今回の記事では、公務員試験技術職の一次試験ボーダーラインと技術職用の通信講座について紹介します。
おもに、
- 筆記試験のボーダーラインを知りたい人
- 自治体ごとにどのくらいボーダーラインに差があるのか知りたい人
- 独学が心配な人
に役立つ記事となっています。
- 技術職のボーダーライン目安:30%~63%
- ボーダーラインは「自治体」や「職種」で大きく異なる
- 年度によってボーダーラインが大きく異なることがあるので注意
- どの県、どの区分、どの年度でもボーダーラインが70%を超えることはなかったので、70%取れれば筆記試験通過はほぼ間違いない
- 独学が苦手なら面接対策も併せて可能な通信講座の利用をおすすめ
【この記事を書いた人↓】
- 1 地方上級・技術職の一次試験ボーダーライン(教養・専門)
- 1.1 北海道職員(大卒程度・技術職)の一次試験ボーダーライン
- 1.2 福島県職員(大卒程度・技術職)の一次試験ボーダーライン
- 1.3 長野県職員(大卒程度・技術職)の一次試験ボーダーライン
- 1.4 愛媛県職員(大卒程度・技術職)の一次試験ボーダーライン
- 1.5 高知県職員(大卒程度・技術職)の一次試験ボーダーライン
- 1.6 徳島県職員(大卒程度・技術職)の一次試験ボーダーライン
- 1.7 熊本県職員(大卒程度・技術職)の一次試験ボーダーライン
- 1.8 佐賀県職員(大卒程度・技術職)の一次試験ボーダーライン
- 1.9 大分県職員(大卒程度・技術職)の一次試験ボーダーライン
- 1.10 沖縄県職員(大卒程度・技術職)の一次試験ボーダーライン
- 1.11 千葉市職員(大卒程度・技術職)の一次試験ボーダーライン
- 1.12 【2023年度】自治体別・職種別ボーダーラインまとめ
- 2 県職員採用試験(地方上級・技術職)の受験体験談(林業職)
- 3 独学が心配なら技術職対応の公務員予備校(通信講座)の検討を!
- 4 技術職と行政職の違い
- 5 まとめ
地方上級・技術職の一次試験ボーダーライン(教養・専門)
全都道府県、全政令指定都市の一次試験のボーダーラインに調べたところ、あまり多くの自治体では公表されていませんでした。
今回私が探したなかで見つけることができた
- 北海道
- 福島県
- 長野県
- 愛媛県
- 高知県
- 徳島県
- 熊本県
- 佐賀県
- 大分県
- 沖縄県
- 千葉市
の採用試験実施状況のデータを使って、ボーダーラインをご紹介します。
北海道職員(大卒程度・技術職)の一次試験ボーダーライン
北海道職員募集案内HP実施状況より2023年度のボーダーライン(職務基礎力試験+専門試験)の得点率(%)を算出しています。
ボーダーラインとともに、平均点も公表されていますので、気になる方は上のリンクからご覧ください。
区分 | 職務基礎力試験(満点30点) | 専門試験(満点40点) |
---|---|---|
環境科学A | 33% | 30% |
社会福祉A(第1回) | 30% | 33% |
農業A | 37% | 30% |
水産A(第1回) | 33% | 38% |
林業A(第1回) | 33% | 45% |
総合土木A(建設土木) | 33% | 40% |
建築A(第1回) | 37% | 38% |
普及職員A(農業)(第1回) | 47% | 35% |
普及職員A(水産)(第1回) | 33% | 40% |
北海道の2023年度のボーダーラインは30%~47%となっていました。
福島県職員(大卒程度・技術職)の一次試験ボーダーライン
令和5年度福島県職員(大学卒業程度)採用候補者試験実施結果よりボーダーラインの得点率を算出しています(公表されている区分のみ記載)。
ボーダーラインとともに、平均点も公表されていますので、気になる方は上のリンクからご覧ください。
区分 | 教養試験 | 専門試験 |
---|---|---|
農業 | 30% | 33% |
化学 | 40% | 30% |
福島県の2023年度のボーダーラインは30%~40%となっていました。
長野県職員(大卒程度・技術職)の一次試験ボーダーライン
長野県職員募集案内HP実施状況よりボーダーライン(基礎能力試験+専門試験)の得点率を算出しています。
