)
- 特に関心のある内閣府の業務・部局とその理由
- 就職氷河期における自身の就職活動について、苦労したこと
- 就職氷河期から現在までの間、困難であった事象に対してどのように取り組んできたか
- 自己PR
【総務省(面接カード)】
- 志望理由
【金融庁(調査表)】
- これまで最も力を入れてきたこと
- 国家公務員として取り組みたいこと
- 注目している世の中の動き
- 関心分野
- ご自身について
- 自己PR
- 併願状況
【文部科学省(来訪者メモ)】
- 志望理由
- 職務経験等を通じて培った能力及び文部科学行政への活かし方
- 文部科学省に関する主な関心事項
- その他アピールしたい事項
【デジタル庁(エントリーシート)】
- 特技・趣味
- これまで力をいれたこと
- 志望動機
- 性格の自己分析
- 関心政策分野
- 転職活動状況
【国税庁(面接カード)】
- 資格特技
- 国税庁以外の就職活動の有無等
- 志望理由
- 学業や職務経験を通じたもの
- 最近関心や興味を持った事柄
- 印象深かったこれまでの体験
- 自己PR(長所や人柄)
【環境省(訪問者記入事項票)】
- 志望理由
- 自己PR
- これまでの経験の成功体験・失敗体験
- 入省後に取り組んでみたい業務
- 公務員として重んじるべきだと考えること
- 職場環境で一番大切だと考えること
- 趣味特技
- 生活する中で環境に配慮した行動として良いと感じること
面接カードの書き方のコツ
面接カードを書くうえで一番意識してほしい点は、
「志望理由」と「自己PR」をいかに戦略的に書き、面接官に自分という商品を売り込み、「この受験生と仕事をしてみたい」と思わせられるか
です。
具体的な書き方のコツについては、
- 志望理由の区分化(なぜ地方公務員ではなく国家公務員なのか?なぜ他省庁ではなく当庁なのか?)
- やりたい仕事の明確化(どんな仕事をしてみたいのか?具体性が大切)
- 官庁・業務内容をよく把握する(入省したい機関の業務内容を把握しているか?)
- 良質なオリジナルエピソードの選定(自分オリジナルのエピソードを使って志望理由・自己PRを作ると高評価)
などがあります。
これらのコツについては、他の記事でしっかりとまとめていますので、詳しくは各記事をご覧ください。
【志望理由・自己PRの書き方】→【完全ガイド】公務員試験面接カードの書き方|志望動機・自己PRのコツと例文を元県職が解説!
【他の受験生の実例・記入例】→【公務員】面接カードの実例・記入例を多数掲載の公務員用面接対策本を紹介!
【体裁】→【公務員面接カード】「である調」と「ですます調」、どっちがおすすめ?
