今回の記事では、地方公務員の平均給与月額ランキングについて、さくっとご紹介します。
- 公務員はどのくらい給料をもらっているのか気になる人
- どこの自治体が一番もらっているのか気になる人
- 県職員と市職員、どっちが多くもらっているのか気になる人
に役立つ記事となっています。
- 最も高い平均給与月額は463,638円の神奈川県川崎市
- 最も安い平均給与月額は272,437円の沖縄県多良間村
- 都道府県職員トップの東京都は453,595円、市区町村職員トップの川崎市と1万円の差がある
【2022年】地方公務員給与ランキング!(都道府県・市区町村別)
それでは地方公務員一般行政職の平均給与月額ランキングを都道府県・政令指定都市・市区町村別にご紹介します。
なお、今回紹介するのは「給与」です。
- 「給与」=給料(基本給)+諸手当
- 諸手当=扶養手当、地域手当、住居手当、特殊勤務手当、時間外勤務手当(残業代)等 (※ボーナスは含まない)
また、データは総務省の「給与・定員等の調査結果等」を利用しています。(令和4年4月1日時点)
都道府県
それでは都道府県平均給与月額ランキングです。
順位 | 自治体名 | 平均給与月額 |
---|---|---|
1位 | 東京都 | 453,595円 |
2位 | 徳島県 | 435,488円 |
3位 | 宮城県 | 434,222円 |
4位 | 神奈川県 | 433,423円 |
5位 | 静岡県 | 432,321円 |
~ | ||
46位 | 沖縄県 | 375,542円 |
47位 | 高知県 | 375,110円 |
全体平均 411,612円(平均年齢42.6歳)
1位は東京都の453,595円、最下位は高知県の375,110円となりました。
実に、78,485円ものひらきがあります。
政令指定都市
それでは政令指定都市平均給与月額ランキングです。
政令指定都市は20団体あります。
順位 | 自治体名 | 平均給与月額 |
---|---|---|
1位 | 川崎市 | 463,638円 |
2位 | さいたま市 | 458,507円 |
3位 | 千葉市 | 457,460円 |
4位 | 神戸市 | 457,240円 |
5位 | 名古屋市 | 450,487円 |
~ | ||
19位 | 浜松市 | 397,069円 |
20位 | 札幌市 | 385,685円 |
全体平均 431,588円(平均年齢41.8歳)
政令指定都市では、さいたま市の459,667円が1位、札幌市の385,685円が最下位となりました。
市区町村
それでは市区町村平均給与月額ランキングです。
市区町村は全国に1721団体あります。
順位 | 自治体名 | 平均給与月額 |
---|---|---|
1位 | 東京都 三鷹市 | 461,082円 |
2位 | 愛知県 豊田市 | 460,124円 |
3位 | 神奈川県 厚木市 | 456,781円 |
4位 | 福島県 相馬市 | 451,623円 |
5位 | 兵庫県 三田市 | 451,490円 |
~ | ||
1720位 | 青森県 今別町 | 273,832円 |
1721位 | 沖縄県 多良間村 | 272,437円 |
全体平均 389,438円(平均年齢41.8歳)
市区町村では東京都の三鷹市の460,921円が1位、最下位は沖縄県多良間村の272,437円となりました。
なぜ三鷹市が1位なのか、理由がイマイチ思いつきませんでした。
2位の豊田市はやはりトヨタの恩恵を受けていることが理由でしょうか。
また、1位の厚木市と最下位の多良間村で188,484円との差も驚きました。
まとめ
ここまで都道府県、政令指定都市、市区町村の平均給与月額ランキングをご紹介しました。
全てを累計してトップだったのは、神奈川県の川崎市の463,638円となりました。
都道府県職員1位の東京都が453,595円なので、川崎市とは実に1万円という差がつきました。
ちなみに、今回の給与額にはボーナスが含まれていませんので、ボーナスが含まれる年収でみると順位変動があると思います。
川崎市のボーナス(期末手当+勤勉手当)は1,692,500円です。
単純計算で厚木市の年収は約725万円(平均年齢41.8歳)となります。
この金額を安いとみるか高いとみるか、意見が分かれるところだと思います。
大手民間企業からしたら安いだろうし、中小企業からしたら高いだろうし、公務員の給料の高い安い問題は価値観の問題なので答えのない問題ですね。
ちなみに、国家公務員の平均給与月額ですが、413,064円となっています。(令和4年1月15日時点)
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