「公務員になりたいけど、自分に向いているのかな?」
「安定しているって聞くけど、実際の仕事はどんな人が活躍できるの?」
そんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか?
私は県庁職員として9年間勤務してきました。
そのなかで、公務員に向いている人と向いていない人には、明確な違いがあることを実感しました。
実際、周りには「この人、公務員にピッタリだな」と思う人もいれば、「向いていないのに無理して働いていて、しんどそうだな…」という人もいました。
この記事では、公務員の仕事に向いている人と向いていない人の特徴を20個紹介します。
これを読めば、自分が公務員に適性があるのか、あるいは別の道を考えたほうがいいのか、判断しやすくなるはずです。
※9年間県職員を経験した元公務員が実体験に基づき、具体的な特徴を挙げているので、信頼性の高い内容となっています。
公務員に向いてる人の特徴10選
それでは公務員に向いている人の特徴を10選紹介していきます。
- コミュニケーション能力が高い人(報連相が上手な人)
- 事務仕事が好きな人
- どんな仕事でも前向きに取り組める人(希望した部署にいけなくても我慢できる人)
- 苦手な人がいても耐えられる人・うまくやっていける人
- ストレス耐性が強い人
- 大企業よりは安いけど安定した給料&充実した福利厚生がほしい人
- 勉強が好きな人
- 年功序列でも構わない人
- 協調性が高い人
- ルーチンワークが苦にならない人
コミュニケーション能力が高い人(報連相が上手な人)
コミュニケーション能力はできる社会人としては必須の能力ですが、公務員においても必須の能力です。
逆にいうと、コミュニケーション能力が低いと自覚している口下手な人・コミュ障の人は、正直公務員には向いていません。
公務員試験には合格できても、公務員として働きだすと、段々とコミュニケーション力不足から自分は仕事ができないと悩み始めることでしょう。
楽な仕事だと思われがちな公務員ですが、実際9年間働いた私から言わせてもらうと、公務員は日ごろからかなり高いコミュニケーション力が求められます。
- 上司などへの報連相
- 決裁(作成した文書・資料の係員・係長・課長などへの内容説明)
- 会議
- 窓口業務
- 住民説明会
- 業者への指示・監督
- 国・県・市など他の公務員とのやりとり
- クレーム対応
- 予算折衝
- 議員対応
逆にいえば、コミュニケーション力が高い人は、公務員は天職となると思います。
仕事ができる人は、仕事もでき、周囲からの信頼も厚く、出世も早くなるでしょうし、充実した公務員ライフを送ることができます。
事務仕事が好きな人
基本的に、公務員の仕事は事務仕事がメインです。
机に座り、1日中パソコンに向かい、以下のような文書・資料作成する日々を送るのが一般的です。
- 通知文(補助金支給通知、説明会開催通知など)
- 起案文書(上司などから許しをもらうための文書)
- 企画書(来年度の事業案など)
- 会議資料
- 議事録
- 司会進行表
- 県民からの問い合わせに関する回答文
- 報道機関への文書(プレスリリース)
- 広報紙
- パンフレット(公務員は自前でパンフレットを作成する場合あり)
- ホームページ
そのため、事務仕事、特にPC業務が苦にならない人が向いています。
Word、Excel、PowerPointは通常業務で使うので、必須スキルです。
あと、公文書を作成するため、正確性も非常に大切なので、几帳面な人・誤字脱字に厳しい人・丁寧な人が向いています。
どんな仕事でも前向きに取り組める人(希望した部署にいけなくても我慢できる人)
公務員、特に行政職で入職した職員は、異動を繰り返し様々な業務を担当することになります。
例えば、私の同期の一例を挙げれば、
1~3年目:商工労働部(中小企業の経営支援)
4~8年目:県民文化部(芸術文化の振興)
9~10年目:部長秘書
11~12年目:市町村派遣
13~15年目:総務部(地域振興)
16年目~:建設部(人事・予算)
などを歴任している人がいます。
私の県では、行きたい部署の候補を5つ希望することができ、毎年11月に課長面談をしていました。
ただし、基本希望通りにはなりませんでした(なかには希望通りになる人もいましたが)。
公務員はどんな業務でも担当し、短期間でその業務を極めていかなくてはいけないジェネラリストです。
ここまで幅広い業種を担当するのは民間の会社では考えられず、公務員ならではだと思います。
【関連記事】
元県庁職員が語る公務員(県職員)の人事異動の実態(異動頻度や内示はいつ?)