【添削】→【公務員試験】面接カード添削や面接練習は「ココナラ」がおすすめ!(独学受験生向け)
また、国家公務員現役人事の方が書かれた「自己PR・志望動機・提出書類」についての本を一読するのもありです。
「公務員試験 現職人事が書いた自己PR・志望動機・提出書類の本」著 大賀英徳
出来上がった面接カードは「ココナラ」で添削サービスをしているプロが多数いるので、独学社会人は活用してみるのも良いと思います。
面接カードを第三者に確認してもらいたい方へ
就職氷河期世代枠の面接カードでは、これまでの職務経験や志望動機をどうまとめればよいか悩む方もいると思います。
特に、正規雇用での職歴が少ない方や、長期間仕事から離れていた方は、自己PRに書く内容が思いつかないこともあるかもしれません。
しかし、自己PRは職歴の長さだけで決まるものではありません。
これまでの経験を振り返り、自分の強みを整理していくことが大切です。
私は県職員として約9年間、学校事務職員として約1年間勤務した経験を活かし、現在は公務員試験の面接カード添削サービスを提供しています。
受験生自身の経験や考えを大切にしながら、志望動機や自己PRが伝わりやすい文章になるようサポートしています。
自分の作成した面接カードを客観的に確認してもらいたい方は、利用をご検討ください。
▶ 元県職員による面接カード添削サービスはこちら(ココナラ)
※有料サービスです。料金・納期・対応内容などは出品ページをご確認ください。就職氷河期世代枠の専用サービスではないため、対象となる提出書類への対応可否は購入前にご確認ください。
【公務員就職氷河期世代枠】面接の評価ポイントとおすすめの対策法
つづいて、面接の評価ポイントとおすすめの対策法をご紹介していきます。
評価ポイント(採用方針)
国家公務員の就職氷河期世代枠試験は年代が限定されていたり、職歴が関係ないなど特殊な試験となります。
そのため、「評価ポイント」が通常の試験と若干異なります。
では、具体的に
- どんな人物が求められているのか
- どんな人物が面接で高評価となるのか
知りたいところですよね。
抽象的で少し長いですが、参考になる資料があったので紹介します。
就職氷河期世代試験の実施に当たっては、就職氷河期世代の方々の活躍の場を広げることが本旨であることを踏まえ、取り組むことが必要である。また、この世代は雇用環境が厳しい時期に就職活動を行った世代であり、希望する就職ができず、現在も、不本意ながら不安定な仕事に就いている、無業の状態にあるなど、様々な課題に直面している方がいることも踏まえ、試験の際には、職歴がない、あるいは少ないといった外形上の要件のみにとらわれることなく、各府省における面接を通じて、例えば以下に掲げる人材など、各応募者個人の適性や能力等を可能な限り細かに見た上で、判断することとする。
(1) 自身の経験や苦労を踏まえ、公務に対する強い関心と全体の奉仕者として働く熱意を有する者
(2) 採用後の研修又は職務経験を通じてその知識及び能力の向上が見込まれる資質を有する者
(3) 行政課題に取り組むに当たり重要となる論理的な思考力、判断力、表現力などについて基礎的な能力を有する者
また、単に受験者が高齢であることをもって採用を忌避するといったことがないように留意する。
そのためには、職歴以外の学校などでの経験や苦労を踏まえて、受験者がどのように公務について取り組みたいと考えているかといったことをよく確認する
ことが重要であり、面接においては、就職氷河期世代としての経験を詳細に聞いた上で、公務への適性等を見極めつつ、選考を行うこととする。(引用:就職氷河期世代の国家公務員中途採用の方針及び国家公務員中途採用者選考試験(就職氷河期世代)の実施の依頼等について 令和4年7月13日人事管理運営協議会幹事会申合せ)
ポイントは、
- 職歴で不採用としない
- 年齢で不採用としない
- 熱意があるか
- 向上心があるか
- 思考力・判断力・表現力などの基礎的な能力を持っているか
そして、もっとも大切な部分が、
「これまでの経験を踏まえて、どのように公務員の仕事に取り組みたいと考えているか」
です。
面接本番では上記のポイントが見られている、評価されていることを常に考慮しながら回答していきましょう!
