国家公務員(就職氷河期世代枠)の筆記試験が終わり、各府省庁・機関で説明会が実施されます。
今回の記事では、国家公務員(就職氷河期世代)の説明会について参加するべきかどうか、私の考えをご紹介します。
- 説明会に参加するか迷っている
- 採用に関係があるのか知りたい
- どんなメリットがあるのか
- どんな質問をしたらいいか迷っている
このような受験生に役立つ記事となっています。
記事の信頼性:この記事は元県庁職員(約9年間勤務)の公務員試験アドバイザーが書いています。
【国家公務員就職氷河期世代】説明会には行ったほうがいい?
それでは、説明会に参加したほうがいいのか、採用に関係あるか、メリットなどをご紹介していきます。
今後の日程
まずは、今後の日程を確認しておきましょう。
- 12月25日 10時 筆記試験合格発表
- 1月18日以降 面接予約受付
- 1月25日~2月5日 面接試験
- 2月25日 10時 面接試験合格発表
就職氷河期世代枠用の説明会は12月中旬~1月中旬あたりに開催される予定です。
説明会の日程については、各府省庁のHPや人事院採用情報NAVI の国家公務員中途採用者選考試験(就職氷河期世代)などで随時情報提供を行われる予定となっています。
説明会は事前予約な場合があります。
各府省庁採用HPの予約フォームなどより予約を行ってください。
なお、説明会を実施せず資料のみの提供する機関もあります。
説明会日程一覧
2020年12月12日現在の各府省庁・機関の説明会の開催日時をご紹介します。
(当方で確認できたもののみ)
なお、説明会の内容や予約の仕方は各府省庁・機関のHPに掲載されていますので、ご確認ください。
府省庁・機関 | 日時 | 形式 | 定員 | 備考 |
---|---|---|---|---|
内閣府 | 12月18日 19:30~20:30 | オンライン | 30人 |
|
公正取引委員会 |
12月18日 11:00~ と 14:00~ 1月19日 11:00~ と 14:00~ |
オンライン |
個別業務相談会も行っています。 |
|
消費者庁 | 1月中旬 | |||
公安調査庁 | 1月中旬 |
ほとんどの機関ではまだ情報をあげていませんでした。
また、説明会を開催せず「業務説明資料をお読みください」とし、PDF資料をHPに掲載している機関もあります。
説明会、採用には関係ないがメリットがある
もっとも強調したいポイントですが、
「説明会は採用に一切関係ありません」
これは人事院や各府省庁・機関のHP等にもはっきりと書かれています。
ただし、説明会に参加するメリットは十分にあります。
ここで2つのメリットをご紹介します。
メリット1:志望動機などに利用できる
面接カードや受付票などで書かなければいけない「志望動機」などを考える際に、説明会に行ったこと自体がそのままネタとして使えます。
たとえば、
- 「説明会での職員の熱い姿を見て、こういう人達と一緒に仕事をしたいと思い志望することにしました」
- 「説明会で質問し、しっかりと自分が考えている仕事・理想としている仕事ができると確信し、志望することにしました」
メリット2:質問でどんなことでも聞ける
質問内容はなんでもOKです。
先程も言いましたが、説明会での発言は採用に一切関係がないので、逆にどんなことでも聞けるということです。
私が就職氷河期世代枠を受けるなら、例えば以下の質問をします。
- 就職氷河期世代枠で採用されると同世代と比べてどのくらい給料が安い?
- 就職氷河期世代枠では出世は厳しい?
- 就職氷河期世代枠と一般職では配置先(仕事内容)に違いがある?
- 面接では主にどういったことが中心に聞かれるか?答えられる範囲でいいので。
- 就職氷河期世代枠ということで高齢採用となるが、周囲と打ち解けれるか不安、、
説明会ではタブーな質問はないので、聞きたいことをどんどん聞いて、悩みや疑問を解決しましょう。
説明会は絶対に参加すべき
ここまで、国家公務員(就職氷河期世代)の説明会について参加するべきかどうかについて説明してきました。
私だったら、
「説明会には絶対にいきます」
実際に受験生のときに参加して貴重な経験となったのでおすすめしています。
メリットが多いので、説明会に参加するか迷っているなら行くことをおすすめします。
府省庁・機関によっては予約制で、定員も決められていることもあるので、定期的に採用ページをチェックし、予約を開始したらすぐに予約をしましょう。
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