元県庁職員が明かす、公務員に求められる具体的な人材8選!(面接合格のポイント)

 
ねこさん
求められてる公務員像がイマイチ分からん。。。
 
 
伯爵さん
それじゃ今回は公務員経験10年の私が、具体的に求められている人材・スキルを紹介するね!

 

求められる人物像を知ることは、面接試験において必ず役立ちます

 

なぜかというと、回答の際に、あなたがその人物像になり得るだろう匂わせ回答をし、面接官に「コイツは使える」「一緒に働いてみたい」と思わせることができるからです。

 

しっかりと把握して、面接対策に活かしてください。

 

記事の信頼性:執筆者は元県庁職員(約10年間)。公務員(県庁職員)から公務員(学校事務職)への転職経験あり。現在公務員試験アドバイザーとして活動中。

 

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求められる公務員の人物像8箇条

公務員は学力があるのは当たり前です。

 

そのために筆記試験を課しているわけで。

 

そのうえで、現場で求められるのは、「地頭力」「これから紹介するスキルを持つ人」です。

 

タフな人(身体的に精神的に強い)

公務員でうつ病など精神疾患を発症する人はとても多いです。

 

そして、近年その数は増加傾向となっています。

 

心の疾病で1ヶ月以上休んだ国家公務員の割当は「1.39%」(3,841人)。(平成29年度)
(人事院 国家公務員長期病休者実態調査等より)
 
 
伯爵さん
つまり、100人に1人以上は長期休職しています。私の知り合いの県庁職員、市職員、先生でも体調を崩されて休職した人は結構います。
 
 
ねこさん
めちゃブラックやん、、、
 
公務員がうつ病になったらどうなるか知りたい人は↓
 

パワハラまがいなことも多数あります。

 

言動や暴力ではなく、どちらかというとアカデミックなハラスメント系が多いと思います。

 

下記記事で具体例を紹介しています。

公務員のパワハラの定義・具体例・事例を紹介!(元県庁職員の経験談あり)

 

ストレスフルな職場に加えて、公務員は残業が当たり前の世界です。

 

部署にもよりますが、20時21時22時まで残業することはしばしばあります。(定時にあがれる部署も実在します)

 

来客や電話がない土日に出勤して、集中して事務をこなす職員も多数います。

 

このように、精神的なタフさに加えて、身体的にもタフさも求められます。

 

 
伯爵さん
タフさがないとほんと病みます。なので、このタフさがあることが必須条件です。

 

住民対応が卒なくできる人

公務員は住民、業者、議員、団体など様々な方達を相手に、そのタイプにわけて適切な対応をすることが求められます。

 

もちろんどの部署においても、クレーマーはちょくちょく来ます。

 

このため高いコニュニケーション能力が求められます。

 

それなのに面接試験のときに、

  • 緊張しすぎる人(震えるなど)
  • あまりに口下手すぎる人
  • 目線をあわせて話せない人
  • 挙動不審な人
  • 一方的に喋りたてる人

など問題特性を持っている人を合格させるはずがありません。

 

 
伯爵さん
そのような人を住民対応にあたらせたら、自治体の信用失墜になりかねません。

 

 
ねこさん
そりゃそうだ。窓口に挙動不審な公務員がいたら信頼感ゼロ。。。

 

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説明力がある人

民間でもそうですが、いわゆる「ホウレンソウ」(報告・連絡・相談)がしっかりできる人は仕事ができます。

 

 
伯爵さん
社会人の基本ですが、これがなかなか難しいんです

 

例えば、、、

仕事で問題が生じた際に、まずはすぐに上司に相談しなければなりません。

しかし、上司はかなり忙しそうでイライラ気味。

うまく事の顛末を説明しないと

「だから何が言いたいんだ」

「それでお前はどうしたいんだ」

と大目玉を食らいそう、、、

なんてことはよくあります^^;

 

 
伯爵さん
ここで説明力がある人、口達者な人はうまく切り抜けるんですよね~
 

また、公務員は、「予算折衝」「住民説明会」「打ち合わせ」「会議」「根回し」「監査対応」「管理職への事前レクチャー」など様々なところで高い説明力が求められます。

 

説明力はある程度訓練すれば上達しますので、面接時にそこまで必須ではないです。

 

ですが、それでも自分の経験を面接官に流暢に説明したり、説明力が公務員にとって重要なスキルだと認識していることが大切です。

 

適応力がある人

公務員は原則数年ごとに異動します。

 

そして、その都度全くの畑違いの部署にいく可能性が高いです。

(特に大卒程度の上級職などの人達)

 