【関連記事】【公務員面接試験】評価基準を理解して対策をすべし!致命的ミスも紹介
おすすめの面接対策
それでは次におすすめの面接対策をご紹介します。
対策は大きく3つあります。
- 公務員試験専用の面接対策本を一読
- 想定問答集作り
- 模擬面接
公務員試験専用の面接対策本を一読
まずは公務員試験専用の面接対策本を一読することをおすすめします。
本を選ぶ際のポイントは「公務員試験専用」を選ぶことです。
公務員の面接は、面接の流れや評価が高い答え方などが民間と少し異なるので、まずは本を読んでしっかり知識を入れておくと面接で有利になるでしょう。
私は国家公務員現職人事の方が書かれた以下の本でしっかり面接対策をしました。
「公務員試験 現職人事が書いた面接試験・官庁訪問の本」著 大賀英徳
(毎年最新刊が発行されるので注意)
想定問答集作り
面接対策本をお読み終えたら、続いて「想定問答集」を作りましょう。
少し大変な作業になりますが、想定問答づくりは非常に大切です。
問答を作る過程で、自己分析などができるので、面接本番での様々な質問に柔軟に対応する力がつきます。
注意として、問答は「会話のキャッチボール」を意識して作成するようにしましょう。
【参考記事↓】
模擬面接
面接対策本を読み、想定問答集も準備できたら、最後にできる限り「模擬面接」を受けましょう。
模擬面接を受けるのは面倒くさくて敬遠されがちですが、模擬面接を受けるか受けないかで面接の出来は大きく変わります。
どんなに完璧な想定問答集ができたとしても、
- 表情
- しぐさ
- 明るさ
- 声のトーン
- 熱意の伝え方
- 会話のキャッチボール
などがしっかりできていなければ不合格まっしぐらです。
模擬面接をして、ぜひ他人の目で一度は見てもらうことをおすすめします。
会社員やフリーター、ニートの方などは模擬面接を受ける場がないと思われがちですが、
- 公務員予備校
- ジョブカフェ(無料)
などで受けることができます。
予約制なので、早めに一度確認してみてください。
【参考記事↓】
【公務員面接試験】模擬面接を受けられる公務員予備校・施設・サービス(独学社会人向け)
説明会は直接採用には関係ないがメリットがある
就職氷河期世代枠試験が気になる人向けに説明会が開催されていました。
まず、もっとも強調したいポイントですが、「説明会は採用に一切関係ありません」。
これは人事院や各府省庁・機関のHP等にもはっきりと書かれています。
ただし、説明会に参加するメリットは十分にあります。
ここで2つのメリットをご紹介します。
メリット1:志望動機などに利用できる
メリット2:質問でどんなことでも聞ける
志望動機などに利用できる
面接カードや受付票で必ず書かされる「志望動機」を考える際に、説明会に行ったことがそのままネタとして使えます。
たとえば、
- 「説明会での職員の熱い姿を見て、こういう人達と一緒に仕事をしたいとあらためて思い志望することにしました」
- 「説明会で質問し、しっかりと自分が考えている仕事・理想としている仕事ができると確信し、志望することにしました」
質問でどんなことでも聞ける
説明会での質問内容はなんでもOKです。
先程も言いましたが、説明会での発言は採用に一切関係がないので、逆にどんなことでも聞けるということです。
私が就職氷河期世代枠試験を受けるなら、例えば以下の質問をします。
- 就職氷河期世代枠で採用されると同世代と比べてどのくらい給料が安い?
- 就職氷河期世代枠では出世は厳しい?
- 就職氷河期世代枠と一般職では配置先(仕事内容)に違いがある?
