今回の記事では、公務員浪人についてさくっとご紹介します。
この記事は、
公務員浪人をするけど、どのスタイル(就職しながら勉強するか、就職せず勉強に専念するか)でいくべきか迷っている受験生
に役立つ記事となっています。
【公務員浪人】就職して働きながら勉強し、公務員試験を受けたほうが面接時に有利!
私の知り合いにも公務員浪人をして合格した人は結構いました。
なかには5年間くらい連続受験してようやく市役所に合格した強者も。
まずは、知り合いたちの浪人スタイルを紹介します。
公務員浪人のスタイル
私の知り合い達の「公務員浪人スタイル」は以下の5タイプでした。
- 就職
- フリーター(非常勤職員、アルバイトなど)
- 無職(ニート)
- 大学院(進学)
- 公務員予備校(通学)
割合的には、就職や大学進学が多く、無職で公務員浪人をする人はほぼいませんでした。
面接で有利になるので、働きながら勉強し受験したほうが良い
私の考えとしては、働きながら勉強したほうが良いと思います。
それは「面接で有利」になるからです。
働いた場合、面接時では
- その仕事のことに質問が集まる
- 経験をもとにしたオリジナリティあふれる回答ができる
- 他の受験生に差をつけることが可能
となります。
また、働くことで面接時に必要な面接カードの志望動機や自己PRなども書きやすくなります。
無職で家に引きこもり毎日勉強し続けるのも良いのですが、精神衛生上あまり良くありません。
また、面接時に「この1年公務員試験勉強以外になにもして来なかったの?」と突っつかれそうな気もします。
(ただし、無職独学で合格した友達もいます!)
面接を意識して働く場を選ぶ
会社に就職したり、フリーターとして働く場合、面接で有利になるような職種をチョイスするのもコツのひとつです。
できる限り、事務系の仕事を選んだり、営業職などのコミュニケーション能力が問われる仕事は面接時に受けがいいと思います。
(ただし、激務すぎる仕事はやめておきましょう、勉強する時間がなくなりますので)
特に、フリーターの場合は、県庁や市役所などで非常勤職員として働くと、
- 公務員の仕事の内容がわかり、面接でもアピールしやすい
- 公務員という仕事を垣間見ることができ、本当に公務員になりたいかを確認できる
などのメリットがあります。
【参考記事】
新しい非常勤職員、会計年度任用職員とは?メリット、デメリットを紹介!
注意として、特定の職種だから加点になるということはありません。
あくまで面接時のやりとりで好印象を与えやすい職種もある(公務員として即戦力になるような職種)ということです。
面接でもっとも大切なのは、その受験生の人柄や熱意などであることを忘れてはいけません。
勉強方法
浪人スタイルとともに大事になってくるのが、「勉強スタイル」です。
勉強スタイルには大きく分けて4タイプあります。
- 予備校(通学)
- 予備校web通信(オンライン)
- 通信教育
- 独学
会社員やフリーターとして勉強する場合は、「独学」「通信教育」「web通信」あたりが主流となります。
私としては、浪人生は一度公務員試験を受験しているノウハウがあるので、独学でも良いと思います。
ただし、独学で失敗した人は公務員予備校のweb通信や通信教育を検討してみてもいいでしょう。
勉強法などについては別記事でまとめていますので良かったらご覧ください。
【参考記事】
- 元県庁職員が公務員予備校10社を比較&選ぶポイントを紹介!(web通信・通信教育)
- 公務員試験初学者の社会人は独学よりも通信教育がおすすめ!(通信教育3社比較)
- 【公務員試験】受講料全額返金やお祝い金あり!内定特典のあるおすすめのスクールを紹介!(通信教育)
まとめ~公務員浪人に正解はない~
ここまで公務員浪人について、さくっと紹介してきました。
大切なことは、自分に合ったスタイルで勉強すべきです。
どのスタイルでも合格することは可能なので、最終的には自分に適したスタイルを見つけて、それで1年頑張っていくことが合格には不可欠です。
ちなみにもし私が公務員浪人をするんだったら、「非常勤職員で市役所や県庁や府省で働きながら独学で勉強をする」スタイルを選びます。
非常勤職員なら基本残業はありませんので、勉強時間の確保にも困りません。おすすめです。
【関連記事】
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