今回の記事では、就職氷河期世代枠試験の実施状況について、さくっとご紹介します。
この記事は、
2020年度に就職氷河期枠試験を実施した都道府県・市町村等を知りたい人
に役立つ記事となっています。
これを知ることで、2021年度以降どこの自治体で就職氷河期枠試験が行われるか検討をつけることができます。
- 多くの都道府県・政令指定都市が就職氷河期枠試験を実施
- 市区町村においても試験を実施した自治体が多数ある
- 国家公務員では2022年年度までは就職氷河期枠試験を実施、地方公共団体もそれに準じる可能生が高い
- 2020年度に試験が実施された自治体では来年度以降も実施される可能性が高い
【2020年】公務員就職氷河期世代枠試験を実施した都道府県・市区町村一覧
それでは2020年に就職氷河期世代枠試験を実施した都道府県、政令指定都市、市区町村を紹介します。
※参考資料:総務省 地方公共団体における就職氷河期世代支援を目的とした職員採用試験の実施状況(2021年1月23日現在の情報)
都道府県
- 北海道
- 秋田県
- 宮城県
- 茨城県
- 栃木県
- 群馬県
- 埼玉県
- 千葉県
- 東京都
- 神奈川県
- 新潟県
- 富山県
- 石川県
- 福井県
- 山梨県
- 長野県
- 岐阜県
- 静岡県
- 愛知県
- 三重県
- 滋賀県
- 京都府
- 大阪府
- 兵庫県
- 和歌山県
- 鳥取県
- 広島県
- 山口県
- 徳島県
- 高知県
- 福岡県
- 佐賀県
- 長崎県
- 熊本県
- 宮崎県
- 鹿児島県
政令指定都市(大都市)
- さいたま市
- 横浜市
- 川崎市
- 相模原市
- 新潟市
- 静岡市
- 名古屋市
- 京都市
- 堺市
- 神戸市
- 岡山市
- 広島市
- 北九州市
- 福岡市
- 熊本市
市区町村
- 北海道 古平町、島牧村
- 青森県 黒石市
- 岩手県 大船渡市、陸前高田市、八幡平市、矢巾町
- 秋田県 能代市、仙北市
- 福島県 いわき市、白河市
- 茨城県 茨城町、境町
- 栃木県 鹿沼市、小山市、真岡市、矢板市、那須烏山市
- 群馬県 前橋市、高崎市、渋川市、安中市、嬬恋村、草津町
- 埼玉県 鴻巣市、和光市、久喜市、富士見市、吉川市、ふじみ野市、寄居町
- 千葉県 鎌ケ谷市、酒々井町、境町
- 東京都 特別区、府中市、小平市、武蔵村山市、多摩市
- 神奈川県 鎌倉市、藤沢市、逗子市、大和市
- 富山県 富山市、砺波市
- 石川県 金沢市
- 長野県 松本市、喬木村
- 岐阜県 高山市、美濃市、可児市
- 静岡県 藤枝市
- 愛知県 江南市、岩倉市、幸田町
- 三重県 四日市市、伊勢市、志摩市
- 滋賀県 彦根市、近江八幡市、米原市、甲良町
- 京都府 城陽市
- 大阪府 枚方市、八尾市、河内長野市、門真市、泉南市、阪南市、太子町
- 兵庫県 尾崎市、伊丹市、加古川市、赤穂市、西脇市、宝塚市、三田市、加西市、丹波市、朝来市、加東市、福崎町、太子町
- 奈良県 天理市、五條市、田原本町、広陵町、大和郡山市
- 和歌山県 和歌山市、海南市、新宮市、湯浅町、みなべ町
- 鳥取県 米子市
- 岡山県 井原市、美作市、鏡野町
- 広島県 呉市、尾道市、府中市
- 山口県 宇部市、山口市、防府市、周南市
- 徳島県 小松島市、吉野川市
- 香川県 高松市
- 愛媛県 西予市、鬼北町
- 高知県 高知市
- 福岡県 太宰府市、吉富町
- 佐賀県 鳥栖市
- 長崎県 対馬市、五島市、時津町
- 熊本県 八代市、荒尾市、阿蘇市、甲佐町
- 宮崎県 都城市、延岡市
- 沖縄県 那覇市、沖縄市
就職氷河期世代枠試験は2021年以降も実施される?
国家公務員の場合
国家公務員の就職氷河期世代枠試験は「2022年」まで実施とされています。
採用人数は、2020年度から2022年度の3年間で、「毎年150人以上」を目標としています。
令和2年2月26日付け人事管理運営協議会幹事会申合せに基づき、令和2年度から新たに実施される国家公務員中途採用者選考試験(就職氷河期世代)を活用し、令和2年度から4年度の3年間の取組において、政府全体で毎年150名以上(3年間で450名以上)採用することを目標とする。
引用:政府における就職氷河期世代の国家公務員中途採用の方針について(令和5月27日人事管理運営協議会幹事会申合せ)
都道府県や市区町村の場合
都道府県や市町村では、はっきりとした見解が出ていませんが、国家公務員に準じて3年間は就職氷河期世代枠試験を実施する自治体が多いと推察します。
しかし、各自治体によって対応が異なるので、春先以降に自治体HPの採用情報コーナーを随時確認しましょう。
令和2年6月1日時点での地方公共団体の就職氷河期世代枠試験実施予定は、
- 令和2年度 71自治体 (検討中 229自治体)
- 令和3年度 82自治体 (検討中 568自治体)
- 令和4年度 35自治体 (検討中 644自治体)
となっています。
(参考:総務省「地方公共団体における就職氷河期世代等の採用予定に関する調査結果」)
まとめ
ここまで2020年度の就職氷河期枠試験の実施状況について、一覧でまとめました。
今年試験が実施された自治体では来年度以降も行われる可能性が高いです。
いづれにしても就職氷河期枠試験を受験予定の場合は、早い段階で受験勉強を始めたほうがいいです。
勉強方法については、独学・通信教育・予備校(web通信)が考えられます。
それぞれについて、記事にまとめてありますのでよければ参考にしてみてください。
【参考記事】
【就職氷河期世代枠】公務員予備校選びの重要ポイント!(予備校比較あり)
公務員試験初学者の社会人は独学よりも通信教育がおすすめ!(通信教育3社比較)
【社会人の公務員教養試験】独学勉強法のコツは「短期間での繰返し」!