この記事では、「公務員試験合格発表までの不安を乗り越える方法」を元公務員が自身の経験をもとに紹介します。
おもに、
- 公務員試験が終わったけど、不安で他のことが手につかない受験生
- 合格後にどのような流れになるのか知っておきたい受験生
などに役立つ内容となっています。
- 気分転換
- ポジティブ思考
- 予備校や試験仲間とのコミュニケーション
- 合格発表後にやらなければいけないことの確認
【この記事を書いた人】
公務員試験の合格発表はいつ頃か?
合格発表までの期間は自治体によって大きく異なります。
目安としては、試験終了から数週間後です。
【(参考)2024年度試験の合格発表日】
試験 | 面接試験日 | 合格発表日 |
---|---|---|
国家公務員採用一般職試験(大卒程度) | 7月10日~7月26日 | 8月13日 |
東京都職員Ⅰ類B採用試験 | 6月14日~6月27日 | 7月10日 |
千葉県職員採用上級試験 | 7月10日~8月1日 | 8月下旬 |
横浜市職員(大卒程度)採用試験 | 7月16日~7月25日 | 8月9日 |
合格発表まで不安を乗り越える方法4選
公務員試験後から合格発表まで不安でしょうがないときの対処法として、以下の4つを紹介します。
- 気分転換
- ポジティブ思考
- 予備校や試験仲間とのコミュニケーション
- 合格発表後にやらなければいけないことの確認
気分転換
不安なときは、何かに集中すると良いです。
- 仕事
- 卒業研究
- 旅行
- 温泉
- デート
- 友達と豪遊
- カラオケ
- ゲーム
- 映画
- ドライブ
ポジティブ思考
終わった試験のことは気にしないことが一番です。
コントロールできないことを悩んでも時間の無駄です。
予備校や試験仲間とのコミュニケーション
試験仲間は、あなたと同じく合格発表に不安を感じています。
不安を共有しあい、励まし合ったり、遊びに出かけましょう。
合格発表後にやらなければいけないことの確認
合格・不合格どちらにしても、やらなければいけないことがあります。
事前に確認して、合格発表後に慌てないようにしましょう。
【合格の場合】
- 親とかお世話になった人たちへの一報
- 合格している場合は併願先の内定取り消しの連絡(大至急電話で)
- 意向確認(採用面談)※時期は自治体によって違うが1~2ヶ月後ぐらいが目安
- 採用内定
- 健康診断など必要書類の提出
- 勤務地決定(電話で内定連絡)
- 引き継ぎ(ない場合もある)
- 採用
(※この流れは、あくまで私の体験をもとにしています。自治体によって多少流れが違うかもしれません。)
(参考記事)
【不合格の場合】
進路の検討が必要
【学生】
- 大学院進学
- 民間就活
- 他に受験できる試験がないか探す(日程が違う試験、追加募集を行う自治体の試験、違う試験タイプの試験)
- 公務員浪人
- 予備校に入学するなら候補探す など
【社会人】
- 今の仕事に邁進
- 転職活動
- 来年再受験に向けて勉強法見直し など
【関連記事】
【公務員予備校11社比較】もう迷わない!おすすめ「通信講座」はズバリここ!(元県職員監修)
(参考)私の合格発表体験談
さいごに、私の合格発表体験談を参考に紹介します。
私は大学4年時と社会人33歳のときの2回公務員受験を経験していますが、今回は大学4年時のものです。
【本命:県・地方上級、併願:林野庁】
まず林野庁の官庁訪問がありましたが、官庁訪問を終えたときの感想は「やれることはやりきった」という感じでした。合格しているかはよくわからないけど、とにかく結果をゆっくり待とうと考えていました。しかし、官庁訪問した翌日ぐらいに突然内々定の電話がきました。本命の県庁はまだこれから受験でしたが、とりあえずその場で林野庁の内々定にOKしました。こうしてあっさりと公務員になることが決まりました。その後、本命の県を受験しましたが、面接があまりに淡々と進んだので、正直「落ちた」と思っていました。それからは卒業研究が多忙を極め、合格発表のことは不安になりつつも、他にやらなきゃいけないことがあり、そこまで思いつめずに過ごしていました。合格発表当日、かなり緊張し、心臓が張り裂けそうななか、震える手で、マウスをクリックして、受験番号を確認。合格していることを確認したときは、自然とガッツポーズをしていて、「ヨッシャーーー!」と部屋のなかで押し殺した声で涙ぐみながら叫んでいました。そのあと、すぐに親に電話をして結果を報告、親もかなり嬉しそうで、電話越しの声がうわずっていました。すぐに林野庁のほうに、内定取り消しの連絡を電話でいれました。怒られるのではないかとかなり緊張しました(^_^;)全然大丈夫でしたが。数日後に遅れて郵送で合格通知が届き、その後の流れについての説明文が一緒に同封されていました。意向確認で県庁に行きましたが、その際に人事課に寄り、その場で成績開示をし、順位も確認しました(首席で合格していて人事課の人からすごいなと声をかけてもらった記憶があります)。
まとめ
ここまで、公務員試験の合格発表までの不安を乗り越える方法を紹介してきました。
受験生であれば、合格発表前はみんな不安になるものです。
頑張ったら頑張った分だけ、また人生がかかっていることもあり、不安感が強くなるのも仕方ありません。
だから、「不安になることは当たり前」と落ち着いて受け入れ、今回紹介した方法で乗り越えてもらいたいです。