公務員試験の障害者枠を受験しようと思っているんだけど、難易度や対策方法が知りたいなぁ
私自身、障害者枠を受験したことがあり、得点率85%、全体の3位で筆記試験を合格したことがあるので、その対策方法を紹介するね
今回の記事では、公務員試験(障害者枠)の難易度と筆記試験対策について、元公務員で障害者枠を受験したことがある私の経験談をもとに紹介します。
主に、
- 公務員試験障害者枠に興味がある人
- 教養試験の勉強がうまくいっていない人
に参考になる記事となっています。
- 障害者枠試験の難易度は、公務員試験参考書の基本レベル程度(他の公務員試験に比べて簡単)
- 勉強方法は「同じ参考書を繰り返す」「捨て科目を決める」ことが大切
- 勉強期間は数ヶ月間でOK(個人差あり)
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目次
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私の受験した公務員試験(障害者枠)の内容と結果
私は元々県職員でしたが、体調を崩して退職したあと、再び県職員になろうと思い、地方にある県庁の障害者枠試験(県職員・行政職)を受験しました。
試験内容は、
- 教養試験(120分、40問:一般知識20問、一般知能20問)※
- 作文試験(800字以内)
- 適性検査(ひたすら質問に回答していくだけのもの)
- 面接試験(個別面接1回のみ、15分程度)
でした。
(※一般知識:高校までに習った全科目。一般知能:公務員試験独自の数学的問題など)
結果的に、教養試験は80点満点中68点(得点率85%)、受験者61人中3位で教養試験に合格しました。
61人が受けて、46人が筆記試験を通過していたので、教養試験の競争倍率は1.3倍とかなり低いです。
私の受験した県では、教養試験は楽に通過させて、面接試験でしっかり判断・落とす傾向がありました
参考ですが、教養試験に関しては、
- 倫理
- 文学芸術
- 古文・漢字
- 時事問題
の出題はありませんでした。
一般知能の出題数は、
- 英語3問
- 国語3問
- 資料解釈2問
- 数的・判断推理12問
でした。
障害者枠の教養試験難易度
障害者枠の試験は、高卒程度のレベルとなっていますが、難易度については、はっきり言って「楽」でした。
私は、これまでに公務員試験(地方上級技術職と学校事務職)に2度合格したことがありましたが、どの試験よりも障害者枠試験は簡単でした。
公務員試験参考書の基本レベル程度の問題が多く、難問はありませんでした。
ある程度勉強しておけば、まず教養試験に落ちることはないです
ちなみに、私が受験した県では、合格最低ラインが正答率4割と事前に決まっていました。
2問に1問正解できれば教養試験は合格できるんだな。なんだか気が楽になった
教養試験の対策方法
私は独学で勉強し、筆記試験は合格できました。
- 独学が得意な人
- センター試験を受験したことがある人
は、独学で十分合格できます。
勉強時間と勉強期間
私は昼間働いていたので、朝早起きして出勤する前に受験勉強をしていました。
(夜は疲れ切っていて、とても勉強する気持ちにはなれませんでした)
毎日朝1時間から2時間程度勉強していました。
朝は本当に集中できるので、朝勉はすごくオススメです!
障害者枠の試験が10月下旬にありましたが、私が受験勉強を開始したのは、7~8月あたり。
事情があり、試験直前の2週間程度は全く勉強できなかったので、実質勉強期間は2ヶ月間程度でした。
正直、勉強期間が短すぎて合格できないかなと思いましたが、結果的に高得点をゲットすることができました。
私の持論になりますが、長期間ダラダラと勉強するよりは数ヶ月の短期集中で勉強したほうが合格率もあがるし、タイムパフォーマンスも良いです。
勉強方法
私の勉強方法について、具体的にご紹介します。
使用した参考書
使用した参考書は以下のものだけです。(クリックするとAmazon商品詳細ページに飛びますのでご利用ください)
これだけで十分合格できました
勉強の進め方
基本的に、上記の参考書を毎日解いていました。
試験日までに同じ問題を3回繰り返せるように逆算して、毎日どのくらい問題数を解いていけばいいのかを最初に決めました。
(私の場合:数的推理・判断推理は1日3~4問程度、文章理解は1日1問、一般知識は全科目1日1問)
ポイントは、「新しい問題集に手を出さない、同じ問題集を繰り返す」です。
心配になって、どんどん新しい参考書を買う人もいますが絶対に止めましょう。紹介した参考書をしっかり取り組めば、十分合格できます
なお、文章理解だけは毎日新しい問題を解くようにしてください。
また、畑中シリーズの問題は基本レベル(PLAY)だけ解けば大丈夫です。(TRYやChallengeは無視でOKです)
障害者枠の数的推理・判断推理は難しい問題がでないので、基本レベルの問題を確実に解けるようにしておくことが重要です。
捨て科目を決める
「捨て科目」を最初に決めてください。
公務員試験は範囲がとても広いので、全科目を勉強していると試験までに間に合わず、不合格まっしぐらです。
注意として、一般知能は出題数が多いので、絶対捨ててはいけません。
私は、一般知識の化学・日本史・世界史を捨て、一切勉強しませんでした。それでも当日は85%得点できました
独学が苦手な人は通信講座がおすすめ
私は独学で十分合格できましたが、以下の人は公務員予備校の通信講座を検討してみるのもありです。
- 独学が苦手な人
- センター試験を受けたことがない人
- 講義形式で勉強したい人
- 分からない問題があったときに誰かに質問したい人
- 面接に自信がなく、十分な面接対策を受けたい人
どの予備校にしたらいいか迷う人は「アガルート」の通信講座が私はおすすめです。
おすすめ理由する理由は、ズバリ
- 講座の安さ
- 内定特典(合格すれば無料になる)
があるからです。
【参考記事↓】
【費用無料】公務員予備校選びに迷う人は内定特典で決める(格段に安い)
もし、面接に自信がなくて手厚い面接対策を希望する場合は、「LEC 」の通信講座が特におすすめです。
おすすめ理由する理由は、ズバリ
- 担任のフルサポート
- 充実の面接対策(面接カード添削、模擬面接無制限)
があるからです。
※注意:選択する講座は「高卒区分」(高校生・社会人向け)を選択してください。
障害者枠試験は高卒程度のレベルなので、高卒程度のコースや社会人コースがある予備校を選ぶようにしてください。くれぐれも大卒程度レベルのコースは選ばないように注意です!
まとめ
ここまで、公務員試験障害者枠の難易度と対策方法について、経験談をもとに紹介してきました。
障害者枠の教養試験は決して難しくありません。
少し努力すれば、十分合格することは可能ですので、短期間集中して勉強を頑張ってみてください。
ここまでお読みくださりありがとうございます。以下の関連記事も参考になるので、あわせてお読みください。
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