公務員として働き始めて少し経つと「新人研修」が行われます。
初めて同期達が一堂に会して様々な研修を受けます。
今回の記事では、公務員の新人研修について、私の実体験(県職員)をもとにさくっと簡単にご紹介します。
- 公務員の新人研修はどんなことをやるのか?
- 民間の研修みたいに大変なのか?
このようなことが分かる記事となっています。
記事の信頼性:この記事は元県庁職員(約9年間勤務)が書いています。
公務員の新人研修の内容は?期間は?大変?
それでは公務員の新人研修についてさくっとご紹介していきます。
研修内容
研修内容は、
- 仕事の概要
- 公務員制度
- 給与・福利厚生
- 接遇
などが中心で、ほとんど座学です。
最初に研修資料をどさっと渡されて、基本その資料をもとに講義が進み、講義終了時に感想を書かされました。
研修期間は3泊4日程度と非常に短期間でした。
研修は大変?
研修は全く大変ではありません。
研修の目的もどちらかというと、同期達とのつながりを大切にすることに主眼が置かれていたと思います。
夜は懇親会が毎夜開かれていましたし。
公務員として採用後、1~4週間職場で仕事をしてから研修が開かれます。
その頃にはだいぶ精神的に参っている新人も多いわけです。
そこでタイミング良く同期が集まる研修が行われることは、本当に精神的に助かります。
服装
服装については、もちろんスーツです。
仕事の一環として受講する研修なので、その研修中は仕事着であるスーツを着るのは当たり前です。
出会い
新人研修は出会いの場でもあります。
ここで知り合って結婚までいった友達も何組かいます。
何を隠そう、私自身も隣の席の同期を好きになってしまいましたw
レポート
研修後にはレポートが課されました。
分量はそこまで多くなかったと思います。
このレポートのために授業中はしっかりメモするようにしておきましょう。
また、職場に戻ったあと、研修の内容を上司に報告する「復命書」を書かなくてはいけません。
そのさいに研修資料は添付しますので、係員や係長などに見られます。
しっかり研修をしてきた感じを出しましょう。
研修後はOJT
公務員の研修は基本的には職場でのOJTとなります。
職場で実際に業務をこなしながら教育担当の係員などから指導やアドバイス、ときに注意を受けます。
そのときの教育担当の係員の性格次第では新人にとってはつらい時期になるかもしれません。
研修自体はその後も定期的にあります。
なかにはスキルアップやキャリアアップのための研修が用意されていて、自分で選択できるタイプもあります。
が、あまり積極的に受講している人は少ないです。