【9社比較】公務員予備校選びの重要指標「合格実績」(合格者数ではなく合格率が大切!)

ねこさん
公務員試験予備校選びで迷っているんだけど、どうやって選べばいいかな?
伯爵さん
予備校の選び方には色々あるけど、合格実績が高い予備校を選ぶのも一つの手だよ!

今回の記事では、公務員予備校選びで迷っている受験生に向けて、公務員予備校別の合格実績(合格者数or合格率)について、さくっと比較します。

 

  • 各予備校の合格実績には「実人数」「延べ人数」が入り混じっていて、どの予備校が最も合格者を輩出しているかは分からない
  • 合格者数よりも「合格率」に着目
  • 「合格率」は3社のみ公表

 

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【9社比較】公務員予備校の合格実績

それでは公務員予備校の合格実績をご紹介していきます。
今回はネット上で合格実績(合格者数or合格率)を公表していた公務員予備校の情報となります。(2023年7月8日時点)
(私がネットで確認できた予備校の中から、具体的に人数や率を公表している予備校のみピックアップ)

私が合格実績(合格者数or合格率)を確認できた予備校は、

  • 大原
  • TAC
  • 伊藤塾
  • 大栄
  • 東京アカデミー
  • EYE
  • アガルート
  • クレアール
  • ユーキャン

の9社になります。

 

それでは順番にみていきましょう。

 

参考までに各予備校のHPのURLも貼っておきますので、ご利用ください。

 

実人数」と「延べ人数」に注意!「延べ人数」は一人で複数合格している場合、重複してカウントされています。

 

伯爵さん
優秀な受験生が1人で2つ3つ志望先に合格することは普通なので、「延べ人数」には注意してください!

 

大原

公務員1次・筆記試験合格率:95.5%(全国専門課程 受験者5,605名中合格者5,357名)

 

公務員1次・筆記試験延べ合格者:20,202名(全国専門課程)

 

2022年度公務員行政事務系採用試験最終合格者実人数3,196名(※大原生)

※大原生:全国大原グループの公務員講座および警察官・消防官講座(公務員採用試験に合格するための授業、模擬試験等がすべて含まれたコース)で学習された方を対象

 

HP:大原(専門学校タイプ)

HP:資格の大原

 

TAC

2022年度最終合格者累計延べ人数:5,314名(※公務員講座生)

※公務員講座生:公務員試験対策講座において、目標年度に合格するために必要と考えられる、講義、演習、論文対策、面接対策等をパッケージ化したカリキュラムの受講生。単科講座や公開模試のみの受講生は含まれていない。

 

自治体別最終合格者占有率

  • 特別区Ⅰ類(事務):3.7人に1人がTAC・Wセミナー生
  • 東京都Ⅰ類(行政一般方式):2.8人に1人
  • 横浜市(大卒程度事務):3.5人に1人
  • 川崎市(大卒程度行政事務):5.0人に1人
  • 神奈川県(1種行政):2.9人に1人
  • 埼玉県(上級一般行政):3.2人に1人

など

 

HP:TAC

 

伊藤塾

2023年国家総合職内々定率:80.2%(本科講座受講生81名のうち内々定確認65名)

 

2023年東京都庁一類B(一般方式)1次試験合格率:90.9%(本科講座受講生)

 

2023年裁判所事務官一般職1次試験合格率:90.7%(本科講座受講生)

 

HP:伊藤塾

 

大栄

2022年最終合格実績延べ人数:1,197名

 

HP:資格スクール大栄

 

東京アカデミー

2021年度公務員試験最終合格者実人数2,869名

 

HP:東京アカデミー

 

EYE

2022年度最終合格率:70.6%実人数 221名合格/313名受験中)

 

2022年度一次試験合格率:89.4%実人数 280名合格/313名受験中)

 

HP:EYE

 

アガルート

内定実績

  • 国家専門職12名(国税専門官・労働基準監督官など)
  • 国家一般職6名(防衛省・環境省・金融庁など)
  • 県庁14名(東京都・千葉県・栃木県・群馬県・兵庫県など)
  • 市役所・村役場・警察消防29名(特別区・八王子市・川崎市・静岡市・大阪市・広島市・福岡市など)

