この記事では、公務員の出勤時間、早朝出勤のメリット、朝活について、元県職員が自身の体験談や考えに基づき紹介します。
おもに、
- 新人公務員で何時ころ出勤したほうがいいのか迷っている人
- 仕事術を知りたい公務員
- 定時で帰ってプライベートを充実させたい公務員
に役立つ内容となっています。
- 私は極力早く出勤するようにしてきた
- 早朝出勤すると、業務効率が向上する(残業が減る)
- 朝活をして人生の幸福度を上げる
【この記事を書いた人↓】
公務員の出勤時間(経験談)
公務員の始業時間は「8時30分」が多いと思います。
出勤時間は人それぞれですが、以下、私が経験した職場での出勤時間を紹介します。
新人の頃
新人のころは、上司が来る前にお茶・コーヒーや新聞の準備などをしたほうが良いと考えていたため、7時30分から8時ころまでには職場に着くように出勤していました。
いつも職場で1番か2番目くらいの出勤でした。
同期たちはというと、早く来る人もいれば、出勤時間ギリギリに来る人など、様々な人がいました。
県職員時代(現地機関)
公務員4年目くらいになると、朝の時間を大切にしたいと思い、7時30分頃には到着するように出勤していました。
他の職員は、8時から8時20分頃に来る人が多かったです。
県職員時代(県庁)
公務員8年目ぐらいで、県庁の忙しい部署にいた頃は、圧倒的に時間が不足し業務が間に合っていなかったため、7時から7時30分頃には登庁していました。
多忙の中、朝は新聞紙をチェックして、必要箇所をコピーして上司に渡さなければいけなかったので、朝から自由な時間はありませんでした。
他の職員もみな早めに出勤していて、管理職(部長や課長)が来る8時20分前頃には一通りの職員は出勤を終えていました。
学校事務職員時代
学校事務職員時代は業務が忙しくなかったため、のんびり出勤していました。
ただ、朝の出欠席の連絡が保護者から来るため、それに備えるため、始業時間の20分前には行くようにしていました。
他の職員も私と同じか、出勤時間ギリギリに来る人が多かったです。
国土交通省職員時代(現地機関)
国土交通省非常勤職員時代は、県職員時代よりも圧倒的に業務量が少なかったので、8時10分から15分頃に出勤していました。
フレックスタイム制度を利用している職員が数人いて、7時頃から業務を開始している職員がいましたが、基本的には始業時間の15分から30分前くらいに出勤している職員が多かったです。
早朝出勤のメリット3選
早めに出勤すると良いことがたくさんあります。
ここでは、早めに出勤するメリットを3つ紹介します。
- 集中できる(業務効率アップ)
- ワークライフバランス
- 健康とストレス管理
集中できる(業務効率アップ)
早朝出勤の1番のメリットは、「業務に集中できる」ことです。
日中は、
- 上司からの呼び出し
- 来客
- メール
- 電話
- 打ち合わせ
- 会議
などがあり、自分の仕事になかなか集中することが難しいです。
そのため、残業で業務をこなす職員が多くいます。
しかし、朝は誰からも仕事をとめられないので、かなり集中できます。
私は精神科医の樺沢紫苑先生の本に触発されて朝の時間を大事にし始めました。
「人間の脳というのは、起きてから2、3時間は、脳が疲れておらず、さらに脳内が非常に整理された状態にあるため、脳のパフォーマンスが1日で最も高いのです」
「朝の30分は、夜の2時間に匹敵するのです」
引用:「神・時間術」著 樺沢紫苑
ワークライフバランス
朝集中して業務をこなせると、残業時間が減ります。
その分、プライベートの時間を充実させることが可能です。
プライベートが充実すると、仕事への活力がみなぎり、好循環となります。
健康とストレス管理
早朝出勤するためには、夜早く寝て、朝早く起きる必要があります。
そうすると、自然と健康に良い生活習慣となっていきます。
朝からのんびり朝焼けを見ながら、朝ごはんを食べてコーヒーを一杯、、、良いですね。
朝活のすすめ
私が公務員時代からずっと取り組んでいる「朝活」はほんとうにおすすめです。
朝活のおかげで、人生の幸福度が倍増したといっても過言ではありません。
私が朝活でしていることは、
- 朝散歩
- 筋トレ
- 読書
- 資格勉強
- 一日のタスクの確認(段取り)
です。
できれば朝の貴重な時間は、仕事ではなく「自己啓発」や「生産的活動」や「健康活動」などにあててほしいです。
そうすると、人生の幸福度が向上します。
注意として、せっかく朝早く起きたのに、テレビやYouTubeを見てダラダラするのはやめておきましょう。朝活の意味がありませんので。
まとめ
ここまで、公務員の出勤時間、早朝出勤のメリット、朝活について紹介してきました。
公務員の出勤時間は効率的な働き方とワークライフバランスを重視するうえで重要な要素です。
寝坊して朝バタバタして出勤するよりも、早起きして自己啓発をし、ゆっくり出勤をして、朝の静かな時間帯に集中して仕事をする、そんな仕事の仕方をしてみてはいかがでしょうか?
プライベートが充実し、人生の幸福度が上がること間違いなしです。