【公務員】夏季休暇の取得できる日数は?公務員はお盆休みがない!?

公務員には夏の期間に取得できる「夏季休暇」という休暇制度があります。

 

夏季休暇については、ほぼ全自治体で導入されています。

全都道府県、全指定都市、そして99.1%の市区町村で「夏季休暇」が導入
(参考:総務省「令和3年度地方公共団体の勤務条件等に関する調査結果」

 

となりの伯爵さん
夏季休暇中は有給扱いで、給料100%出ます

今回は公務員の「夏季休暇」について、シンプルにご紹介します。

 

  • 国家公務員は3日間地方公務員は5日間が多い
  • 取得できる時期は7月から9月が多い(自治体によっては6月からもある)
  • 夏季休暇はあるが、お盆休みはない
  • 夏季休暇の取得をノルマとしている自治体がある

 

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国家公務員の夏季休暇

休暇日数「連続する3日間」

 

取得時期7月から9月までの間

※注意:国家公務員の夏季休暇は原則連続する3日間となっています。

(参考:「人事院HP 勤務時間・休暇制度」

 

地方公務員の夏季休暇

東京都

休暇日数:「5日間」

 

取得時期7月1日から9月30日までの間

(参考:「東京都人事委員会HP 職員の勤務条件」

 

千葉県

休暇日数:「6日間」

 

取得時期6月から9月までの間

(参考:「千葉県HP 勤務条件・研修制度」

 

新潟県

休暇日数:「原則連続する5日間」(個人的な事情により分割することは認められない)

 

取得時期7月1日から9月30日までの間

(参考:「新潟県HP 勤務時間・休暇制度概説」

 

横浜市

休暇日数:「5日間」

 

取得時期6月1日から9月30日までの間

(参考:「横浜市一般職職員の休暇に関する規則」

 

【悲報】公務員には「お盆休み」「ゴールデンウィーク」はない

夏季休暇はありますが、実は公務員には「お盆休み」&「ゴールデンウィーク」はありません

 

公務員は基本カレンダーどおりの出勤となるためです。

 

ただ、実情としてはお盆期間中に「夏季休暇」をまとめて取得し、お盆を休みにする職員が多めです。

 

となりの伯爵さん
私はあえてお盆中は休みをとりませんでした。なぜなら来客や電話がほとんどなく仕事に集中できるからですw

 

ちなみにお盆中も来客が全くないわけではないので、最低でも一係に係員1人はいるように指示があり、KYではない若手職員が「私がお盆中出勤しますので皆さん夏季休暇をお取りください」と言う風習があったりなかったり笑

 

まとめ ~夏季休暇の取得はノルマとなっている自治体もある~

以上、公務員の夏季休暇についてご紹介しました。

 

自治体により日数や取得時期が異なっていますが、国家公務員は3日間、地方公務員は5日間が多いです。

 

取得率についての統計情報はありませんでしたが、私の県職員時代はなぜか「夏季暇」だけは必ず全ての日数を取得するように指示されていました

 

事前に夏季休暇の取得スケジュールを係ごと決めて、取得状況を管理職が管理し、上に報告していました。

 

「多忙な部署の職員も必ず取得しろ」ということで、仕方なく「もぐり(休暇申請はしたけどこっそり働きに来ている)」をしている職員もいました。

 

お盆休みはありませんが、夏季休暇は3~4ヶ月間のうちに取得することができるので、混雑時期を外して旅行などに行くことができるので、非常に都合の良いナイスな休暇です!

 

ぜひ、取得しましょう!!

 

となりの伯爵さん
ここまでお読みいただき本当にありがとうございます☆

他にも公務員の休暇制度などについて記事を書いていますので、良かったらご覧ください。