苦手な人がいても耐えられる人・うまくやっていける人
どの組織でも苦手な人、合わない人はいます。
ですが、特に公務員は係単位で仕事を遂行していくので、苦手な人と一緒に仕事をしていかなくてはいけない機会が増えます。
特に、苦手な上司に決裁をもらわなければならない場合が多々あり、上司に説明する前には私はかなりストレスを感じていました。
私が苦手だなと思った上司は、
- 飲み会好きな上司(私はお酒が苦手だったので苦労しました。誘いを断ると不機嫌になり困りました)
- 仕事が全然できないのに部下には厳しい上司
- 人で態度を変える上司
- 決裁を全然してくれない上司
- パワハラ上司
- アルハラ上司
- プレッシャーをかけてくる上司
挙げたらきりがありません。
ストレス耐性が強い人
民間と比べて、公務員は楽だと思われている人もいるかもしれませんが、正直公務員は部署や上司によってはかなりストレスフルな職業になります。
実際、メンタルを病む人も多数います。
精神及び行動の障害で1ヶ月以上休んだ国家公務員は全職員のうちの「1.92%」
(データ元:人事院 令和5年度年次報告書)
1.92%ということは、実に、50人に1人はメンタル疾患で休職していることになります。
クレーマーももちろん多く、しかも公務員の仕事は税金で成り立っているので、市民からの理不尽なクレームにもうまく対応していかなくてはいけません。
民間企業だったら、「うちのサービスは利用しなくていい」「どうぞ他のお店を利用してください」「出禁」などのような対応ができますが、公務員がそれができないので、苦しいところです。
また、完全な年功序列で、問題のある人も出世し、上司や管理職になりますので、そういう人が課長や係長などを務める部署は、「パワハラ」などが横行しやすい環境となってしまいます。
【参考記事】
公務員のパワハラの定義・具体例・事例・相談先を紹介!(元県庁職員の経験談あり)
そういったなかで、公務員として、ストレス耐性が高い人が求められています。
面接試験においても、ストレス耐性が高い人材なのかを判断する質問もよくされます。
大企業よりは安いけど安定した給料&充実した福利厚生がほしい人
公務員の給料は、大企業よりは低く、中小企業よりは少し高いぐらいです。
【参考記事】
県庁職員の給料実態。思っている以上に公務員の給料は安い。(激務薄給)
決して、高給取りではないため、お金持ちになるには無理でしょう。
ただし、田舎だと大企業がないので、公務員は銀行員と並んで高給取りといえるかもしません。
給料はイマイチですが、福利厚生については、公務員は完璧です。
休暇や手当が充実していますし、職員宿舎は完備されていますし、食堂もありますし、共済組合や労働組合もしっかり機能しているので、安心して働けます。
【参考記事】
【まとめ】地方公務員の手厚い休暇制度。有給は何日?うつ病は何日休める?特別休暇とは?