昨日まで出先機関で税務課で税徴収をしていたのに、次の日から

  • 県庁の観光課でインバウンド向けの企画を考える
  • 自然保護課で自然公園を管理する
  • 労働雇用課で雇用対策を行う
  • 部長付きになって部長の秘書的業務をやる
  • 国に出向になる、民間企業に出向になる

なんてことも余裕であります。

 

また、異動初日からあなたはその担当の仕事のエキスパートにならなければなりません。

 

住民には実務経験の年数なんて分かりませんから。

 

そのため、異動後は関係法令や条例を学んだり、過去の書類から事務処理の流れなどを短期間で習得する必要があります。

 

 
伯爵さん
そうやってせっかく覚えた業務なのに、数年後にはまた全く違う部署に異動になります
 
 
ねこさん
日々勉強をし続けていくことになるんだな、、、

 

適応力や柔軟性、自分自身を成長させようとする高い志がないと、落ちこぼれ職員まっしぐらです。。。

 

対人調整能力・人脈構築力がある人

対人関係を築くことが苦手な人は、公務員という組織の中で行きていくのは非常にシンドくなります

 

何をするにも、自分ひとりではできず、必ず上司や管理職の決裁が必要になります。

 

係単位で動く仕事も多いです。

 

また、出世する人・仕事ができる人は必ず人脈構築力に長けています。

 

仕事ができるな~という人は様々な人から頼りにされていますし、逆に仕事で問題があればその人脈を最大限に利用して難所を乗り切ります。

 

管理職や上司、同期、部下、みんなから慕われています。

 

 
伯爵さん
出世して当然だなって感じです。

 

責任感・やり遂げる力がある人

最後まで仕事をやり遂げる責任感がある人は管理職や上司からの信頼度が高まります

 

難易度が高い仕事でも、ただの煩雑な事務作業でも、責任をもって期限を守りつつミスなくこなし続けている人にチャンスは回ってきます

 

 
伯爵さん
責任感がありすぎて、自分を追い込み、病んでしまう人もいるので無理は絶対に禁物です。

 

企画力・提案力がある人

公務員は、企画や提案をする機会は意外と多いです。

 

特に来年度の予算を決める時期になると、管理職や財政課に自分や係の企画案を提案することになります。

 

少ない予算でいかに費用対効果が高い事業、住民のためになる事業ができるか、これが大切なポイントです。

 

 
伯爵さん
例年通りの予算配分・事業で十分、新規事業の立ち上げなし、前例踏襲主義の人は係長止まりでしょう。私の県庁時代の知事も「思考停止人間」になってはダメだと県職員によく言っていました。

 

組織行動・団体行動ができる人

いわゆるKY(空気が読めない)な人は公務員には向いていません

 

公務員は基本的に組織で動くので、団体行動が中心、正義です。(これがマイナスに働くことも多いですが)

 

一人で良い仕事をしようと思っても、一人で目立とうと思っても公務員では無理があります。

 

  • 「周りの空気を気にして気遣いができる」
  • 「上下関係に注意をはらい上司をたてることができる」

 

などしていかないと評価が下がります。

 

周りを気にせず、自分だけどんどんパフォーマンスを上げて仕事をこなして出世をしたい、周りを出し抜きたい、給料を上げたいと思う人はどうぞ民間を選んでください。

 

面接においても、この点は重要です。

 

あくまでチームワーク良く困難な課題を乗り越えていく系のほうが好まれます

 

自分ひとりで大それたことをやってやるぜ系は、どちらかというと民間に向いています。

 

 
伯爵さん
出世欲の塊みたいな人は公務員には向いてないです。年功序列の考えが未だに残っていますので。

 

公務員の給料は1年でどのくらい上がるの?昇給・昇任の仕組み(地方公務員)

県庁職員の給料実態。思っている以上に給料は安い。(激務薄給)

 

「一緒に仕事をしたい」と思わせることが超重要

ここまで公務員に求められている人物像8箇条を紹介しました。

 

「これらのスキルを持った人」、「このスキルが重要だと分かっている人」を面接官は欲しがっています

 

受験生の皆さんには、「これらのスキルを持ち合わせている」、あるいは「意識している」ことを面接官に回答の中でアピールすることが重要です。

 

これができれば、面接官は

  • 「この受験生は公務員をよく分かっている、勉強している」
  • 「ぜひ我が自治体で活躍してもらいたい」
  • 「一緒に働いてみたい」

と思うわけです。

 

こうなれば合格は自ずと向こうからやってきます。

 

詳しい評価基準については、別記事でも紹介しているので一読してみてください。

【公務員面接試験】評価基準を理解して対策をすべし!致命的ミスも紹介

 

 
伯爵さん
ここまでお読みいただき本当にありがとうございます。ほかにも公務員の面接記事を書いていますので参考にしていただければ幸いです!