ボーダーラインとともに、平均点も公表されていますので、気になる方は上のリンクからご覧ください。
区分 | 2023年度 | 2022年度 |
---|---|---|
社会福祉 | 43% | 44% |
デジタル | 58% | 71% |
心理 | 43% | 52% |
電気 | ー | 50% |
機械 | ー | 51% |
化学 | 63% | 51% |
農業 | 48% | 53% |
総合土木 | ー | 45% |
建築 | ー | 50% |
林業 | 48% | 51% |
薬剤師 | 53% | 非公表 |
保健師 | 53% | 51% |
管理栄養士 | 63% | 57% |
(参考)行政A | 50% | 50% |
長野県の2023年度のボーダーラインは43%~63%となっていました。
愛媛県職員(大卒程度・技術職)の一次試験ボーダーライン
愛媛県職員採用情報HP試験結果等よりボーダーライン(専門試験のみ)の得点率を算出しています。
ボーダーラインとともに、平均点も公表されていますので、気になる方は上のリンクからご覧ください。
区分 | 2023年度 | 2022年度 |
---|---|---|
総合土木 | 32% | 34% |
建築 | 50% | 34% |
農業 | 30% | 42% |
畜産 | 34% | 40% |
林業 | 30% | 32% |
水産 | 54% | 57% |
電気・電子 | 42% | 34% |
化学 | 34% | 47% |
機械 | 37% | ー |
薬剤師 | 34% | 30% |
福祉 | 40% | 37% |
心理 | 42% | 32% |
保健師 | 44% | 32% |
管理栄養士 | 52% | 60% |
愛媛県の2023年度のボーダーラインは30%~54%となっていました。
高知県職員(大卒程度・技術職)の一次試験ボーダーライン
高知県職員等採用試験情報HP職員採用試験実施状況よりボーダーライン(教養試験+専門試験)を紹介します。
高知県も平均点を公表していますので、気になる方は上のリンクからご覧ください。
区分 | 2023年度 | 2022年度 |
---|---|---|
土木 | 52% | 47% |
農業 | 60% | 35% |
林業 | 51% | 33% |
水産 | 63% | 非公表 |
農芸化学 | ー | 38% |
電気 | ー | 59% |
社会福祉 | 53% | 39% |
(参考)行政 | 51% | 49% |
高知県の2023年度のボーダーラインは51%~63%となっていました。
徳島県職員(大卒程度・技術職)の一次試験ボーダーライン
令和5年度徳島県職員等採用試験第1次試験得点状況よりボーダーライン(教養試験+専門試験)を紹介します。
区分 | 2023年度 | 2022年度 |
---|---|---|
電気 | 43% | 41% |
機械 | ー | 47% |
建築 | 40% | 41% |
総合土木 | 42% | 48% |
農業 | 41% | 40% |
畜産 | ー | 41% |
林業 | 49% | 48% |
水産 | 43% | 45% |
薬剤師 | 51% | 45% |
管理栄養士 | 58% | 49% |
心理 | 42% | 42% |
保健師 | 54% | 47% |
化学 | 42% | 48% |
福祉 | 42% | 41% |
徳島県の2023年度のボーダーラインは40%~58%でした。
熊本県職員(大卒程度・技術職)の一次試験ボーダーライン
令和5年度熊本県職員等採用試験実施結果よりボーダーライン(教養試験+専門試験)を紹介します。
区分 | 2023年度 | 2022年度 |
---|---|---|
総合土木 | 51% | 49% |
建築 | 40% | 43% |
化学 | ー | 52% |
農学 | 41% | 46% |
林学 | ー | 48% |
畜産 | ー | 49% |
水産 | 50% | 60% |
社会福祉 | 45% | 非公表 |
管理栄養士 | ー | 48% |
保健師 | 55% | 44% |
(参考)行政 | 41% | 44% |
