国家公務員の就職氷河期世代枠試験の筆記試験が終わると、各府省庁・機関で説明会が実施されます。
説明会には参加したほうがいいのかな?
絶対ではないですが、できる限り参加することをおすすめします
今回の記事では、国家公務員就職氷河期世代枠試験の説明会について参加するべきかどうか、私の考えをサクッとご紹介します。
- 説明会に参加するか迷っている
- 採用に関係があるのか知りたい
- どんなメリットがあるのか
- どんな質問をしたらいいか迷っている
このような受験生に役立つ記事となっています。
記事の信頼性:この記事は元県庁職員(約9年間勤務)の公務員試験アドバイザーが書いています。
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説明会は直接採用には関係ないがメリットがある
もっとも強調したいポイントですが、
「説明会は採用に一切関係ありません」
これは人事院や各府省庁・機関のHP等にもはっきりと書かれています。
説明会にたまたま面接官が来ていれば印象には残るので、結果面接がスムーズに行く可能性も無きにしもあらずですが、可能性はかなり低いでしょう
ただし、説明会に参加するメリットは十分にあります。
ここで2つのメリットをご紹介します。
メリット1:志望動機などに利用できる
面接カードや受付票などで書かなければいけない「志望動機」などを考える際に、説明会に行ったこと自体がそのままネタとして使えます。
たとえば、
- 「説明会での職員の熱い姿を見て、こういう人達と一緒に仕事をしたいとあらためて思い志望することにしました」
- 「説明会で質問し、しっかりと自分が考えている仕事・理想としている仕事ができると確信し、志望することにしました」
ただし、説明会に参加したから志望しただけでは志望動機としては弱すぎます。公務員になりたい志望動機が別にしっかりあったうえで、説明会にも参加し、さらにその気持ちが増したという流れで利用する程度が良いでしょう。
メリット2:質問でどんなことでも聞ける
質問内容はなんでもOKです。
先程も言いましたが、説明会での発言は採用に一切関係がないので、逆にどんなことでも聞けるということです。
私が就職氷河期世代枠試験を受けるなら、例えば以下の質問をします。
- 就職氷河期世代枠で採用されると同世代と比べてどのくらい給料が安い?
- 就職氷河期世代枠では出世は厳しい?
- 就職氷河期世代枠と一般職では配置先(仕事内容)に違いがある?
- 面接では主にどういったことが中心に聞かれるか?答えられる範囲でいいので。
- 就職氷河期世代枠ということで高齢採用となるが、周囲と打ち解けれるか不安、、
説明会ではタブーな質問はないので、聞きたいことをどんどん聞いて、悩みや疑問を解決しましょう。
ただし、パンフレットやHPに掲載されている情報を聞くのは止めておきましょう。せっかく職員に直接質問できる機会なので、調べても出ていない情報・一歩踏み込んだ質問を聞くようにしましょう
説明会は絶対に参加すべき
ここまで、国家公務員の就職氷河期世代枠試験の説明会について参加するべきかどうかについて説明してきました。
私だったら、説明会には絶対にいきます。
実際に受験生のときに参加して貴重な経験となったのでおすすめしています。
メリットが多いので、説明会に参加するか迷っているなら行くべきです。
府省庁・機関によっては予約制で、定員も決められていることもあるので、定期的に採用ページをチェックし、予約を開始したらすぐに予約をしましょう。
ここまでお読みいただきまして本当にありがとうございます!
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