- 面接では主にどういったことが中心に聞かれるか?答えられる範囲でいいので。
- 就職氷河期世代枠ということで高齢採用となるが、周囲と打ち解けれるか不安、、
説明会ではタブーな質問はないので、聞きたいことをどんどん聞いて、悩みや疑問を解決しましょう。
私だったら、説明会には絶対にいきます。
実際に受験生のときに参加して貴重な経験となったのでおすすめしています。
メリットが多いので、説明会に参加するか迷っているなら行くべきです。
府省庁・機関によっては予約制で、定員も決められていることもあるので、定期的に採用ページをチェックし、予約を開始したらすぐに予約をしましょう。
就職氷河期世代枠で公務員になった後の仕事内容と注意点
40代・50代で公務員として採用された場合、採用後はどのような働き方になるのでしょうか。
私は県職員として約9年間勤務しましたが、公務員の仕事は配属先によって大きく異なります。
同じ行政職であっても、窓口業務、予算・会計、文書作成、関係機関との調整など、さまざまな仕事があります。
仕事を一から覚える必要がある
公務員として採用された場合、最初は行政特有の制度や手続きを覚える必要があります。
例えば、文書の決裁、予算の執行、会計事務、情報管理などです。
社会人経験が豊富な方であっても、初めて公務員になる場合は慣れない部分があると思います。
私自身、県職員として勤務していた際には、異動のたびに新しい仕事を覚える必要がありました。
分からないことを確認しながら、少しずつ仕事を覚えていくことが大切です。
年下の職員から仕事を教わる場合もある
40代・50代で新規採用された場合、年下の先輩職員から仕事を教わることも考えられます。
ただし、年齢が高いからといって、採用直後から管理職になるとは限りません。
採用時の職位や配属先は、採用先の制度によって異なります。
年齢にこだわりすぎず、同じ職場で働く職員と協力する姿勢が重要です。
パソコンの基本操作は役立つ
公務員の仕事では、WordやExcelを使用する機会があります。
そのため、基本的な文書作成や表計算の操作に慣れておくと役立ちます。
ただし、必要なパソコンスキルは部署や仕事内容によって異なります。
また、自動車運転免許が必要かどうかも、配属先の業務や募集条件によります。
採用後の仕事内容を理解し、必要な知識を少しずつ身につけていくことが大切です。
採用後に待ち受ける4つの課題
30代~50代で新規採用者として職場に配属されるため、乗り越えなければいけない以下の4つの課題があります。
- 周りの職員はあなたを就職氷河期世代枠採用者とは知らない
- 配属されたら年下の有能な部下がいる状態
- 年齢によってはすぐ係長になる
- 30代40代で公務員の基礎をイチから覚えていかなくてはいけない
周りの職員はあなたを就職氷河期世代枠採用者とは知らない
職場に配属された際に、就職氷河期世代枠採用者ということは特に職員達は知りません。
「民間経験者枠で採用されてきた有能な人なのだろう」と思う職員もいると思います。
配属されたら年下の有能な部下がいる状態
30代~50代での採用となりますので、当然職場に配属されれば、あなたの下にバリバリ仕事をこなす20代の部下がわんさかいるわけです。
その部下達とともに、連携して仕事をしていく必要がありますので、ストレスは相当のものになると推察されます。
年齢によってはすぐ係長になる
公務員では40歳あたりで係長になっていく人が多いですが、就職氷河期世代枠で40代・50代で採用されるとすぐに係長というポストに就く人も中にはいると思います。
仕事ができなくても、完全年功序列なので係長程度までには出世できてしまうのが公務員の世界です。
30代40代で公務員の基礎をイチから覚えていかなくてはいけない
普通、20代前半で覚えなければいけない公務員の基礎を、30代~50代で覚えていかなくてはいけません。
- 初歩的な質問を部下に聞いたり
- 初歩的なミスを係長から注意されたり
給料はどのくらい?手当や福利厚生はどう?
実際、給料や手当、福利厚生はどの程度もらえるのか、みていきましょう。
初任給
では実際に、就職氷河期世代採用者の初任給はいくらぐらいなのか、実例をご紹介します。
なお、初任給については、年齢や経歴に応じて決定されるため、個人差があります。
今回紹介する初任給はあくまで一例としますので、ご自身の条件に近いものを参考としてください。
ちなみに、初任給は受験案内に必ず掲載されていますので、確認したい方は各自治体の受験案内をご覧ください。
【国家公務員】
【東京都】
【千葉県】
【新潟県】
32歳大卒(卒業後職歴のない方)で213,759円(地域手当含む)
32歳高卒(卒業後職歴のない方)で194,677円(地域手当含む)
各自治体の受験案内に掲載されている様々な条件での初任給を紹介しました。
これでおおよその額が分かるかと思います。
就職氷河期世代枠の給料は安い?