勉強が好きな人
公務員になると、自分の担当業務の法令をしっかり勉強しなくてはいけません。
異動した日から、一般市民や関係機関から問い合わせの連絡が来ます。
そのため、短時間での習得が必要となり、業務時間はもちろん、時間外でも法令の勉強が必要になってくることもあります。
それと法令だけでなく、事務処理の仕方、マニュアル、システムの使い方、自己啓発など学ぶべきことはたくさんあります。
年功序列でも構わない人
公務員は今でもなお完全年功序列です。
毎年、昇給していき、一定の経験年数になると、横並びで係長や課長などに昇格していきます。
それでも若干は、昇格のスピードに差が出ますし(同期と比べて数年早く係長になるなど)、部長クラスになれるのは全体のうちのごくわずかです。
人事評価制度がありますが、名ばかりのものですので、いくら仕事ができても、他の人よりも抜きに出て成果をだしても、出世には繋がりにくいです。
それよりも学歴がものを言う世界です。
やはり高学歴の人(東大、京大、有名私立など)は、出世スピードが早いですし、部長になれる人も多いです。
協調性が高い人
公務員は、上司や係長と常に連携して仕事をしていきます。
何をするにも、上司や係長や課長のOKがでないと動けないため、協調性がなく、上司とうまくやっていけない人は、公務員になるのは避けておいた方が無難です。
私の職場でも、ほとんどの人は協調性の高い人達でしたが、中には上司に相談することなく勝手に仕事を進めて暴走しがちなベテラン職員や、うまく上司と協調できず仕事をためてしまって注意されていた新人がいました。
ルーチンワークが苦にならない人
公務員の仕事は部署にもよりますが、ルーチンワークの仕事が多いです。
毎年、法令遵守しながら決められた事務処理をミスなく決められたとおりに処理していくことが求められます。
ルーチンワークは慣れてしまえば楽な仕事となりますが、逆にマンネリ化を生じさせるのも事実です。
ぼ~と毎年同じことの繰り返し、、、退屈。
企画・営業をどんどんしていく感じがいい人は公務員は避けた方が無難かもしません。
(部署によってはどんどん企画していかなくてはいけないところもあります。それはそれで大変です)
ルーチンワークのような決まりきったことをミスなく着々と進めたいというタイプの人は公務員に向いているといえます。
公務員に向いてない人の特徴10選
つぎに公務員に向いてない人の特徴を10選紹介していきます。
- 将来、転職や起業したい人
- 副業をしたい人
- お金持ちになりたい人
- 対人関係が極端に苦手な人
- スピーディーなやり取りを好む人
- 勉強嫌いな人
- 出世欲が高い人
- コミュニケーション能力が低い人
- 公務員の給料は高いと思っている人
- 公務員は定時あがりで民間よりも楽だと思っている人
将来、転職や起業したい人
公務員の仕事は安定していますが、 転職や起業を目指す人には向いていないです。
公務員の業務は決まったルーチンが多く、自由な発想や変革を求める場面が少ないため、 自己成長を感じにくいことがあります。
もし将来的に自分のアイデアを活かしたビジネスを立ち上げたいと考えているなら、公務員の枠内で満足感を得るのは難しいです。
転職や起業では、自分のペースで仕事ができ、成長の機会も多くあります。
自分のビジョンに向かって進んでいきたいなら、公務員以外の道を考えるのも選択肢の一つです。
副業をしたい人
公務員として働いている限り、 副業をすることは原則厳しいと考えてください。
【関連記事↓】
【公務員】副業は許可制で原則禁止(法律&兼業許可基準&おすすめの副業)
公務員の副業(兼業)については許可制となっていますが、実際私の知りたいの県職員で副業をしている人はほぼいませんでした。
副業をやっている人の例としては、
- 兼業農家で農業で収入を得ている
- 兼業農家で果樹栽培で収入を得ている
- マツタケ山をもっていて、マツタケを売って収入を得ている
このあたりにしか見聞きしたことがありません。
もし、副業を通じて収入を増やしたいと考えているなら、公務員は絶対に避けるべきです。
ブログ、YouTube、せどりなどももちろんダメです。
お金持ちになりたい人
公務員の給料は安定しているものの、 お金持ちになりたいと考えるなら、公務員は向いていません。
公務員は給与が一定の範囲内であり、 昇給幅もあらかじめ決められていて、どんなに素晴らしい結果をだしても、大きな金額を稼ぐことが難しい職業です。
もし、富を築くことを目標にしているなら、 エリートサラリーマン、起業、投資 、副収入を得る方法を積極的に探す方が現実的です。
ただし、公務員どうしで結婚し、共働きとなればお金持ち(資産1億円)も現実的に目指せます。