熊本県の2023年度のボーダーラインは40%~55%となっていてました。
佐賀県職員(大卒程度・技術職)の一次試験ボーダーライン
令和5年度佐賀県職員採用試験(大学卒業程度)試験結果よりボーダーライン(教養試験+専門試験)を紹介します。
区分 | 2023年度 | 2022年度 |
---|---|---|
心理 | 32% | 36% |
土木 | 32% | 36% |
化学 | ー | 43% |
建築 | 38% | ー |
農政 | 43% | 32% |
畜産 | 40% | ー |
農業土木 | 38% | 39% |
林業 | 44% | ー |
水産 | 54% | 55% |
保健師 | 61% | 41% |
※語学加点の点数を含む
佐賀県の2023年度のボーダーラインは32%~61%でした。
大分県職員(大卒程度・技術職)の一次試験ボーダーライン
令和5年度大分県職員採用上級・中級・医療Ⅰ試験実施結果よりボーダーライン(教養試験+専門試験)を紹介します。
区分 | 2023年度 | 2022年度 |
---|---|---|
心理 | 47% | 42% |
司書 | 59% | 54% |
建築 | 58% | 40% |
化学 | 46% | 50% |
農業 | 46% | 46% |
畜産 | 46% | 53% |
林業 | 50% | 46% |
水産 | 63% | 49% |
総合土木 | 51% | 52% |
機械 | ー | 53% |
電気 | ー | 54% |
※語学加点の点数を含む
大分県の2023年度のボーダーラインは46%~63%でした。
沖縄県職員(大卒程度・技術職)の一次試験ボーダーライン
令和5年度沖縄県職員採用試験第1次試験結果よりボーダーライン(教養試験+専門試験)を紹介します。
区分 | 2023年度 |
---|---|
心理 | 58% |
社会福祉 | 41% |
電気 | 51% |
機械 | 53% |
土木 | 47% |
建築 | 51% |
化学 | 51% |
農業 | 43% |
農業土木 | 41% |
農芸化学 | 47% |
畜産 | 59% |
林業 | 54% |
水産 | 51% |
※語学加点の点数を含む
沖縄県の2023年度のボーダーラインは41%~59%でした。
千葉市職員(大卒程度・技術職)の一次試験ボーダーライン
千葉市職員募集HP試験実施データよりボーダーライン(教養試験+専門試験)を紹介します。
区分 | 2023年度 | 2022年度 |
---|---|---|
土木 | 48% | 40% |
建築 | 44% | 48% |
電気 | 49% | ー |
化学 | 54% | 55% |
造園 | 45% | 46% |
農業 | 52% | 41% |
福祉 | 41% | 32% |
(参考)行政A | 51% | 55% |
千葉市の2023年度のボーダーラインは41%~54%となっていました。
【2023年度】自治体別・職種別ボーダーラインまとめ
上記の私が調べたボーダーラインをまとめると、以下のようになります。
【自治体別ボーダーライン】
自治体 | ボーダーライン |
---|---|
北海道(職務基礎力試験+専門試験) | 30~47% |
福島県(教養試験+専門試験) | 30~40% |
長野県(基礎能力試験+専門試験) | 43~63% |
愛媛県(専門試験のみ) | 30~54% |
高知県(教養試験+専門試験) | 51~63% |
徳島県(教養試験+専門試験) | 40~58% |
熊本県(教養試験+専門試験) | 40~55% |
佐賀県(教養試験+専門試験) | 32~61% |
大分県(教養試験+専門試験) | 46~63% |
沖縄県(教養試験+専門試験) | 41~59% |
千葉市(教養試験+専門試験) | 41~54% |
【職種別ボーダーライン(総合得点)】
職種 | ボーダーライン |
---|---|
デジタル | 58% |
社会福祉(福祉) | 41%~53% |
心理 | 32%~58% |
電気 | 43%~59% |
機械 | 51%~53% |
化学(環境科学) | 30%~63% |
