【公務員】定年退職後も働き続けないと生活費が赤字に!?

2019年に老後2000万円問題が話題となりました。

公務員はなんとなく退職金や年金が多く、老後も安泰と思っている人も多いかもしれません。

 

 
ねこさん
公務員は退職金や年金がしっかりしてるから余裕な老後ライフを送るんだろうなぁ
 
 
伯爵さん
NO!退職後は「ゆとりがない」と言っている人のほうがダントツに多いのが実態です

 

今回の記事では、人事院が公表している「退職公務員生活状況調査 平成29年度」を用いて、公務員の退職後の生活実態をご紹介します。

(データは一般職国家公務員の60歳定年退職者を対象)

 

  • 公務員の退職後の収支はどんな感じ?
  • 支出の内訳はどんな感じ?
  • ゆとりある生活はできる?

 

このようなことが分かる記事となっています。

 

記事の信頼性:この記事は元県庁職員(約9年間勤務)が書いています。

 

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公務員は定年退職後も働き続けないと生活費が赤字に!?

それでは、公務員の退職後の生活の実態をご紹介していきます。

 

家計状況アンケート結果

退職後の生活費の状況ですが、まずは「家計の状況に関するアンケート結果」をご覧ください。

 

家計の状況 就労者 非就労者
十分ゆとりがある 1.8% 2.2%
いくらかゆとりがある 10.5% 11.7%
ゆとりはないが、赤字でもない 35.3% 37.9%
毎月のやりくりに苦労しており、時々赤字が出る 26.0% 18.0%
どうやりくりしても、常に赤字が出て生活が苦しい 22.4% 26.7%
不明 4% 3.5%

(出典:退職公務員生活状況調査平成29年度)

 

「ゆとりがある」と答えた退職公務員は2割にも満たしませんでした

 

ゆとりある安定した生活を送っているのはほんの一部だということが分かります。

 

 
伯爵さん
半数は赤字が出ているという結果に、、、
 
 
ねこさん
悲惨や、、、

 

生活費の状況(収入・支出)

続いて、収入・支出の平均額をご覧ください。

 

就労者の世帯 非就労者の世帯
平均収入月額 平均支出月額 平均収入月額 平均支出月額
38.3万円 36.0万円 19.2万円 33.3万円

(出典:退職公務員生活状況調査平成29年度)

 

定年退職後も働きつづけている世帯でようやく収入が支出をギリギリ超えています。

 

しかし、定年後働いていない世帯では約14万円の赤字家計となっています。

 

なぜこれほどまでに赤字となってしまうのか、それは、年金の満額支給は65歳だからです。

 

そのため、年金が満額入りだす65歳までは

  • 定年後も働き続ける
  • 退職金や貯金を切り崩す

どちらかを選択しなければなりません。

 

このことを知らずに、働きもせず退職金もどーんと一気に使い果たすと、、、考えただけで恐ろしいです。

 

 
伯爵さん
退職金で豪遊は夢のまた夢ですね^^;
 
 
ねこさん
40年近く働いてきてもこんなもんかぁ、現実は厳しい

 

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支出内訳

ちなみに、非就労者の33.3万円の支出内訳は以下の通りとなっています。

 

支出項目 金額(万円)
食料 7.1
住居(家賃・ローン返済) 2.8
光熱・水道 2.3
日用雑貨等 2.0
保健医療 1.9
交通・通信 2.4
子供の教育 0.9
教養娯楽 2.6
税金(所得税・住民税など) 5.4
社会保険料 3.5
その他 2.4

(出典:退職公務員生活状況調査平成29年度)

 

特に何かが高すぎるということもないですが、老後の2人世帯の支出は30万円は超えてくるんですね。

 

退職後はこれまでのように安定収入がなくなるので、生活費の見直しをすることが必要になりそうです。

 

極論、これまでの生活を維持し続けたいなら、働き続けるしかありません。

 

しかし、これまでに資産運用をしっかりとしてきて、貯金に余裕がある勝ち組退職公務員は、年金がなくてもゆとりのある暮らしを始めていることでしょう。

  • 家を買い
  • 車を買い
  • 海外旅行に行き
  • 好きなものを買い
  • 好きなものを食べる

 

 
伯爵さん
全てはこれまでのお金の使い方・貯め方、そして資産運用のタマモノです。老後になって初めてそのことに気がつく人が多いんです^^;

 

ちなみに、公務員の退職金は平均で2000万円程度となっています。

  • 国家公務員(行政職・定年退職)21,523,000円
  • 地方公務員(行政職・定年退職)22,195,000円

 

【参考記事】

国家公務員・地方公務員の退職金ってどのくらい?(定年退職・自己都合の場合)

 

ゆとりある老後のためには資産運用が必要不可欠

公務員の退職後はゆとりがないことが分かりました。

年金が満額支給される65歳以上になれば、収支は落ち着いてきます。

しかし、それまでは働くor貯金を食いつぶすしかありません。

 

老後、ゆとりある生活を送りたいと思う公務員は、現役中に早めに資産運用を開始することをおすすめします。

 

公務員は兼業などは許可制となっていますが、資産運用については積極的に取り組むよう国から奨励されています。

 

資産運用についてはイデコ(個人型確定拠出年金)など様々なタイプのものがありますので、自分に合ったものをお金の勉強をしながら見つけてみてください。

【参考記事】

【公務員おすすめ】個人型確定拠出年金(iDeCo)の知っておくべき注意点・デメリット!

 

 
伯爵さん
ここまでお読みいただき本当にありがとうございます☆