【関連記事↓】
【勝ち組】公務員の共働き最強説!(お金持ちになりたいなら公務員になるのが現実的)
対人関係が極端に苦手な人
公務員の仕事は、 チームでの協力や対人対応が求められることが多い職業です。
特に市役所や県庁では、さまざまな人と関わり、調整を行う場面が多くなります。
対人関係が苦手な人にとっては、このような業務は非常にストレスになります。
もし、自分のペースで働きたい場合や人との関わりを最小限にしたい場合は、公務員という選択肢は避けてください。
スピーディーなやり取りを好む人
公務員の仕事は、 時間がかかることが多いです。
書類の承認や調整など、行政手続きにはどうしても時間がかかり、迅速な意思決定が求められる場面では物足りなさを感じることでしょう。
スピーディーなやり取りを好む人にとって、無駄に感じることが多くなるかもしれません。
ですが、公務員は法令遵守が原則で、全て法令に基づき事務処理を進めていかなくてはいけないので仕方がありません。
民間の人が公務員の仕事が遅いとよく言っていますが、その人も公務員になって、税金を使っての仕事をしてみれば分かると思います。
勉強嫌いな人
公務員の仕事は、新しい知識の習得や研修参加など、日々学び続けることが求められます。
もし、勉強が嫌いであったり、学びの機会にモチベーションが湧かない場合は、公務員の仕事は退屈に感じるかもしれません。
勉強をしなくても結果を得やすい職場環境を望むのであれば、民間を検討した方が良いかもしれません。
出世欲が高い人
公務員の職場は未だに完全年功序列で、出世のスピードが極端に遅い、そして全員横並びが一般的です。
昇進は学歴に依存することが多く、 急速にキャリアを築きたい若手職員には物足りない場合が多々あります。
もし、 早期に管理職になりたいと思っているのであれば、公務員の職場ではその夢を実現するためのスピードが遅く感じます。
民間企業や起業の世界では、実力や成果主義が強調され、出世のチャンスが早く訪れる場合もありますので、公務員ではなく民間を選ぶべきでしょう。
コミュニケーション能力が低い人
公務員の仕事は、コミュニケーション能力が非常に重要視されます。
住民や同僚とのやり取り、上司や部下との調整など、円滑に進めるためには高いコミュニケーションスキルが求められます。
もし、自分の意見をうまく伝えられないと感じる方は、高いストレスを感じることでしょう。
若手のうちで、単調な事務処理をしているうちはそこまで問題となりませんが、だんだんと仕事の質が上がってくると、コミュニケーション能力不足を痛感する日々が増えてくることでしょう。
コミュニケーションが得意でない場合、 一人で黙々と働ける職業を考える方が良いといえます。
ただ、コミュニケーション能力は社会人になってからも磨くことは可能です。
自己啓発本でコミュニケーションスキルを磨くとともに、仕事での実践を通して経験値を増やすことで自然とコミュニケーション能力が高まっていきます。
極端なコミュ障でなければ公務員になってもなんとかなるでしょう。
公務員の給料は高いと思っている人
公務員の給料は安定していますが、大手民間企業と比較すると高くありません。
なぜなら公務員の給料は、民間企業と差がでないようにしっかり調整されていて(公民較差が管理されている)、だいたい中小企業より少し高め、大企業より安めあたりにされています。
特に地方公務員の場合、地域や役職によって給与水準は異なり、民間企業の同じ職種に比べて少ないことが多いです。
公務員は高給取りだと思い込んでいると、実際の給与に驚くことがあるかもしれません。
【関連記事】
【公務員】年齢別の平均給料はいくら?公務員vs民間企業(公務員は大企業には勝てない)
公務員は定時あがりで民間よりも楽だと思っている人
公務員は部署によっては定時で帰れることがありますが、 定時上がりの部署のほうが少ないのが実態です。
役所や部署によっては、期末や年度末など繁忙期に残業や休日出勤が発生することもしばしばありますし、多忙な部署では残業が常態化しています。
実際、ストレスで体調を崩す人も大変多く、公務員の仕事は決して楽ではないことを理解しておくべきです。
公務員の仕事で挫折しやすいタイプ
公務員は安定している職業ですが、「思っていた仕事と違った」と感じる人もいます。
ここでは、公務員として働く中で苦労しやすいタイプを紹介します。
- ルールや前例に縛られるのが苦手な人
- 仕事の成果をすぐに感じたい人
- 競争意識が強い人
- 変化の少ない仕事が退屈に感じる人
① ルールや前例に縛られるのが苦手な人
公務員の仕事は 過去の事例や法令に基づいて行うことが多く、自由な発想でどんどん改善していくタイプの人にはストレスになることがあります。