農業 | 30%~60% |
総合土木(土木) | 32%~52% |
建築 | 38%~58% |
林業 | 44%~51% |
水産 | 43%~63% |
畜産 | 40%~59% |
薬剤師 | 51%~53% |
保健師 | 53%~61% |
管理栄養士 | 48%~63% |
司書 | 59% |
造園 | 45% |
※2023年のデータがない職種は2022年度のデータを用いています。
また、調査をして分かったのが、ボーダーラインが平均点を割っている自治体も結構あったということ。
自治体や職種によっては、受験生の人数が少ないため、そのようなことが起きているのだと思います。
県職員採用試験(地方上級・技術職)の受験体験談(林業職)
私は大学4年時に某県の「大卒程度・林業職」、併願で「国・林野庁」を受験しました。
大学の専攻は生態学だったので、林業はほぼ独学で勉強しました。
試験年の2月から勉強を始めて、6月頃に筆記試験がありましたので、勉強期間は5ヶ月間。
私が受験した県の林業職は採用予定数が若干名となっていましたが、結局最終合格したのは私1人だけでした。(最終倍率33倍)
私の教養試験・専門試験の得点率は両方とも75~80%程度。
教養試験はなかなか難しかったのですが、専門試験が思っていた以上に簡単で時間がかなり余ったのを覚えています。
具体的な林業の勉強法については以下の記事でまとめてありますので気になる方はどうぞ。
【参考記事↓】
【公務員試験】林業職の専門試験の効率的な勉強法(地方上級・国家一般職)
独学が心配なら技術職対応の公務員予備校(通信講座)の検討を!
独学、公務員予備校(通信講座)どちらにもメリット・デメリットが存在します。
どちらが正確というものではないので、あなたの適性・性格から独学か予備校(通信講座)かを判断してもらえればと思います。
通信講座を検討したい受験生のために、参考に技術職の通信講座を提供している公務員予備校を調べましたので紹介します。
私が知っている公務員予備校13社調べましたが、技術職専門試験を対象としている講座がある予備校は
の4校でした。
【調べた公務員予備校(通信講座含む)】
実務教育出版、東京アカデミー、LEC、大栄教育システム、伊藤塾、クレアール、アガルート、ユーキャン、たのまな、大原、LEC、TAC、スタディング
※東京アカデミーにも理工系の工学基礎の講座がありましたが、一部のみだったので今回は省いています。
それでは、「大原」「LEC」「クレアール」「TAC」の比較です。
(費用は「教養科目+専門科目コース」の場合です)
大原 | LEC | クレアール | TAC | |
---|---|---|---|---|
対象職種 | 土木 | 土木、建築、電気情報、機械 化学、農学、心理、福祉 | 土木、建築、機械 電子電気情報、心理、福祉 | 土木、建築、化学、デジタル電気電子 機械、心理、福祉 |
受講スタイル | オンライン講座 | オンライン講座 | オンライン講座 | オンライン講座 |
費用(一例) | 2025年合格目標 国家一般職・地方上級・市役所 土木職公務員合格コース(web通信) 260,000円(税込) 教養カットタイプ 119,100円(税込) | 2025年合格目標 地方上級・国家一般職 土木職合格コース(理系公務員) 305,000円(税込) 教養カットタイプ 210,000円(税込) | 2025年合格目標 技術系公務員コース(土木) 320,000円(税込)→セール価格233,600円 教養カットタイプ 280,000円(税込)→セール価格204,400円 | 2025年合格目標 土木職本科生 Web講座 319,000円(税込)+入会金10,000円 教養カットタイプ 220,000円+入会金10,000円 |
特徴 |
|
|
|
|
論文・面接対策 | 〇 | ○ | ○ | ○ |
模試 | 〇 | ー | ○ | ○ |
模擬面接 | 〇 | ○ | ○ | ○ |
担任制 | 〇 | ○ | ○ | HR |
質問 | 〇 | ○ | ○ | ○ |
合格実績 | 2022年合格者 3,196名(実人数) | 2023年合格者 3,567名(延べ人数) | 2023年合格者 313名(実人数) | 2023年度最終合格者 3,093名(実人数) |
