【完全版】公務員面接カードの郵送方法&封筒の書き方マニュアル|添え状・宛名・折り方も解説

ねこさん
面接カードが完成したから郵送で送るんだけど、分からないところがいくつかあるから教えて!
伯爵さん
それでは今回は、公務員の面接カードの「郵送での送り方」や「封筒の書き方」の中で、特に質問が多いものについて、端的に答えます!

 

「面接カードが完成したけど、郵送ってどうやって送るの?」

「封筒の書き方や送り方に決まりはあるの?」

そんな疑問を持っている受験生の方へ向けて、この記事では、公務員試験の面接カードを郵送する際の基本的なマナーや注意点を、元県職員(筆者)の経験をもとに、Q&A形式でわかりやすく解説します。

書類を郵送するだけとはいえ、公務員試験の一部です。不備や失礼のないよう、きちんと準備しておきましょう。

 

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公務員面接カードの郵送方法Q&A

まずは、面接カードの郵送での送り方で、質問が多かった項目について回答します。

Q1.面接カードはどのように郵送すればいい?

A.原則として、普通郵便で問題ありません

募集要項に特別な指定がない限り、面接カードは普通郵便で送っても差し支えありません。

ただし、次のようなケースでは速達や書留を検討しましょう。

  • 提出期限が近づいている場合(期日ギリギリ)

  • 万一の配達事故が心配な場合

筆者も実際、大学生のときは普通郵便、社会人受験時は念のため簡易書留で送りました。どちらの場合も、面接では高得点を取れています。

Q2.添え状(送り状)は必要?

A.基本的に不要です。

添え状を同封しても、評価が上がることはまずありません。

面接カードの受付は若手職員や事務担当者が行うことが多く、評価権限のある面接官は郵送の対応について把握していません。

もちろん、ビジネスマナーとして添え状を添えるのは丁寧ではありますが、「評価のためにやる」必要はありません。

伯爵さん
受付処理をしている若手職員はなんとも思っていませんし、評価の権限もありません

Q3.面接カードは折らずに送ったほうがいい?

A.折り目はつけず、ピシッとした状態で送るのがベストです。

面接カードは、多くの場合、そのまま面接官の手元に渡されます。

他の受験生がキレイな状態のカードを提出している中で、折り目やシワがあると「だらしない」「雑」といった印象を与えるおそれがあります。

伯爵さん
ただし、これも直接的に評価に影響するものではありません。大切なのは中身です。

Q4.封筒のサイズは角形2号(A4サイズ)がいい?

A.折らずに送るために「角形2号(A4サイズ対応)」の封筒を使いましょう。

角形2号は、A4サイズの用紙が折らずにそのまま入る標準的な封筒です。

コンビニや文具店でも購入できます。

サイズが小さい封筒(長形3号など)だと、三つ折りが必要になるため、なるべく避けましょう。

Q5.クリアファイルに入れて送るべき?

A.クリアファイルに入れるのは任意ですが、入れると丁寧な印象を与えられます。

特に梅雨時期など封筒が湿気や雨で濡れる可能性がある場合は、クリアファイルに入れておくことで書類の保護になります。

実際、受付担当者も「丁寧だな」と思ってくれるかもしれません。

伯爵さん
私は大学4年のときはそのままで、社会人のときはクリアファイルに入れて送付しました(どちらも面接では高得点でした)

Q6.封筒の色に決まりはある?

A.茶色でも白でもOK。ビジネス用として常識の範囲で選びましょう。

注意点として、以下のような封筒は避けてください:

  • キャラクター付きの封筒

  • 派手なカラーの封筒

  • 柄ものや装飾のある封筒

公務員試験はあくまで「公的な場」。TPOをわきまえた選択を心がけましょう。

封筒の書き方Q&A

次に、面接カード郵送時の封筒の書き方で、質問が多かった項目について回答します。

Q7. 宛名には「御中」?それとも「様」?

A. 組織・部署名には「御中」、担当者・個人名には「様」を使い分けます。

具体例:

  • ○○県人事委員会 御中(←組織名なので「御中」)

  • ○○市役所 総務課 御中(←部署名も「御中」)

  • 担当:山田太郎 様(←個人名には「様」)

万が一間違えてしまっても、評価に響くことはありませんので安心してください。

Q8. 封筒に「面接カード在中」と書くべき?

A. 指示がなければ任意。ただし、書いておくと丁寧です。

封筒の左下に「面接カード在中」と朱書きしておくと、事務処理の際に区別しやすくなります。

赤の油性ペンやスタンプで記入しましょう。

募集要項に「記載すること」と明記されている場合は必ず従ってください

本音:そこまで神経質にならなくて大丈夫です

実のところ、郵送の手続きは評価に大きな影響を与えるものではありません。

面接官が郵送状況まで見ているケースはほとんどなく、担当職員も「マナーとしてOKかどうか」程度の確認しかしません。

大事なのは、面接カードの内容そのものです。

過度に神経質になるよりも、カードの記載内容に全力を注ぎましょう。

郵送に関するチェックリスト(提出前の最終確認)

面接カードに記入漏れはないか?

折り目はついていないか?(できれば角形2号の封筒を使用)

期限に間に合うよう発送したか?(必要に応じて速達や書留)

封筒の宛名の敬称は適切か?(御中/様)

「面接カード在中」と朱書きしたか?(必要に応じて)

丁寧かつ常識的な印象になるよう配慮したか?

まとめ

面接カードの郵送方法について、過度に心配する必要はありませんが、「最低限のマナー」と「丁寧な対応」は大切です。

とはいえ、受験生が本当に注力すべきは「面接カードの内容をどう作るか」です。

提出の方法で減点されることはほとんどありませんが、カードの内容が不十分だと一発でアウトです。

形式にとらわれすぎず、中身に集中しましょう!

伯爵さん
ここまでお読みいただきありがとうございます!
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