今回の記事では、公務員予備校別の合格実績について、さくっと解説します。
合格率は2社のみ公表
公務員予備校の合格実績比較(合格者数が多い予備校はどこか?)

合格実績が確認できた予備校は、
- 大原
- TAC
- 伊藤塾
- 大栄
- LEC
- 東京アカデミー
- EYE
の7社になります。
それでは順番にみていきましょう。
参考までに公式サイトのURLも貼っておきますので、気になる予備校があれば資料請求するなどして調べてみてくださいね。
(注意:実人数で公表している予備校と、延べ人数で公表してる予備校がありますので、ご注意ください。延べ人数だと一人で複数合格している場合、重複してカウントされるので数が多くなります)
大原
合格実績:3270名(2020年度 最終合格者 実人数)
TAC
合格実績:5102名(2020年度 最終合格者 延べ人数)
HP:TAC 公務員総合サイト
伊藤塾
合格実績:内々定率85%(2020年度 国家総合職 教養区分 本科生限定)
HP:『公務員試験』対策なら法律資格・公務員試験専門の受験指導校・伊藤塾!
大栄
合格実績:1002名(2019年度 最終合格者 延べ人数)
HP:大栄 公務員サイト
LEC
合格実績:順位別合格実績公表(2020年度 1位合格:労働基準監督官A、裁判所事務官総合職、裁判所事務官一般職、兵庫県、和歌山県、静岡県、群馬県、鳥取県、静岡市、調布市、国家総合職、法務省専門職員、東京都、奈良県、静岡県警、鳥取県警)※具体的な区分についてはHPでご確認ください
HP:LEC 合格実績
東京アカデミー
合格実績:3113名(2020年度 最終合格 実人数)
EYE
合格実績:合格率64.2%(2020年度 最終合格 実人数 167名合格/260名受験中)
HP:EYE トップページ
以上、各予備校の合格実績でした。
実人数と延べ人数が混じっているので、どこの予備校が一番合格輩出数が多いとは言い切れません。
としても、私の肌感覚としては、どの予備校もとんでもない差がついているという感じはしませんでした。
ちなみに、私が学校事務に転職した際の同期たちのなかには、大原出身の方が多くいました。(地方)
合格率を公表しているのは2社のみ
さきほども書きましたが私が調べたなかでは、合格率を公表していたのは、「伊藤塾」と「EYE」の2社のみでした。
伊藤塾
伊藤塾に関しては、国家公務員の総合職内々定率85%!(本科生のみ)は脅威だと思います。
公務員試験のなかでも最難関の総合職試験でそれだけの合格率をだすのは、本当にすごい。
伊藤塾さんは総合職の講座に定評があり、HPからもその自信が伝わってくる感じでした。(自信があるからこそ、合格率を公表しているのだと思います)
総合職の採用を希望される方は、伊藤塾さんを優先して検討してみてもいいかもしれませんね。
EYE
また、EYEさんの最終合格64.2%の合格率も非常に高いと思います。
1次試験合格率も公表していて、なんと86.9%という合格率。驚愕です。
EYEさんの特徴としては、担任・講師陣のサポートが非常に手厚いということ。
合格者の声としても、「受講生と担任との距離が近い予備校はない」という声もあがっています。
まとめ
ここまで、公務員予備校の合格実績についてさくっとご紹介してきました。
合格実績でそこまで大きな差がないのは、どの予備校でも使用されている教材や講義にそこまで大差がないといえるのではないでしょうか。
最終的に合格に大切な要素は、やはり「自主学習の質と量」だと思います。
今回は合格実績だけをご紹介しましたが、公務員予備校の選び方や費用や内容の比較を知りたい方は別記事でまとめてありますので、よければご覧ください。
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