公務員試験の面接カードで短所や苦手なことを書く欄があるんだけど、どんなことを書いたほうがいいのかな?
面接カードの短所・苦手なことの欄は面接で突っつかれてもしっかり回答できることを書くのがコツだよ!
公務員の面接カードの項目に「短所・苦手なこと」の欄が設けられていることがあります。
なんとなく、そのまま自分の短所を書く人が多いですが、ちょっと待ってください。
素直に書いても良いのですが、「戦略をもって書く」のが重要となりますし、書き方には「ちょっとしたコツ」があります。
今回の記事では、公務員の面接カードの短所・苦手なことは何を書いたほうがいいのかについて、元公務員が解説します。
この記事は、
- 短所をそのまま正直に書いていいのか悩んでいる人
- 面接で短所を聞かれたらどう答えればいいか分からない人
向けの内容となっています。
- 面接官は短所や苦手なことを聞いて、公務員としての適性があるかどうかをみている
- 見方や考え方によっては、長所となる短所や苦手なことを書く
- 致命的な短所や苦手なことは書かないほうがいい
- 私はすべての面接で短所について質問された
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目次
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長所となる短所や苦手なことを書くのがコツ
それでは、どのような短所や苦手なことを面接カードに書けばいいのでしょうか。
答えは、「見方や考え方によっては、長所となること」を書くのがコツです。
実際に私が面接カードに書いた短所を例にして説明します。
私は短所の欄に「心配性」と書きました。
いくつかある短所のなかから長所となりえるものを探して書きました。
心配性は一見短所にしかみえないようなことですが、見方・考え方によっては、
「心配だからその分よく書類や資料を確認するため、ケアレスミスが少なくなる」
「心配だからスケジュール確認を入念に行う」
「心配だから予行演習や段取り、根回しをしっかりする」
という「責任感が強い・慎重」という長所に化けます。
逆にいえば、長所とならざることは短所・苦手なことの欄には書かないほうがいいです
致命的な短所や苦手なことは書かない
いくら自分の性格だからといっても、
「公務員としては致命的な短所・苦手なこと」
「長所とならざる短所」
は書かないほうがいいです。
具体的に短所で例を挙げると、
- コミュニケーション能力が低い・口下手(公務員として致命的な短所)
- 協調性がない・マイペース・わがまま(公務員は組織で仕事をするので致命的)
- 人見知りが強い(上司や同僚や業者などとすぐに良好な関係が築けないのは困る)
- 飽きっぽい(すぐに公務員を辞めてしまうのではないかと思われる)
- 人前で話すのが苦手(公務員にも接客があるので致命的)
- 打たれ弱い(すぐにメンタル疾患になってしまうのではと思われる)
などです。
絶対に書いていけないとはいいません。うまく長所にもっていける自信があればOKです
面接官は短所・苦手なことからあなたの人物像を探りたい
面接官は短所・苦手なことを聞いてあなたの「人物像」を知りたい可能性が高いです。
そして、
- 業務に支障がでないか
- 職場で問題行動を起こさず仕事ができそうか
- 良好な人間関係を築けそうか
- メンタル疾患になってしまわないか
- すぐに辞めてしまわないか
というようなことを判断しています。
要は短所・苦手なことを通じて、「公務員としての適性」があるかをさりげなくチェックしているのです
また、客観的に自分自身を見つめ、分析できているかどうかもみられています。
面接では短所や苦手なことはよく質問される(想定問答を必ず準備しておく)
私は国や県の個別面接を3回受けましたが(すべて合格)、短所は全ての面接において質問されました。
そのため、短所・苦手なことについては、必ず想定問答を準備しておくことをおすすめします。
回答は自信をもって短所を長所に言い換えた内容を伝えましょう。
「短所は○○ですが、見方によっては○○と捉えることができ、短所であると同時に長所だとも自覚しています」といっておけばOKです。
想定問答の準備はめんどくさいですが、絶好のアピールポイントだと思ってしっかり準備しましょう
まとめ
ここまで、公務員試験面接カードの短所・苦手なことの書き方について、さくっと紹介しました。
結論、「見方や考え方によっては、長所となりえる短所・苦手なことを書く」です。
私の場合、短所は面接試験のたびに毎回質問されましたが、しっかり想定問答を準備していったので、うまく回答することができアピールにも繋がりました。
短所や苦手なことは、志望動機や自己PRに比べて対策が手薄になりがちですが、たかが短所されど短所です。
いきなり短所を聞かれて、ただ短所をそのまま答えて終わり、、、ということだけは避けてください。
面接官への印象が悪すぎます。
ここまでお読みいただきありがとうございます☆
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