「公務員試験本番で実力が出せるか不安…」 「緊張で頭が真っ白になったらどうしよう…」
そんなふうに感じている受験生も多いのではないでしょうか。
この記事では、元試験官であり実際に公務員試験を複数回経験した筆者が、試験当日の緊張を和らげる方法を5つ紹介します。
特に本番に弱いと感じている方、普段から緊張しやすい方には、必ず役立つ内容です。
- 適度な緊張はしたほうがいい
- 効果的な緊張緩和法5選を紹介
【この記事を書いた人】
適度な緊張はむしろ「必要」
まず最初に知っておいてもらいたいことは、「緊張していないよりも、適度な緊張していたほうがパフォーマンスがあがる」ということです。
適度の緊張状態では、ノルアドレナリンという物質が分泌されます。ノルアドレナリンは、集中力や判断力を高め、脳のパフォーマンスを飛躍的に高めてくれます。
引用:「ストレスフリー超大全」著 樺沢紫苑、ダイヤモンド社
ただし、過度な緊張になると、
- 頭が真っ白になる
- 手が震える
- 筋肉がこわばったりする
- トイレが近くなる
など、逆効果になることも。
つまり、適度な緊張を保ちながら、不安を和らげることが大切なのです。
以下、私が実際に試験当日に行った緊張を和らげる方法を紹介します。
公務員試験当日の緊張を和らげる方法5選
ここでは、筆者自身が試して効果を実感した実践的な緊張緩和法5つを紹介します。
- 前日は「いつも通り」過ごす
- 試験会場には早めに到着して「場慣れ」する
- チョコレートを食べて脳にエネルギーを
- 好きな音楽を聴いてリラックス
- あえて参考書を見ずに「人間観察」に集中
実際に私が本番に試したもののなかで、効果があったものをピックアップしています。
1.前日は「いつも通り」過ごす
試験前日は、どうしても特別な一日に感じてしまいがちです。
しかし、無理にいつもと違うことをするよりも、できるだけ「いつも通り」に過ごすことが緊張緩和には有効です。
- 普段通りの食事
- 普段通りの入浴時間
- 普段通りの就寝
これにより、脳が「今日は普通の日だ」と錯覚してくれます。
睡眠時間は最低でも7時間以上が理想。
(精神科医の樺沢紫苑先生は、7時間以上の睡眠を推奨)
2.試験会場には早めに到着して「場慣れ」する
当日できる限り早く会場入りすることをおすすめします。
実際、これはかなり効果がありました。
早めに会場に着くと、
- 会場の雰囲気に慣れる
- トイレの場所などを確認できる
- 時間に追われる不安がなくなる
- 参考書をゆっくり読める
- 音楽をのんびり聴ける
- 他の受験生を観察できる
- 飲み物を飲める
- チョコを食べられる
といったメリットがあります。
余裕を持って行動することで、「自分は準備できている」という安心感も生まれます。
3.チョコレートを食べて脳にエネルギーを
試験前や休憩時間にはチョコレートやブドウ糖入りのお菓子を少し食べましょう。
糖分は脳の唯一のエネルギー源。
適量を摂取することで集中力が高まり、緊張感を緩和してくれます。
※注意点:
- コーヒーやエナジードリンクは避ける(トイレが近くなる)
- 甘すぎるものは眠気の原因になるので注意
4.好きな音楽を聴いてリラックス
待ち時間には、自分が落ち着ける音楽をイヤホンで聴くのも有効です。
- 普段からよく聴いているお気に入りの曲
- 自然音やピアノなどリラックスできるBGM
こうした音楽を聴いていると、気が紛れて緊張が緩みます。
おすすめは、事前に「試験前用プレイリスト」を作っておくことです。
5.あえて参考書を見ずに「人間観察」に集中
直前まで参考書を見たくなる気持ちは分かりますが、人によっては逆効果になることも。
「あれもこれも覚えていない」と焦りが増してしまう可能性があります。
そんなときは、参考書を閉じて周囲を観察してみましょう。
- 他の受験生の服装や表情を見る
- 自分よりも緊張している人を探してみる
- 会場の天井を眺める(笑)
場の空気に慣れれば、自然と落ち着いてきます。
緊張しやすい人のための「準備ルーティン」例
以下のようなルーティンを自分なりに作っておくと、本番で気持ちがブレにくくなります。
🌅 試験前日の夜
- 18時までに夕食
- 21時にお風呂に入る
- 22時にはスマホをOFF
- 23時に就寝
☀️ 試験当日の朝
- 6時起床
- 朝食におにぎり・バナナなど消化の良いもの
- 7時に家を出発
- 8時に会場付近到着、外で軽く散歩
- 8時半に会場入り、トイレチェック、席確認、音楽やチョコ、深呼吸でリラックス
こうしたルーティンは「やることが決まっている」という安心感を生み、緊張を抑える効果があります。
模試や併願受験で「緊張に慣れる」
緊張に強くなるには、「慣れること」が一番の近道です。
- 公開模試を受けてみる(必ず会場受験)
- 都道府県・政令指定都市・市町村・国などで併願受験をして本番経験を積む
これらを通じて、「本番の空気」に触れる機会を増やすと、自然と緊張に強くなっていきます。
まとめ:緊張は敵ではなく、味方にできる
公務員試験に限らず、試験や面接で緊張するのは当たり前のこと。
大切なのは、緊張を完全に消そうとするのではなく、「コントロール」することです。
今回紹介した5つの方法は、どれも今日からすぐに実践できるものばかりです。
✅ まとめ
- 前日はいつも通り過ごして、脳を落ち着ける
- 試験会場には早めに到着し、場慣れする
- チョコレートで脳にエネルギー補給
- 好きな音楽で気持ちを整える
- 参考書を閉じて「人間観察」に集中する
「緊張=失敗の原因」ではありません。
**「緊張しても大丈夫。自分は準備してきた」**という気持ちを持つことが、最高の緊張対策です。
あなたの本番が、良い結果につながることを心から願っています!