そこで本記事では、公務員試験の一般知能の勉強法について、ご紹介します。
主に、
- 独学で勉強してるけど、一般知能でつまずいてる受験生
- 一般知能だけ予備校や通信教育などで対策できないかなと思っている受験生
の参考になる記事となっています。
この記事は元県庁職員&元学校事務職員の伯爵が執筆しています
- 一般知能は出題数が多いので、一般知識より優先して勉強する
- 独学でどうしても一般知能(特に数的推理・判断推理)がうまくいかないときは、予備校や通信教育の一般知能のみを受講できる単科講座を検討してみる
公務員試験の一般知能とは?
公務員試験の教養試験(筆記試験)には、「一般知識」と「一般知能」があります。
【一般知識】
具体的な科目は、政治経済、社会、世界史、日本史、地理、文学芸術、思想、数学、物理、化学、生物、地学です。
大学受験のセンター試験の全科目が出題されるとイメージすると分かりやすいです。
【一般知能】
一般知能は、数的推理、判断推理、文章理解、資料解釈にわかれています。
数的推理・判断推理は、これまで高校や大学で習ってこなかった科目なので、十分な対策が必要です。
一般知能は出題数が多いため、配点が高くなります。
そのため、8割程度は得点しておきたい科目になります。
一般知識のほうが馴染みがあるので、そちらから勉強して一般知能の勉強をおろそかにしている受験生がいますが、間違いなく落ちます。
出題数が多い科目(配点が高い科目)を優先するのが正義です!
【参考:2023年度国家公務員採用一般職試験の配点(合計40題)】
- 判断推理8題
- 数的推理5題
- 文章理解11題
- 資料解釈3題
- 一般知識13題
一般知能の勉強法(独学)
では、一般知能はどのように勉強すればいいのでしょうか。
まず大原則として、出題数が最も多い科目なので一般知識より優先して(時間を割いて)勉強することが大切です。
一般知能の勉強法としては、私はまず「勉強法の勉強」を徹底的にしました。
そのときに使用した参考書は独学の受験生の多くが愛用している↓
「受かる勉強法、落ちる勉強法」合格への道研究会、エクシア出版
です。(この本は独学受験生には絶対読んでもらいたいです。)
そして、行き着いた勉強法が以下のとおりです。
- 必ずタイム計測を行う
- 問題は解かない
- 1冊の参考書を3回以上繰り返す
- 奇問・難問は無視
- 全科目の中で一番時間をかける
この勉強法の詳細については、別記事でまとめてありますので、興味がある方は一読ください。
【参考記事】【公務員試験・教養試験】数的推理・判断推理の効率的な勉強法を解説!(独学者向け)
独学でうまくいかない受験生におすすめの勉強法(通信教育の単科パック)
上記で、独学での一般知能の勉強を紹介しました。
しかし、受験生のなかには、一般知能に対して(特に数的推理・判断推理)、どうしても苦手意識ができてしまい、思うように勉強が進んでいない方もいると思います。
そういう方は、勉強法の再検討をおすすめします。
具体的には、数的推理・判断推理だけ、予備校や通信教育で、講義を受けたり解説動画をみながら勉強する方法です。
そんなうまい方法があるのかというとあります。
本記事では、資格スクールのクレアールが提供している単科パック(通信教育※)をおすすめします。
(※最初に教材が届いて、あとは解説動画などをみながら勉強していくタイプ)
クレアールをなぜおすすめするかというと、
- 通信教育なのに合格者を多数輩出している(2021年合格者数309人)
- 予備校に通うより格段に安い
- ピンポイント対策が可能(単科講座のみの受講が可能)
クレアールの「一般知能強化パック(大卒程度)」の料金は、45,000円と非常に安いです。(2023年2月17日時点)
クレアールの単科パック良いかもと思われた受験生は、まずは資料請求してみて検討してみることをおすすめします。
読んでみて、微妙そうだと思ったらまた別の勉強法を模索してみればOKです。
【資料請求の仕方】
- 右のリンクからクレアール公務員HPにいき、「資料請求」をクリックしてください。→公務員講座TOP
- 資料請求画面にいきますので、必要事項を入力して、請求内容欄で「公務員試験対策講座パンフレット」にチェックを入れてください。
これで数日以内には資料が送付されてきます。(もちろん送料も含め完全無料です)
まとめ
ここまで、公務員試験の一般知能の勉強法について、ご紹介してきました。
私は、教養試験については独学で十分だと思っています。
ですが、受験生のなかには、本当は独学がかなり苦手だけど、金銭面が問題で仕方なく独学で勉強しているという方もいるかと思います。
そういう方には、今回オススメした苦手科目のみ予備校や通信教育を頼るという勉強はありだと思います。
ただし、いきなり予備校や通信教育に頼るのではなく、まずは独学での勉強を試してみてくださいね。
やっぱり独学が一番安くすみますので。