新しいアイデアがあっても、「前例がないから却下」となるケースもあり、変化を求める人には厳しい環境かもしれません。
② 仕事の成果をすぐに感じたい人
民間企業では、営業成績や売上などの数字で成果が見えやすいですが、公務員の仕事は 長期的な視点で進めるものが多く、成果が目に見えにくいことがあります。
「頑張ったのに評価されない」「やりがいを感じにくい」といった悩みを抱える人も少なくありません。
③ 競争意識が強い人
公務員の評価制度は成果主義ではなく、年功序列の要素が強いため、バリバリ働いて実力で評価されたい人には物足りなさを感じるかもしれません。
特に、「自分の方が仕事をしているのに、昇進のペースが同じ」 という点に不満を感じることがあります。
④ 変化の少ない仕事が退屈に感じる人
公務員の仕事は 決まったルーチンワークも多く、毎日違う刺激を求める人には合わないことがあります。
特に、窓口業務や事務作業の多い部署では、同じ業務を淡々とこなすことにストレスを感じることもあります。
県職員で活躍していた人のタイプ(実例2人)
ここで実際に私の周辺で特に活躍していた県職員を紹介します。
成功している公務員の特徴を知ることで、自分が公務員に向いているか判断しやすくなると思いますので参考にしてみてください。
【後輩のI君】
- 大学で法学を専攻してきていて、法律に詳しかった。業務の法的根拠を理解し、的確に処理できる能力があった。
- 組織の内情をよく理解し、根回しが得意だった。上司・同僚・関係機関との調整もうまく、円滑に業務を進めていた。
- コミュニケーション能力が特に高く、特に説明力が際立って高かった。
- 人の話をすぐ理解する能力があり、会議や打ち合わせの場でも瞬時に要点を把握し、的確に意見を述べていた。
- 仕事がかなりでき、上司にとても気に入られていた。評価も高く、難しい案件が次々と舞い込んでいたが、持ち前の向上心で着実にこなしていた。
- 現地機関→本庁→総務省へ出向と順調に出世街道を進み、将来が有望視されていた。
【上司のMさん】
- 人を惹きつけるカリスマ性があり、抜群のコミュニケーション能力を持っていた。誰とでもすぐに打ち解け、住民や事業者とも強い信頼関係を築くのが得意だった。
- 気さくで朗らかな性格で、普段から冗談を交えながら課内の雰囲気を和ませていた。
- 新しい事業を次々と提案し、行政の枠にとらわれない発想で、地域にとって有益なプロジェクトを次々に生み出していた。
- 心身ともにタフで、どれだけ忙しくも疲れを見せず、常にパワフルに動いていた。多忙な時期でも気を抜かず、周囲に安心感を与える存在だった。
- 時に上司とも意見をぶつけあう芯の強さを持っていた。迎合するのではなく、必要なときにはしっかりと自分の意見を主張し、組織をより良くしようと考えていた。
- 住民や事業者の意見をうまく取り入れ、地域協働の事業を発案するのが得意だった。人を巻き込みながら、新しい価値を生み出していた。
I君やMさんのように活躍している公務員には、共通する特徴があります。
- コミュニケーション能力が高い(説明力があり、対人調整が得意)
- 向上心があり、難しい仕事にも前向きに取り組める
- 組織の動きを理解し、適切に立ち回れる(根回しや調整ができる)
- 柔軟な発想を持ち、新しいアイデアを形にできる
- どんなに忙しくてもタフに働ける(ストレス耐性が高い)
このような素質を持っている人は、公務員の世界で出世しやすく、活躍の場を広げることができます。
公務員として働きたい人は、これらの能力を意識して伸ばしていくと良いでしょう。
まとめ
公務員に向いている人と向いていない人の特徴を20個紹介しましたが、いかがでしたか?
公務員は安定しているというイメージが強いですが、向いていない人が無理に働くとストレスが大きく、長く続けるのが難しい仕事でもあります。
「向いている特徴に当てはまる部分が多かった!」という方は、公務員を目指す価値が十分にあります。
一方で、「向いていない特徴が多かった…」という方は、無理に公務員を目指すのではなく、他の選択肢を考えてみるのもアリです。
とはいえ、どんな仕事にも向き不向きはあるもの。
「向いていない」と思う部分があっても、克服できるなら問題ありません。
自分の性格や適性を客観的に分析し、納得のいくキャリアを選んでいきましょう!
もし 「自分が本当に公務員に向いているかどうか」 で悩んでいる場合は、実際の公務員の仕事内容やリアルな体験談をもっと詳しく知ることで、判断しやすくなります。
ぜひ、ほかの記事も参考にしながら、納得のいく進路選択をしてください!
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