就職氷河期世代枠で採用された場合の給料は、採用先の給与制度に基づいて決定されます。
一般的には、採用時の職務経験や学歴などを考慮して初任給が決定される場合があります。
そのため、同じ年齢の公務員であっても、これまでの職歴や採用時の職位などによって給料に差が出ることがあります。
ただし、就職氷河期世代枠で採用されたからといって、必ず同年代のすべての公務員よりも給料が安くなるわけではありません。
また、地域手当や扶養手当などの支給条件も、採用先によって異なります。
受験を検討する際は、募集要項に掲載された給与例を確認し、職務経験がどのように反映されるか採用担当部署に問い合わせてみることをおすすめします。
手当や福利厚生、昇給などは他の公務員と変わらない
初任給は安いですが、手当や福利厚生は他の公務員と変わりません。
通勤手当、住居手当、扶養手当、時間外勤務手当(残業代)、期末・勤勉手当(ボーナス)等の手当や年次休暇年間20日はしっかりともらえます。
また、昇給についても、入庁後は他の職員と変わらずに原則毎年上がっていきます。
就職氷河期世代が公務員になるためのその他の選択肢
国家公務員の就職氷河期世代向け中途採用者選考試験は、2026年度に再開されました。
また、政府は2028年度までの中途採用方針を示しています。
一方、地方自治体では、就職氷河期世代枠を実施していない場合もあります。
そのため、就職氷河期世代の方が公務員を目指す際には、専用の採用枠だけでなく、ほかの採用区分も確認することをおすすめします。
社会人経験者採用
地方自治体や官庁では、社会人経験者を対象とした採用試験が実施されることがあります。
ただし、一定年数の職務経験が必要な場合もあるため、募集要項を確認しましょう。
年齢制限が比較的緩やかな採用区分
自治体によっては、通常の採用試験でも比較的高い年齢まで受験できる区分があります。
就職氷河期世代枠だけに絞らず、幅広く受験先を探してみることをおすすめします。
会計年度任用職員などの募集
正規職員以外にも、会計年度任用職員などとして公務に携わる方法があります。
ただし、会計年度任用職員として勤務すれば自動的に正規職員になれるわけではありません。
正規職員を目指す場合は、別途採用試験や選考が必要となるのが一般的です。
就職氷河期世代の方にも、公務員を目指す選択肢はいくつかあります。
自分の職務経験や年齢、希望する仕事内容に合わせて、受験できる試験を探してみましょう。
まとめ|就職氷河期世代枠の公務員試験は2026年度に再開
今回は、公務員の就職氷河期世代枠採用試験について、2026年度の最新情報や過去の倍率・ボーダーライン、勉強法、面接対策などを紹介しました。
重要なポイントをまとめます。
- 国家公務員の就職氷河期世代向け採用試験は2026年度に再開された
- 政府は2026年度から2028年度までの中途採用方針を示している
- 2026年度の国家公務員試験では、事務・技術・刑務官の区分で採用が予定された
- 受験資格・採用人数・試験方式は年度や採用先によって異なる
- 筆記試験のボーダーラインは地域や試験区分によって異なる
- 独学でも合格を目指せるが、必要に応じて通信講座を活用する
- 作文・面接カード・面接の準備も重要
- 就職氷河期世代枠以外の社会人採用なども選択肢になる
私は県職員として約9年間勤務し、国家公務員一般職や学校事務職員など、複数の公務員試験を受験してきました。
これまでの経験から、公務員試験では、受験先の試験方式を理解し、自分に合った方法で対策することが大切だと考えています。
特に就職氷河期世代枠では、久しぶりに勉強を始める方も多いと思います。
最初から完璧を目指す必要はありません。
まずは受験先の募集要項を確認し、必要な勉強を一つずつ進めていきましょう。
年齢や過去の職歴だけで可能性を判断せず、受験できる制度を調べてみることをおすすめします。
この記事が、公務員への転職を考えている皆さんの参考になれば幸いです。