HP・資料請求 | 大原 | LEC | クレアール | TAC |
(※2024年4月28日現在の情報です)
LEC:東京都Ⅰ類A(建築)、特別区Ⅰ類(建築)合格(男性)
【LECを選んだ理由】
私は技術職を受験する予定でしたので、技術職のコースにも力を注いでいる予備校に通おうと考えていました。いくつかの予備校の説明を聞いたところ、LECの技術職系のコースが1番充実していると思ったので、LECを選びました。特に、専門職の記述試験に対応した授業を行っていることで、心強く感じました。また、面接練習に関しても、他の予備校以上に力を注いでいると説明を受け、二次試験にも安心して臨めると感じたことも大きかったです。
(引用:LEC HP)
クレアール:長崎県(心理)合格(24歳)
【クレアールを選んだ理由】
心理職での公務員を目指しており、専門職に強い予備校を探している中でクレアールを見つけました。当初は通学型の予備校を検討していましたが、大学院でのスケジュールが詰まっていたこともあり、オンラインでも十分に対策ができそうなクレアールを受講することに決めました。
(引用:クレアール HP)
TAC:国家総合職(院卒者・工学区分)合格(21歳・女性)
【通信講座で、試験も研究も諦めない】
理系の場合は、学習もしたいけれど研究で忙しいという人は多いと思います。Web通信講座は研究と学習を両立させたい人にとてもオススメです。Web通信講座でも通学生と講義内容は変わらず、質問や相談、論文添削などのサポートも手厚く受けることができました。
(引用:TAC HP)
技術職と行政職の違い
- イメージ:技術職はスペシャリスト、行政職はジェネラリスト
- 給料:技術職も行政職も全く同じ
- 忙しさ:技術職・行政職関係なく部署による
- 異動:技術職・行政職関係なく異動はだいたい3~4年ごとに必ずある
- 昇給:技術職・行政職関係なく昇給は完全年功序列
- 立場:技術職・行政職、どちらが上で、どちらが下ということはない
- 初任地:技術職は現地機関が圧倒的に多い
ねこさん 公務員には「行政職」と「技術職」があるけど、給料とか出世とかに違いはあるの? 伯爵さん ん~行政職と技術職とでは、仕事内容や異動する部署が全然違うけど、給料とかには差はない感じかな。以下、[…]
まとめ
公務員試験の一次試験ボーダーラインについては気になる受験生が非常に多いと思います。
しかし、公表している自治体がほとんどないのが実態です。
そのため、ボーダーラインを公表している自治体のデータを参考にするのが一つの目安となります。
今回調べた結果、ボーダーラインが高くても75%にはいっていませんでした。
つまり、「75%を取れば筆記試験は通過できる可能性が非常に高い」ということです。
試験勉強をする上での目標として、教養試験・専門試験ともに75%以上を目指すことが良いと私は思います。
また、技術職では、教養試験や筆記試験が免除されるという自治体も出てきました。
【(参考)長野県の2023年度試験の改正の一例】
- 技術系職種では一次試験の基礎能力検査を廃止にし、専門試験のみとなった。
- 総合土木職においては、基礎力検査・専門試験・論文試験も廃止になった。(代わりに専門性アピール試験記述式を導入)
職種によっては受験生確保が課題となっていて、いかに優秀な学生に受験してもらえるか、各自治体頭を悩ませているようです。
予備校の通信講座についてですが、やはり費用の高さが最大のデメリットです。
お金に余裕がない人は、無理と予備校を利用しなくても、市販の参考書や教科書や授業資料などを利用しての独学でも頑張り次第で合格は可能です。
独学の勉強方法についてもネット上にたくさん情報がありますので調べてみてください。
ただ、
- 独学がかなり苦手
- 独学で公務員試験に失敗した
- 講義形式のほうが勉強しやすい
という人は、予備校の利用を前向きに検討してみることをおすすめします。
「質問ができる」「担任がフォロー」「論文や面接対策」までサポートしてくれる予備校のメリットは独学にはない非常に魅力的な部分です。
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