など

 

2年で合格者数7.56倍(2年でカリキュラム受講者数7.46倍)

 

HP:アガルート

 

クレアール

2022年合格者実人数325名(コース生のみ)

 

HP:クレアール

 

ユーキャン

過去10年合格者数:1,128

 

HP:ユーキャン

 

 

合格実績比較表

合格実績比較表

 

実人数と延べ人数が混じっているので、どこの予備校が一番合格輩出数が多い」のかは分かりません

 

また、通学タイプ・通信講座タイプなど受講スタイルも各予備校で異なります。

 

としても、私の肌感覚としては、各予備校でとんでもなくすごく差がついているという感じはしませんでした

 

伯爵さん
とはいえ合格実績を載せている予備校は自信があるので載せているわけで。

 

ちなみに、私が小中学校事務職(地方の県)に転職した際の同期たち(約20人)のなかには、大原専門学校生が4~5人いました。

 

合格率を公表している予備校は3社のみ

今回私が調べた公務員予備校のなかで、「合格率」を公表していたのは、

  • 「大原」
  • 「伊藤塾」
  • 「EYE」

の3社のみでした。

 

合格率を公表しているのは、それだけ「自信がある」ということでもあります。

 

伯爵さん
合格者数が多くても、合格率が低かったら元も子もないので^^;

 

※あえて合格率をだしていない予備校さんもあると思いますので、一概に「合格率を公表していないから信用できない」としないでください。

 

大原

大原に関しては、

公務員1次・筆記試験合格率:95.5%(全国専門課程 受験者5,605名中合格者5,357名)

となっています。

 

伯爵さん
正直すごい合格率だと思います。

 

ただし、これは全国専門課程の学生さんの数値で、専門学校に通学する必要があり、お金や時間に余裕がある人でなければ厳しいという制約があります。

(もちろん、全ての予備校の通学タイプに言えることですが)

 

それを加味したとしても、95.5%は驚異的です。

 

HP:大原(専門学校タイプ)

HP:資格の大原

 

伊藤塾

伊藤塾に関しては、

国家公務員総合職内定率80.2%(本科講座受講生81名のうち内々定確認65名)

となっています。

 

伯爵さん
公務員試験のなかでも最難関の総合職試験で、これだけの合格率をだすのは本当にすごい。

 

伊藤塾は総合職の講座に定評があり、HPからもその自信が伝わってきました。

自信があるからこそ、合格率を公表しているのだと思います)

 

総合職の採用を希望される方は、伊藤塾を優先して検討してみてもいいかもしれませんね。

 

総合職だけでなく、地方上級などにももちろん強いです。

2023年東京都庁一類B(一般方式)1次試験合格率:90.9%(本科講座受講生)

 

HP:伊藤塾

 

EYE

EYEに関しては

2022年度最終合格率:70.6%実人数 221名合格/313名受験中)

となっています。

 

伯爵さん
1次試験合格率も公表していて、89.4%という高い合格率です。

 

EYEさんの特徴としては、担任・講師陣のサポートが非常に手厚いということ。

 

合格者の声としても、「これだけ受講生と担任との距離が近い予備校はない」という声もあがっています。

 

HP:EYE

 

伯爵さん
私としては、ぜひほかの予備校にも合格率を公開してもらいたいです。。受講者数が多いければ、当然合格者数は多くなります。純粋に合格率で比較したいものです。

まとめ

ここまで、公務員予備校の合格実績について、さくっと比較してきました。

 

合格実績でそこまで大差がないのは、どの予備校でも使用されている教材や講義に大差がないといえるのではないでしょうか。

 

最終的に合格に大切な要素は、やはり自主勉強の質と量」だと思います。

 

伯爵さん
予備校に入っただけで安心してしまい、なんとなく講義を受けて自主学習を全くしない受験生は、間違いなく落ちますね

 

今回は合格実績のみをご紹介しましたが、公務員予備校の「選び方」や「費用・内容などの比較」を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

 

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ここまでお読みいただき、ありがとうございます☆

 

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