今回は想定問答シリーズ第3弾として「圧迫質問」の対処法などについて紹介します。
- 圧迫質問がきたら、どう答えていいか分からない
- 沈黙になってしまいそう
- どんな内容で圧迫質問されるのか
- 圧迫質問をされた時の対応の仕方を知りたい
このような受験生に役立つ情報となっています!
- 何でも良いから回答する
- 沈黙はダメ
- 態度や表情にも注意
【執筆者↓】
公務員試験面接での圧迫質問への対処法や圧迫質問例
圧迫質問への対処法
民間に比べて公務員試験では圧迫質問は少ないですが、1回の面接で1回ぐらいは圧迫質問があると思っていてください。
圧迫質問の厳しさも民間に比べたら弱めだと言われています。
それでは圧迫質問の対処法をみていきます。
必ず何かを答える!
圧迫質問がきたときは、
どんなに回答に窮することでも、必ず何かを答えること!
これに尽きます。
面接官は、答えにくい質問をされても受験生が
- 動揺しないか
- 動揺してもいかに早く立ち直ることができるか
- イライラしたりビビらないで粘り強く対処できるか
をみています。
ちなみに、回答内容はどんなものでも構いません。
面接官は回答内容自体はあまり気にしていません。
そのため、圧迫質問が来たと思ったら、とにかく素早く動揺することなく何かしら答えましょう!
態度や表情にも注意!
回答内容だけではなく、「態度」「表情」も乱さないでください。
面接官は露骨に興味がない態度やイライラした態度で、嫌味な質問をしてきます。
その様子を見て、
- すくみあがる
- 泣きそうになる
- 対抗心むき出し
など過剰反応してはいけません。
平然とポジティブ回答をしてください。
圧迫質問の例
圧迫質問にもピンからキリまであります。
想定するのは中々難しいですが、参考までに代表的なものを挙げておきます。
- 「この試験に落ちたらどーするの?」
- 「うちの県とは縁もゆかりもないけど、どうしてウチを受験したの?」
- 「なぜ説明会には来なかったの?」
- 「なぜインターンは公務員を選ばなかったの?」
- 「志望動機からすると、〇〇のほうが向いてるよね?」
- 「どうしてもうちの県でなきゃいけない明確な理由はないの?」
- 「公務員を志望しておいて、なんで併願で民間も受けてるの?」
- 「きみは公務員は向いてないよ、民間に行ったほうが良いよ」
- 「何を言いたいのかよく分からないな、もっと具体例をだしてよ」
- 「自動車免許がなきゃ仕事になんないよ」
- 「今まで事務職をしてこなかったけど大丈夫?うちは事務仕事がメインなんだけどほんと大丈夫かな」
- 「転職が多いけど、なんで長続きしないの?」
- 「うちの仕事はかなりシンドいよ、プレッシャーもすごいし、病む人も多いけど、きみに耐えられる?」
- 「それは机上の空論じゃない?現実的に無理だと思うよ」
- 「あなたの志望動機は民間を否定しているように聞こえるけど?」
- 「その短所じゃ公務員は向いてないよ」
- 「うちは併願先の合格がでるまでのキープじゃないの?」
- 「併願先に優先順位をつけてください」
- 「併願先は落ちたんだ~。なんで落ちたと思う?うちは受かると思う?」
上記以外にも、いくらでも嫌な質問は考えられますので、事前に想定問答を作成しても効果は薄いと思います。
それよりも前述した圧迫質問の対処法をよく理解しておきましょう。
私の圧迫質問体験
私の県庁の採用試験のときは、最後の方に不意打ち的な感じで、圧迫質問が1発きました。
「うちの県に合格できるか分からないよ?もし落ちたらどーするの?民間企業は受けていないとのことだけど」
とかなり冷たい感じで突き放されたような感じで言われました。
当時私は圧迫質問は選ばれし受験生への質問だと考えていたので、
(もちろん圧迫質問がなくても合格する場合もあります)
ちなみに、回答内容は
「落ちたとしても、先程申し上げた志望動機や自己PRで挙げた内容に近い仕事を探して、人と自然とのサポートをしていきたいと考えております」
です。
あくまで、志望動機などと矛盾がでないように注意しながら沈黙になることなくさっと回答しました。
このときの面接成績は受験生全体の中で1位だったので、わりとうまく対応できたと思っています。
そして、社会人として臨んだ小中学校事務職(県職員)では圧迫質問はありませんでした。
圧迫質問がなくて、不合格かなと思っていましたが、面接成績は全体の4位で合格できたので問題なかったみたいです。
まとめ ~圧迫質問は笑顔で自信たっぷりにポジティブ回答を!~
ここまで圧迫質問の対処法などについて、ご紹介してきました。
最大のポイントは、圧迫質問が来たら、「自分は認められている、面接が高評価なんだ」とプラスにとらえることです!
そして、自信をもって明るく元気にポジティブ回答しましょう!
圧迫質問に特にアレルギーがある人はとにかく模擬面接を繰り返してください。
自然と圧迫質問への抵抗感がなくなりますよ。
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